パソコンの変換の区切りがおかしい/変更したい時の方法 – Windows/Mac

文節の区切り 変換範囲の変更

WindowsのパソコンやMacで入力した文章を変換すると、意図しない文節の区切り(変換する範囲)になっており変換が上手くできない場合があります。WindowsとMacでは、ほとんど同じ方法で文章の文節を変更して広げたり、縮めることができます。

本記事では、パソコンの変換の区切りがおかしい/変更したい時の方法について詳しく紹介します。

方法1: Shiftキーを使って区切りを変更する

入力した文章の変換時の文節は、変換中にShiftキーと矢印キーを使うことで広げたり縮めて修正することができます。

Shiftキーを使って文節の区切りを変更するには、以下の手順で操作します。

  1. 文章を入力してから、Spaceキーを押して変換中の状態にします。
    文章を変換

    • 例: 「うみにいるかのたいぐん → 海にいる蚊の大群」に変換する場合
  2. 「→」または「←」キーを押して、意図しない文節を選択します。
    変換中のおかしい文節を選択
  3. 「Shift」キーを押しながら、「←」または「→」キーを押して文節の範囲を修正します。
    Shiftキーで文節を変更

    • または、「Ctrl」キーを押しながら「L」または「K」キーを押すことでも同様の操作ができます。
  4. 「Space」キーを押して、文節の適切な変換候補を選択してEnterキーで確定します。
    修正した文節を変換

    • 変更した文節とは別の文節を変換する場合は、「←」または「→」キーを押して文節を選択してから「Space」キーを押して変換してください。

使用しているIMEによって動作が異なる場合がありますが、基本的にはWindowsでもMacでも同様の操作で機能します。

補足: Windows10/11で上記の操作で文章の文節を変更できない場合は、以下の手順で設定を変更してください。

  1. タスクバー右側の「あ」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
  2. 「詳細設定」をクリックします。
  3. 「変換」タブを開きます。
  4. 「異なる文節区切りの変換候補を表示する」のチェックを外します。
    異なる文節区切りの変換候補を表示する オフ
  5. 「OK」をクリックします。

設定を変更できたら、上記の操作で文節を変更できるようになったか確認してください。

方法2: 正しい文節で再変換する

誤った文節で変換を確定してしまった場合は、誤った文節を選択して正しい文節に再変換することができます。 文節に誤りがある文章を正しい文節で再変換するには、以下の手順で操作してください。

  1. 変換前の文章を入力して、「Space」キーを押して一旦変換を確定します。
    • 例: 「うみにいるかのたいぐん → 海にいる蚊の大群」に変換する場合
  2. 誤りがある文節をマウスでドラッグ、または「Shift + 矢印」キーで選択します。
    文節を選択する
  3. Windowsの場合は、「変換」キーを押して再変換します。
    • Macの場合は、「Control + Shift + R」キーを押して再変換します。

    文節を再変換

  4. 正しい変換候補を選択して確定します。
  5. 誤りがある文節が他にもある場合は、同様の手順で修正します。
    別の文節を再変換

以上の手順で、文節に誤りがある文章を正しい文節に修正することができます。

方法3: 正しい文節ごとに変換する

最も単純な方法は、一度に長い文章を入力せずに正しい文節を入力するごとに変換することです。特に変換候補に意図する漢字が出ない場合は、個別で変換するか別の読みなどを入力して変換して入力します。

  1. 最初の正しい文節まで入力して、「Space」キーで変換し「Enter」キーで確定します。
    最初の文節を変換して確定
  2. 次の正しい文節まで入力して、「Space」キーで変換し「Enter」キーで確定します。
    続く文節を変換して確定

    • 文節内の漢字がうまく変換できない場合は、別の読み方などを入力して個別に変換します。
  3. 最後の文節まで同じ手順を繰り返します。

以上の方法で、パソコンの変換の区切りに問題がある場合に文節を修正することができます。

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