iPhoneやAndroidのスマホを充電しようとすると電源が勝手に落ちてしまったり、充電中にいつの間にか電源が落ちてしまうケースがあります。
スマホ自体の故障を真っ先に考えますが、その他の原因によって電源が切れてしまう場合もあります。
今回は、スマホを充電すると勝手に電源が落ちる・切れる時の対処法について解説します。
この記事の内容
充電するとスマホの電源が落ちる原因
充電をするとスマホの電源が落ちる場合が、次の原因が考えられます。
- 充電のコネクタ部分が濡れている
- 充電ケーブルの不良・破損
- Android/iOSの不具合
- スリープタイマーが有効になっている
- バッテリー、ロジックボードの故障
特にコネクタが濡れたことで漏電と判断されて電源が落ちる、また充電コードの不良が原因になるケースが多いです。
順に対処法を紹介していくので参考にして下さい。
対処1: コネクタ部分を乾かす
雨でスマホが濡れてしまった場合やお風呂でスマホを使用していた場合など、接続部分に水滴がついた状態で充電を行うとスマホが漏電と判断し、電源が自動的に落ちてしまいます。
そのため、充電コネクタが濡れていないか確認して、接続部分が濡れている場合はしっかりその部分を乾かして下さい。
漏電はスマホの故障にも繋がります。耐水・防水対応のスマホであっても充電時は十分注意して下さい。
対処2: 充電ケーブルを替えてみる
使用している充電ケーブルが、内部で断線していたりコネクタ部分が壊れていたりすると、スマホの充電が正常に行えず単純に電池切れで電源が落ちてしまうことがあります。
そのため、充電ケーブルを新品もしくは予備のケーブルに交換して充電を行ってみて下さい。充電する際にスマホの電源がついている場合は、スマホに充電マークが表示されているか確認して下さい。
交換したケーブルで電源が落ちなかった場合は、それまで使用していたケーブルに問題があると判断できます。
充電ができなかったり、充電マークが表示されない場合は、次のページを参考にして下さい。
対処3: ソフトウェアアップデートをする
スマホのOSに不具合があり、充電ケーブルを指した途端に電源が落ちてしまうケースがあります。
過去にもAndroidをバージョンアップデート後に、スマホ充電すると電源が落ちてしまう不具合が、Googleのコミュニティに報告されています。
OSの不具合は、メーカーから修正のアップデートが提供されるのを待つしかありません。
OSアップデート後に症状が発生するようになった場合は、アップデートを試して最新のOSが提供されていないか確認して下さい。
対処4: スリープタイマーの機能を無効にする
スマホの機種によっては、本体の電源を自動でオフにするスリープタイマー機能が搭載されてる場合があります。
充電中に決まった時刻にスマホの電源が落ちる場合は、自動電源オフの機能が有効になっていないか確認して下さい。
Androidの一部の機種では、次の手順でスリープタイマーの設定を変更できます。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「指定電源ON/OFF」をタップします。
- 設定項目は機種によって異なります。
- 設定項目がない場合は、自動電源オフの機能が無いことが考えられます。
- 電源OFFのスケジュールがオンになっている場合はオフに変更します。
スリープタイマー機能はアプリで設定しているケースもあるため、関連したアプリがある場合は設定を確認して下さい。
対処5: バッテリーを交換する
スマホのバッテリーに異常があり、充電時にスマホの電源が落ちてしまうケースが考えられます。
特にスマホを購入してか2年以上経過していて、普段からバッテリーの減りが早い場合は、バッテリーが劣化・故障していることが考えられます。
次のページを参考に、スマホのバッテリーが劣化・寿命を迎えていないか確認してみて下さい。
購入から一度もバッテリーを交換しておらず、バッテリーの劣化が確認できる場合は、スマホのバッテリーの交換を検討して下さい。
対処6: スマホを修理する
ここまでの対処で改善しない場合は、スマホ内部のロジックボードに異常があることが考えられます。
一度購入したショップやメーカーに症状を伝えて修理を依頼して下さい。
ただし、修理は保証に入っていないと数万円掛かってしまう場合もあります。iPhoneが保証の期間内か確認するには、以下のページを参考にしてください。
スマホのモデルがそもそも古い場合は、スマホ自体の買い替えを検討することをおすすめします。