Androidのスマホやタブレットには、Google Play開発者サービスというアプリが標準でインストールされており、バックグラウンドで常駐しています。
Google Play開発者サービスは通常であれば自動的に更新されますが、正常に更新されないケースがあります。また、手動で更新しようとしてもエラーが出て更新できないケースもあります。
本記事では、AndroidのGoogle Play開発者サービスを正常に更新できない/アップデートできない時の対処法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: デバイスを再起動する
Androidデバイスに一時的な不具合が発生していることが原因で、Google Play開発者サービスを更新できないケースが考えられます。
システムに一時的な不具合が発生している場合は、デバイスを再起動するだけで改善することが多いです。
そのため、Androidデバイスの再起動を最初に試してみてください。再起動を行うには、電源ボタンを長押しして「再起動」をタップします。
デバイスを再起動できたら、Google PlayストアからGoogle Play開発者サービスを更新できないか試してみてください。再起動しても更新できない場合は、次の対処方法に進んでください。
対処2: Google Play開発者サービスのデータを削除する
Google Play開発者サービスのキャッシュ、またはアプリデータに問題が起きていることが原因で、正常に更新処理ができないケースが考えられます。
そのため、Google Play開発者サービスのキャッシュ、またはアプリデータを一度削除してから更新を試してみてください。キャッシュとアプリデータを削除するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを起動します。
- 「アプリと通知」をタップします。
- アプリ一覧から「Google Play開発者サービス」をタップします。
- アプリが見つからない場合は、「全てのアプリを表示」または「システムアプリを表示」をタップしてください。
- 「ストレージ」をタップします。
- 「キャッシュを削除(キャッシュを消去)」をタップします。
- キャッシュを削除しても更新ができない場合は、続けて次の手順を行ってください。
- 「ストレージを削除(データを削除)」をタップして、「OK」をタップします。
Google Play開発者サービスのデータを削除できたら、更新が正常にできないか試してみてください。
対処3: 検索エンジンからGoogle Play開発者サービスを更新する
Googleの検索エンジンからGoogle Play開発者サービスのページにアクセスして、更新を実行すると問題が解決することを一部のユーザーが報告しています。
そのため、以下の手順でGoogleの検索エンジンからの更新を試してみてください。
- 『Google』のページにアクセスして、「Google Play開発者サービス」と入力して検索します。
- 「Google Play」の項目に表示される「Google Play開発者サービス」をタップします。
- 一度タップしてもページが切り替わらない場合は、ページが切り替わるまで何度もタップしてください。
- 「Google Play開発者サービス」のページが表示されたら、ストアページに移動します。
- 「更新」をタップしてアップデートを実行します。
以上の手順で、Googleの検索エンジン経由でGoogle Play開発者サービスを更新することができます。上記の手順を試しても正常に更新できない場合は、次の対処方法に進んでください。
対処4: Google Play開発者サービスを再度有効化する
Google Play開発者サービスを一度無効化してから再度有効化することで、更新できない問題が解決する可能性があります。
Google Play開発者サービスを再度有効化するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを起動します。
- 「アプリと通知」をタップします。
- アプリ一覧から「Google Play開発者サービス」をタップします。
- アプリが見つからない場合は、「全てのアプリを表示」または「システムアプリを表示」をタップしてください。
- 「無効にする」をタップします。
- 「無効にする」がグレーになっている場合は、以下の手順で「デバイスを探す」機能をオフにしてから無効化ください。
- 「設定」アプリの最初の画面に戻って、「セキュリティ(ロック画面とセキュリティ)」をタップします。
- 「機器管理アプリ」、または「詳細設定」→「機器管理アプリ」をタップします。
- 「デバイスを探す(Find My Device)」のスイッチを「オフ」にします。
- 「無効にする」がグレーになっている場合は、以下の手順で「デバイスを探す」機能をオフにしてから無効化ください。
- 少し待ってから「有効にする」をタップします。
- 「デバイスを探す」機能をオフにした場合は、オンに戻してください。
以上の手順で、Google Play開発者サービスを再度有効にすることができます。再度有効化できたら、アプリが正常に更新できるようになったか確認してください。
対処6: ストレージの空き容量を確認する
Androidデバイスのストレージの空き容量が不足していることが原因で、Google Play開発者サービスを更新できないケースが考えられます。
そのため、ストレージの空き容量を確認して、空き容量が不足している場合は確保してください。空き容量を確認するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ストレージ」をタップします。
- 「デバイスのストレージ」または「内部共有ストレージ」などの項目に表示される数値とグラフで空き容量を確認します。
空き容量が不足している場合は、不要な写真や動画、アプリなどを削除してください。空き容量が確保できたら、再度Google Play開発者サービスの更新を試してみてください。
対処7: 日付と時刻を再取得する
Androidデバイスの日付と時刻が正確でないことが原因で、Google Play開発者サービスを更新できないケースが考えられます。
そのため、日付と時刻の自動取得をやり直して修正することで、更新できない問題が解決する可能性があります。日付と時刻を自動で再取得するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを起動します。
- 「システム(または一般管理など)」をタップします。
- 「日付と時刻」をタップします。
- 「自動日時設定」のスイッチを「オフ」にして、数秒待ってから「オン」に戻します。
上記の手順で日付と時刻を再取得できたら、Google Play開発者サービスが正常に更新できるようになったか確認してください。
対処8: Google Play開発者サービスを再インストールする
Google Play開発者サービス自体に不具合があることが原因で、正常に更新ができないケースが考えられます。
そのため、Google Play開発者サービスを一度アンインストールしてから再度インストールすることで問題が解決する可能性があります。
Google Play開発者サービスを再インストールするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを起動します。
- 「アプリと通知」をタップします。
- アプリ一覧から「Google Play開発者サービス」をタップします。
- アプリが見つからない場合は、「全てのアプリを表示」または「システムアプリを表示」をタップしてください。
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をタップして、「アップデートを削除(更新を削除)」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら「OK」をタップします。
- 「Google Playストア」を起動して「Google Play開発者サービス」を検索し、アプリのページに移動します。
- 「更新」ボタンをタップします。
以上の手順で、Google Play開発者サービスを再インストールすることができます。再インストールができたら、正常に最新版にアップデートされたか確認してください。
対処9: アプリの設定をリセットする
Androidデバイスの設定に何らかの問題があることが原因で、Google Play開発者サービスを正常に更新できないケースが考えられます。
そのため、全てのアプリの設定を初期状態に戻すことで、問題が解決する可能性があります。アプリの設定をリセットしてもデータ等が消えることはありませんが、アプリの有効/無効や権限、通知などの全ての設定が初期状態に戻る点に注意してください。
全てのアプリの設定をリセットするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを起動します。
- 「アプリと通知」をタップします。
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をタップして、「アプリの設定をリセット」を選択します。
- 確認ポップアップが表示されたら内容を確認して、「リセット」をタップします。
全てのアプリの設定をリセットできたら、Google Play開発者サービスが正常に更新できるようになったか確認してください。
お示し頂いた対策を順次実施しましたが、復帰出来ずあきらめかけていましたが
最後の対処9:アプリのリセットで完全復旧しました。
本当に助かりました、有難うございます。