Excelのシートが削除・移動・コピーできない原因と対処法は?Windows10

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Windows10でExcelの編集作業をしているとシートのコピーができない、シートの削除ができないというトラブルが発生することがあります。

症状としては「ボタンやメニューがグレーアウトしてしまって操作が選択できない」「エラーメッセージが表示される」など、様々です。また「普段は問題ないのに特定のブックを操作する時だけシートの操作ができなくなる」ということもありえます。

本記事では症状に合わせて、Excelのシートの削除・移動・コピー操作ができない対処法について具体的な対処の手順を紹介します。

Excelシートの削除・移動・コピーできない原因

Excelシートの削除や移動、コピーができない場合は、次の中に当てはまるケースがないか確認してみてください。

操作項目がグレーで選択できない

「削除」や「コピー」などの操作項目がグレーになっていて選択できない場合、ブックの共有機能が有効になっていることが考えられます。ブックの共有を解除してみてください。

シートの追加・編集の操作ができない

シートの追加や編集などの操作ができない場合、ワークブックが保護ビューモードになっていることが考えられます。

保護ビューモードが有効になっていないか確認し、なっている場合は保護ビューモードを無効にします。

既に名前があるエラーが出る

エラーメッセージ「移動またはコピー先のワークシートに既にある名前が含まれています」が出る場合は、シートの名前が重複していることが考えられます。シート名の定義を変更します。

行列数が少ないエラーが出る

エラーメッセージ「移動先またはコピー先のブックの行列数が元のブックの行列数よりも少ないため、シートを移動先またはコピー先のブックに挿入できません。」が出る場合、エクセルのバージョンに問題があることが考えられます。

Excelアプリケーションのバージョンの更新とファイルの形式変換を試してみてください。

対処1:ブックの共有を解除する

エクセルのアプリケーションウィンドウの上部を見て、ブック名の末尾に[共有]の文字があれば共有機能が有効になっています。ブックの共有機能が有効になっている時は、シートの削除やコピーなどの一部の操作ができません。

ブックの共有を解除するには、以下の手順で操作します。

  1. Excelの上部メニューから「校閲」タブを開きます。
  2. タブ内のメニューの中から「ブックの共有」ボタンを探します。
  3. 「ブックの共有」ウィンドウが開きます。「複数のユーザーによる同時編集と、ブックの結合を許可する」のチェックを外して「OK」をクリックします。

もし「複数のユーザーによる同時編集と、ブックの結合を許可する」のチェックが外せない場合は以下の手順で共有ブックの保護設定を確認し、保護の解除を行います。

  1. 「校閲」タブの中にある「共有ブックの保護解除」をクリックします。
  2. パスワード入力画面が表示された場合はパスワードを入力します。

パスワードがわからない場合はシートの作成者にパスワードを求めてください。

対処2:保護ビューモードを無効化する

インターネットからダウンロードしたファイルを開いた時など、セキュリティ機能により保護ビューモードが有効になってしまうことがあります。

「インターネットから入手したファイルは、ウイルスに感染している可能性があります」というメッセージが表示されますが、保護ビューモードが有効になっているとシートの編集操作ができなくなってしまうので、安全であることがわかっているファイルであれば保護ビューモードは無効にして問題ありません。

保護ビューモードを無効にするには以下の手順で操作します。

  1. 上部メニューにある「ファイル」をクリックします。
  2. 左メニューの中にある「情報」をクリックします。
  3. 画面中央に「編集を有効にする」というボタンが表示されるのでクリックします。

これで保護ビューモードが無効化され、シートの編集ができるようになります。

対処3:名前の定義を修正する

Excelには名前という作業効率化のための機能がありますが、シートの複製を行うと名前の重複によりエラーが発生してしまうことがあります。エラー発生時には「コピー先のワークシートに既にある名前が含まれています」というメッセージが表示されます。

問題を解決するには定義済みの名前を削除します。ただし名前の削除を行うと計算式やマクロが正しく動作しなくなる可能性がありますので、操作の前に必ずバックアップを作成してください。

  1. コピー元のブックを開きます。
  2. 上部メニューにある「数式」タブをクリックします。
  3. タブ内にある「名前の管理」ボタンをクリックします。
  4. 「名前の管理」ウィンドウが開きます。リストに表示された名前の定義項目をクリックし、「削除」ボタンをクリックして定義を削除します。
  5. 操作を繰り返しリストに登録されているすべての名前を削除します。
    • 削除する項目が多い時はShiftキーを押しながらリストの先頭の項目→リストの最後尾の項目の順にクリックするとすべての項目が一括選択され、一度ですべての項目を削除できます。
  6. 名前の管理ウィンドウを閉じ、コピー先のブックにシートをコピーします。

対処4:Excelの更新とファイル形式を変換する

シートの移動またはコピーをする際、2つのブックのファイル形式が一致していないとエラーが発生することがあります。

まず、現在使用しているExcelアプリケーションのバージョンが古い場合は最新版に更新してください。

アプリケーションのバージョンを確認したら、コピー先のブックのファイル形式を変更します。

  1. コピー先ブックを開きます。
  2. 上部メニューの「ファイル」をクリックします。
  3. 左メニューの「情報」をクリックします。
  4. 「変換」ボタンをクリックします。
  5. 確認メッセージが表示されたら「OK」をクリックします。
  6. これでファイル形式が変更されます。この状態でもう1度シートのコピーまたは移動を試してみてください。

いずれの対処法も効果がなく、問題が解決できない場合はシート全体をコピーするのではなくデータのみをコピーすることでトラブルに対処できる可能性があります。

シート上の全データを選択するにはExcelの画面左上にある三角アイコンをクリックするか、ショートカット「Ctrl+A」を入力します。この状態でデータをコピーし、新規シートにデータを貼り付けしてください。

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