ChatGPTのログインページでアカウントにログインしようとすると、エラーが表示されてアカウントにログインできない場合があります。
また、ChatGPTのログインページが真っ白になってログイン画面が表示できないケースもあります。
本記事では、ChatGPTでアカウントにログインできない時の対処法について詳しく紹介します。対処方法は、iPhone/Android/PCを想定しています。
この記事の内容
対処1: アカウント情報を確認する
ChatGPTにログインする際に入力しているアカウント情報が間違っていることが原因で、アカウントにログインできないケースが考えられます。アカウント情報が間違っている場合は、「Wrong email or password」のエラーが表示されます。
そのため、ChatGPTのログインページで入力しているメールアドレスおよびパスワードに間違いがないか確認してください。
- メールアドレス:
- 入力したメールアドレスにスペルミスがないか確認してください。
- メールアドレスを変更するには、「Edit(編集)」のリンクを押すと変更できます。
- アカウントの登録に使用したメールアドレスは、登録時にOpenAI(noreply@tm.openai.comなど)から届いているメールを探すことで確認できます。
- パスワード:
- 大文字小文字などを間違えていないか確認してください。
- 目のアイコンを押すことで、入力中のパスワードを表示することができます。
- アカウントのパスワードを忘れてしまった場合は、以下の手順でパスワードをリセットすることができます。
- ログイン失敗時に表示される「Forgot password?(パスワードを忘れた場合)」のリンクを開きます。
- アカウントのメールアドレスを入力して「Continue(続ける)」を押します。
- OpenAI(noreply@tm.openai.comなど)から届いたメールを開いて、「Reset password(パスワードリセット)」のボタンを押します。
- 新しいパスワードを2回入力して「Reset your password(パスワードをリセット)」を押します。
アカウントを持っていない場合は、「Sign up」をクリックして新しいアカウント作成してからログインしてください。
正しいアカウント情報を入力しているにも関わらずChatGPTにログインできない場合は、別の問題が考えられるため次の対処方法に進んでください。
対処2: ページを再読み込みしてからログインする
ChatGPTのページの読み込みに一時的な問題が起きたことが原因で、アカウントのログインができないケースが考えられます。
そのため、ブラウザでページを再読み込みしてから、アカウントのログインを試してみてください。ブラウザでページを再読み込みするには、アドレスバー横の「更新アイコン」を押します。
ページを再読み込みしてもChatGPTにログインできない場合は、次の対処に進んでください。
対処3: ChatGPTのサーバー障害を確認する
ChatGPTのサーバーに一時的な問題が起きていることが原因で、アカウントのログインができないケースが考えられます。
特に多くのユーザーが集中的にアクセスする時間帯は、過負荷によってサーバーのレスポンスが極端に遅くなったり、サーバーがダウンしてログインが正常に機能しない場合があります。過負荷によって問題が起きている場合は、「ChatGPT Is at Capacity Right Now.」などのエラーメッセージが表示されます。
そのため、ChatGPTのサーバーの稼働状況に問題が起きていないか確認してください。ChatGPTのサーバー状況は、以下の公式ページで確認することができます。
ChatGPTのサービスに問題が起きている場合はユーザー側で対処できないため、数十分から数時間待ってからログインを試してください。
対処4: インターネット接続を確認する
デバイスのインターネット接続に問題が起きていることが原因で、ChatGPTのログインに問題が起きるケースが考えられます。
そのため、デバイスがインターネットに正常に接続できているか確認してください。デバイスのインターネット接続を確認するには、以下の手順で操作してください。
- ブラウザアプリ(EdgeやSafari、Chromeなど)を開いて、任意のウェブサイト(GoogleやYahoo!など)にアクセスします。
- ウェブサイトが正常に表示されるか確認します。ウェブサイトの読み込み時にエラーが出る場合は、インターネット接続に問題があることが考えられます。
インターネット接続に問題がある場合は、以下の方法で問題が解決しないか試してみてください。
- Wi-Fiに接続している場合は、ルーターを再起動する
- モバイルデータ通信、またはWi-Fiの電波が良好な場所に移動する
- Wi-Fi、またはモバイルデータ通信に切り替える
- デバイスを再起動する
デバイスがインターネットに正常に接続できるようになったら、ChatGPTにログインできるようになったか確認してください。
対処5: ブラウザのキャッシュを削除する
ブラウザのキャッシュデータに問題があることが原因で、ChatGPTでアカウントにログインできないケースが考えられます。
そのため、ブラウザのキャッシュを一度削除することで、問題が解決する可能性があります。ブラウザのキャッシュを削除するには、以下の手順で操作します。
- iPhone/Androidの場合:
- Safariの場合:
- 「設定」を開いて、「Safari」をタップします。
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら、「消去」をタップします。
- Chromeの場合:
- Chromeを起動して、「メニュー(３点アイコン)」をタップして「履歴」を選択します。
- 「閲覧データを削除」をタップします。
- 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「データを消去」をタップします。
- Safariの場合:
- Windows/Macの場合:
- Chromeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「その他のツール」→「閲覧履歴を消去」の順にクリックします。
- 期間を「全期間」に変更して、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。
- 「データを削除」をクリックします。
- Firefoxの場合:
- 右上の「メニュー(3本線アイコン)」→「設定(またはオプション)」の順にクリックします。
- 左ペインで「プライバシーとセキュリティ」を選択して、「履歴を消去」をクリックします。
- 「消去する履歴の期間」を「すべての履歴」に変更して、「キャッシュ」にチェックを入れます。
- 「今すぐ消去」をクリックします。
- Edgeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「履歴」→「履歴データをクリア」の順にクリックします。
- 時間の範囲を「すべての期間」に変更して、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。
- 「今すぐクリア」をクリックします。
- Safariの場合:
- 上部メニューの「履歴」→「履歴を消去」を選択します。
- 消去の対象を「すべての履歴」に変更して「履歴を消去」をクリックします。
- Chromeの場合:
ブラウザのキャッシュを削除できたら、ChatGPTのログインページにアクセスしてアカウントにログインできるようになったか確認してください。
対処6: ブラウザの拡張機能を無効にする
PCのブラウザを使用してChatGPTにログインできない場合は、ブラウザの拡張機能が原因になっているケースが考えられます。
そのため、ブラウザの拡張機能を全て無効化して問題が解決しないか確認してみてください。ブラウザの拡張機能を無効にするには、以下の手順で操作します。
- Chromeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「その他のツール」→「拡張機能」を選びます。
- 拡張機能の一覧が表示されたら、拡張機能名の右下にあるスイッチをクリックして「オフ」に切り替えます。
- Firefoxの場合:
- 右上の「メニュー(3本線アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
- 拡張機能の一覧が表示されます。全ての拡張機能のスイッチを「オフ」に変更します。
- Edgeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
- 拡張機能の一覧で、拡張機能のスイッチを「オフ」に変更します。
ブラウザの拡張機能を無効にできたら、ChatGPTのログインページを再度読み込み直してログインできるようになったか確認してください。
対処7: VPN接続を切断する
デバイスでVPN接続を使用している場合、ChatGPTのログインに問題が起きる場合があります。
そのため、デバイスのVPN接続を切断した状態で正常にログインできないか確認してください。VPN接続を切断するには、以下の手順で操作してください。
- iPhoneの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「VPN」のスイッチをタップして「オフ」に切り替えます。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ネットワークとインターネット」をタップします。
- 「VPN」をタップします。
- 「接続中のVPN」をタップして「切断」をタップします。
- Windowsの場合:
- タスクバー右側の「ネットワーク(またはWi-Fi)」アイコンをクリックします。
- ネットワークの一覧から「接続中のVPN」の「切断」をクリックします。
- Macの場合:
- 「Appleマーク」→「システム環境設定」の順にクリックします。
- 「ネットワーク」をクリックして開きます。
- ネットワークの一覧から「接続中のVPN」を選択して「接続解除」をクリックします。
デバイスのVPN接続を切断できたら、ChatGPTにログインできるようになったか確認してください。
対処8: ChatGPT Plusを使用する
ChatGPTには無料で使用することができますが、ChatGPT Plusという有料プランにアップグレードすることができます。
ChatGPT Plusでは、最新の大規模言語モデルであるGPT-4を使用できるほか、混雑時でも優先的にサーバーにアクセスすることができるようになります。
そのため、混雑時にChatGPTにログインできなくなって困る場合は、ChatGPT Plusの有料プランに切り替えることで問題を回避できる可能性があります。ChatGPT Plusへのアップグレードは、メニューの「Upgrade plan」から行うことができます。
ただし、あくまで優先的にChatGPTのサーバーにアクセスが行えるだけで、必ずしも混雑時でも快適に使用できるわけではない点に注意してください。
対処9: Bingチャットを使用する
Microsoftが提供する検索エンジンBingには、ChatGPTと同じ技術を使ったBingチャットの機能が実装されています。
そのため、ChatGPTが使用できない時の代用としてBingチャットを使用することもできます。PCからBingチャットを使用するには、以下の手順で操作します。
- 『Bing』のページにアクセスします。
- 上部の「チャット」をクリックすると、Bingチャットの画面が表示されます。
- Bingチャットを使用するには、Microsoft Edgeの使用が必須です。
Bingチャットは基本的に無料で使用することができますが、使用にはいくつかの制限が設けられています。Microsoftアカウントにサインインすることで、使用する際の制限を多少緩和することができます。
また、PCではなくスマホからBingチャットを使用する場合は、モバイルアプリ版のBingまたは専用アプリをインストールする必要があります。