スマホでLINEアプリを使用していると、普段白い画面や背景が突然真っ黒になって表示されるケースがあります。
LINEの背景のみが黒くなっておりメニューなどが白字で見える場合は、ダークモードになっていることが主な原因として考えられます。
本記事では、LINEの画面が真っ黒/背景が真っ暗になる時の対処法について詳しく紹介します。対処内容はAndroid/iPhoneを想定しています。
この記事の内容
対処1: ダークモードを解除する
AndroidまたはiPhoneのダークモードの機能がオンになっていることが原因で、LINEアプリの画面/背景が真っ黒になっているケースが考えられます。
そのため、ダークモードの機能を解除することで、問題が解決する可能性があります。ダークモードの機能をオフにするには、以下の手順で操作してください。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ディスプレイ」をタップします。
- 項目が見つからない場合は、「ユーザー補助」→「ディスプレイ」の順にタップしてください。
- 「ダークテーマ(またはナイトモード)」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
- iPhoneの場合:
- 画面の右上端から下方向にスワイプします。
- iPhone 8、iPhone SE 2以前の場合は、画面の下端から上方向にスワイプします。
- コントロールセンターが表示されたら、「明るさ(太陽アイコン)」を長押しします。
- 「ダークモード(日の入りまでオン)」をタップして「オフ」に切り替えます。
- 画面の右上端から下方向にスワイプします。
ダークモードを解除できたら、LINEアプリの画面が通常の白い背景になったか確認してください。ダークモードをオフにしても解決しない場合は、次の対処に進んでください。
対処2: LINEの着せ替え設定を変更する
LINEの着せ替え機能で黒い背景のテーマを使用していることが原因で、アプリの画面が真っ暗に表示されているケースが考えられます。
また、Androidの場合はダークモード時にブラック着せかえを適用する設定がオンになっていると、ダークモード時に背景が自動的に暗くなってしまいます。
そのため、LINEの着せ替えの設定を確認して、基本のテーマに戻してみてください。LINEの着せ替え設定を変更するには、以下の手順で操作します。
- 「LINE」アプリを開きます。
- 「ホーム」タブを開いて、右上の「設定(ギアアイコン)」をタップします。
- ショップの「着せ替え」をタップします。
- Androidの場合は、「ダークモードではブラック着せかえを適用」のチェックを外します。
- 「マイ着せ替え」をタップします。
- 「基本」もしくは「ホワイト」の着せ替えの「適用する」をタップします。
- 「ホワイト」の着せ替えはデフォルトでは存在しないため、ラインショップからダウンロードする必要があります。
LINEの着せ替えの設定を変更できたら、画面や背景が白くなったことを確認してください。
対処3: LINEアプリを再起動する
LINEアプリに設定が反映されていないことが原因で、画面や背景が真っ黒になるケースが考えられます。
そのため、ダークモードや着せ替えの設定を変更しても画面や背景が黒い場合は、LINEアプリを一度強制終了してから再起動してみてください。LINEアプリを再起動するには、以下の手順で操作します。
- Androidの場合:
- ホームボタンを上方向にスワイプして、「LINE」を上方向にスワイプして終了します。
- Android8以前の場合は、画面下部の「マルチタスク」ボタンをタップして、「LINE」を上方向にスワイプして終了します。
- ホーム画面から「LINE」を開きます。
- ホームボタンを上方向にスワイプして、「LINE」を上方向にスワイプして終了します。
- iPhoneの場合:
- ホーム画面で画面下から上方向にスワイプして、「LINE」を上方向にスワイプして終了します。
- iPhone8以前の場合は、「ホームボタン」を素早く2回タップして、「LINE」を上方向にスワイプして終了します。
- ホーム画面から「LINE」を開きます。
- ホーム画面で画面下から上方向にスワイプして、「LINE」を上方向にスワイプして終了します。
LINEアプリを再起動できたら、画面や背景が真っ黒になっている状態が解決したか確認してください。
対処4: ダークモードの自動切り替えを無効にする
ダークモードのスケジュールが設定されていると、特定の時間帯にデバイスが自動的にダークモードに切り替わってLINEの画面も黒くなります。
ダークモードの自動切り替えが不要な場合は、スケジュール設定を無効にしてください。ダークモードの自動切り替えを無効にするには以下の手順で操作します。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ディスプレイ」をタップします。
- 「ダークテーマ(またはナイトモード)」の項目をタップします。
- 「スケジュール」をタップして「なし」に変更します。
- iPhoneの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「画面表示と明るさ」をタップします。
- 外観モードが「ライト」になっていることを確認します。
- 「自動」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
ダークモードの自動切り替えを無効にできたら、特定の時間帯にLINEが勝手に真っ暗にならなくなったことを確認してください。
対処5: ダークモードの強制を解除する
Androidには開発者向けオプションにダークモードを強制実行する機能が実装されています。この機能がオンになっていることが原因で、LINEアプリの画面が真っ暗になっているケースが考えられます。
そのため、Androidの場合は、ダークモードを強制実行するオプションがオンになっている場合はオフに切り替えてください。具体的な手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「開発者向けオプション」をタップします。
- 開発者向けオプションが見当たらない場合は、開発者向けオプションがオフになっているため別の対処を試してください。
- 「ダークモードを強制実行」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
ダークモードの強制を解除できたら、LINEの画面や背景が通常の色に戻ったか確認してください。
対処6: ショートカットアプリでダークモードを解除する
iPhoneでは、標準でインストールされているショートカットアプリのオートメーションの機能を使うことで、ダークモードの状態であっても特定のアプリを開く際にライトモードに自動で切り替えることができます。
そのため、iPhoneがダークモードでもLINEをライトモードで開きたい場合は、ショートカットアプリのオートメーションを設定してください。ショートカットアプリのオートメーションの具体的な手順は以下の通りです。
- ホーム画面で「ショートカット」アプリを開きます。
- 「オートメーション」タブを開きます。
- 「個人用オートメーションを作成」をタップします。
- 「App」をタップします。
- Appの「選択」をタップして「LINE」を選択して「完了」をタップします。
- 「開いている」にチェックが入っていることを確認して「次へ」をタップします。
- 「アクションを追加」をタップします。
- 「スクリプティング」をタップします。
- デバイスの項目にある「外観モードを設定」を選択します。
- 外観モードをダークに変更の「ダーク」をタップして「ライト」に変更します。
- 「次へ」をタップします。
- 「完了」をタップします。
以上の設定で、LINEを開く際にはライトモードに切り替わるようになります。設定ができたら、LINEの画面が通常のモードで開くようになったか確認してください。
対処7: LINEを最新バージョンにアップデートする
LINEのバージョンが古く不具合があることが原因で、画面や背景が真っ黒になるケースが考えられます。
そのため、LINEを最新バージョンにアップデートすることで、問題が解決する可能性があります。LINEをアップデートするには、以下の手順で操作してください。
- Androidの場合:
- ホーム画面から、「Playストア」アプリを起動します。
- アプリ画面右上にあるプロフィールアイコンをタップします。
- 「アプリとデバイスの管理」をタップします。
- 「管理」タブをタップして開きます。
- 一覧から「LINE」の項目を探してタップします。
- 「更新」ボタンが表示されたら、ボタンをタップしてアプリのアップデートを行います。
- 「更新」ボタンの代わりに「開く」ボタンが表示される場合は、すでにアプリは最新版にアップデートされているため操作は不要です。
- iPhoneの場合:
- ホーム画面から「App Store」を開きます。
- アプリ画面上部にある「プロフィールアイコン」をタップします。
- 「利用可能なアップデート」のリストで「LINE」アプリの「アップデート」ボタンをタップしてアップデートを実行してください。
- LINEが表示されない場合は、すでにアプリは最新版に更新されているため操作は不要です。
LINEを最新バージョンにアップデートできたら、画面や背景が真っ黒になる問題が解決したか確認してください。
対処8: LINEのキャッシュデータを消去する
LINEアプリのキャッシュデータに問題が起きていることが原因で、画面や背景が真っ黒になるケースが少なからず考えられます。
そのため、LINEのキャッシュデータを消去してリセットすることで問題が解決する可能性があります。ただし、iPhoneの場合はLINEのキャッシュデータを削除できないため、別の対処方法を試してください。
AndroidでLINEのキャッシュデータを消去するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリと通知」をタップします。
- アプリの一覧から「LINE」をタップします。
- アプリが見つからない場合は、「すべてのアプリ」をタップしてください。
- 「ストレージ」をタップします。
- 「キャッシュを削除(消去)」をタップします。
LINEのキャッシュデータを消去できたら、アプリを再起動して画面が黒くなる問題が解決したか確認してください。
対処9: デバイスを再起動する
AndroidまたはiPhoneのシステムに一時的な不具合が発生していることが原因で、LINEの画面が黒いまま戻らないケースが考えられます。
そのため、デバイスの電源を一度切ってから再起動することで、問題が解決する可能性があります。デバイスを再起動するには、以下の手順で操作してください。
- Androidの場合:
- 「電源ボタン」を長押しして「再起動」をタップします。
- iPhoneの場合:
- iPhoneの「サイドボタン」と「音量調整ボタン」を同時に長押しして、電源オフスライダーをドラッグします。「サイドボタン」を長押しして電源を入れます。
- iPhone8以前の場合は、「サイドボタン」を長押しして、電源オフスライダーをドラッグします。
- iPhoneの「サイドボタン」と「音量調整ボタン」を同時に長押しして、電源オフスライダーをドラッグします。「サイドボタン」を長押しして電源を入れます。
デバイスを再起動できたら、LINEアプリを開いて画面が通常の状態に戻ったか確認してください。
対処10: LINEを再インストールする
ここまでの対処方法を試しても解決しない場合は、LINEのアプリデータなどに何らかの問題が発生していることが考えられます。
そのため、LINEアプリを一度アンインストールしてから再インストールすることを検討してください。ただし、LINEを再インストールする際はトーク履歴が削除されるため、必要に応じてバックアップを取ってください。トーク履歴のバックアップを取るには、「ホーム」→「設定(ギアアイコン)」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元(またはトークのバックアップ)」から行えます。
LINEを再インストールするには、以下の手順で操作します。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリと通知」をタップします。
- アプリの一覧で「LINE」をタップします。
- 「アンインストール(または削除)」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら「OK」をタップします。
- 「Playストア」アプリを開いて、「LINE」を検索して通常の手順でインストールします。
- iPhoneの場合:
- ホーム画面で「LINE」のアイコンを長押しします。
- メニューが表示されたら「Appを削除」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら「Appを削除」をタップします。
- 「AppStore」を開いて、「LINE」を検索して通常の手順でインストールします。
LINEを再インストールできたら、アプリを開いて使用していたアカウントに再度ログインして、画面が黒くなる問題が解決したか確認してください。問題が解決したら、必要に応じてトーク履歴のバックアップを復元してください。
対処9で画面戻りました。