Gmailを利用するにはGoogleアカウントへのログインが必要です。
しかし、急にユーザー情報が違うと言われてしまったり、「2段階認証」や「本人確認」などの画面が表示され、ログインできないケースがあります。
今回は、パソコン(Windows/Mac)でGmailを使いたいのにログインできない時の原因と対処の手順を紹介するのでお困りであれば参考にしてください。
この記事の内容
原因1:メールアドレスまたはパスワードが違う
ログインしようとした時に「パスワードが正しくありません」と表示される場合、まずは入力したメールアドレスとパスワードが本当に正しいものか次の点に注意しながら確認してみてください。
Gmailログインに失敗するよくあるケース
1.入力するメールアドレスが違う
メールアドレス入力欄にはそのアカウントのGmailアドレス(XXXX@gmail.com)を入力します。
Googleアカウントに電話番号を登録している場合は、Gmailアドレスの代わりに登録した電話番号を入力してログインすることもできます。
2.入力間違いをしている
0(ゼロ)とO(オー)、-(ハイフン)と_(アンダーバー)などの入力間違いがないことをよく確認します。
パスワード入力時アルファベットの大文字と小文字は区別されるため、正しく入力します。
3.CapsLockがオンになっている
CapsLockが有効になっているとアルファベットがすべて大文字入力になり、間違ったパスワードを入力してしまいやすくなります。
アルファベットを入力してみて自動で大文字になるようであれば、キーボードのShiftキーを押しながらCapsLockキーを入力してCapsLockを無効にしてください。
4.別のGoogleアカウントと間違えている
複数のGoogleアカウントを運用している場合は別のアカウントのパスワードを入力していないか確認します。
原因2:2段階認証を求められる
Googleアカウントのセキュリティ機能に『2段階認証』という機能があります。
2段階認証を有効にしていても普段はパスワードのみでログインすることができますが、いつもと違うパソコンやブラウザからGoogleアカウントにログインしようとするとたとえ本人であっても2段階認証を求められることがあります。その際は画面の指示に従って認証手続きを行ってください。
もしスマホを紛失した・メールアドレスが使えなくなったなどの理由で2段階認証ができない場合は、『アカウントの復元』を行ってください。
原因3:本人確認を求められる
Googleアカウントへのログイン時に本人確認を求める画面が表示されることがあります。特に、次の操作をすると通常とは異なる行動と判断され、本人確認を求められる可能性が高くなります。
- 新しいパソコンから操作する
- 普段とは違う場所からアクセスする
- アカウントの重要な設定を変更する
本人確認を求められた場合は次の手順で手続きを行います。
「本人であることの確認」画面が表示されると、画面にいくつかの選択肢が表示されます。それぞれ確認し、使用できそうなものを選んでクリックします。
- スマートフォンまたはタブレットで「はい」をタップしてください
- Googleアカウントにスマホやタブレットが紐づけされている場合に表示されます。この方法を選ぶと手持ちのスマホまたはタブレットにログイン認証画面が表示されるので、スマホ(タブレット)を起動して「はい」をタップします。
- 再設定用のメールアドレスを確認してください
- Googleに再設定用メールアドレスが設定されている場合に表示されます。指定したメールアドレスに本人確認用のメールが届くので、メールの本文にあるリンクからログインを許可します。
- スマートフォンやタブレットを使用してセキュリティコードを取得
- 電話またはテキストメッセージを利用して確認用のセキュリティコードを送信します。セキュリティコードを受信したらコードを本人確認画面に入力します。
- セキュリティ保護用の質問
- Googleアカウントに秘密の質問が設定されている場合に表示されます。設定した答えを入力して認証を完了させます。
- 通常ログインするする市町村を入力
- ロケーション履歴機能がオンになっている場合、普段生活している地域を入力することで本人確認を行うことができます。
- Googleアプリをダウンロードして表示されている数字を入力してください
本人確認が完了すれば無事ログインできるようになります。本人確認ができない場合は『アカウントの復元』を行います。
原因4:ログインページの動作がおかしい
ログインページの動作に問題がある場合は次の対処法を試してみてください。
ブラウザを最新版に更新する、または別のブラウザを使う
ブラウザのバージョンが古い場合は最新のバージョンに更新します。
更新しても解決しない場合は、『Google Chrome』などの別のブラウザをインストールし、そちらからログインしてみてください。
ブラウザのクッキーを有効にする
ブラウザのクッキーが無効になっていると正常にログインできないことがあります。お使いのブラウザに合わせてクッキーの有効化設定を行ってください。
ブラウザのキャッシュを削除する
キャッシュを一旦クリアすることで問題が解決できることがあります。各ブラウザの設定手順は次のページなどを参考にしてください。
原因5:アカウントに異常がある
ここまでの原因に問題がなく、メールアドレス・パスワード共に正しいにも関わらずログインできない場合は、アカウントデータの異常が考えられます。
また、アカウントが乗っ取られており第三者にパスワードなどの情報が書き換えられているケースも少なからず考えられます。
アカウントそのものに問題がありそうな場合は、次の手順でまずアカウントの復元を行います。
アカウント復元の手順
- 『アカウントの復元 - Google』のページへアクセスし、アカウント復元の手続きを開始します。
- 画面の指示に従い、メールアドレスとパスワードを入力します。
- いくつか本人確認のための質問や端末操作の指示が表示されます。引き続き内容に従って復元手続きを行ってください。質問の答えがわからない場合はスキップすることもできますが、答えられない質問が多いと手続きに失敗してしまうためできる限り答えるようにしてください。
- 本人確認が無事完了すればGoogleアカウントへログインできるようになります。
もし復元手続きがうまくいかない場合は、Google公式ページの『アカウント復元手順を完了するためのヒント - Google』も参考にしてみてください。
乗っ取りが考えられる場合は?
アカウントが乗っ取られたと思われる場合は、アカウントを復旧した後に、被害の確認と対応、アカウントの保護を行ってください。
その他アカウントに問題がある場合は、Google公式のヘルプフォーラムを活用しましょう。