台湾を拠点に置くパソコンメーカー「ASUS(エイスース)」。リーズナブルかつコストパフォーマンスの優れた製品がウリの企業です。ですが、気になるのは利用された方からの評判。
日本製パソコンしか購入したことのない方にとって、外国製・特にメイドインアジアの製品を買うのは少し勇気が要りますよね…。特にサポート面が心配という方も多いと思います。
そこで今回の記事では、主要シリーズ
- TransBook
- VivoBook
- Zenbook
の3機種について、ASUS製ノートパソコンのユーザーからの評判と口コミをまとめてみました。
この記事の内容
タブレットとしても使える「TransBookシリーズ」の評判
最初に紹介するのはTransBookシリーズです。
TransBookは、キーボードを分離してタブレットとしても使用できる2in1のモバイルノート。実売価格が40000円前後と手を出しやすい価格なのも人気の理由と言えそうです。中には2万円台で販売しているネットショップも。
■購入ユーザーの口コミ
Transbookはここまで角度を広げられるのは嬉しい。Miniなのでサイズも重量もコンパクトだけれど、気軽に持ち運ぶには良いかな。文章入力多い人はやはりZenBook。 pic.twitter.com/kpyumLtQBf
— Life Style Image (@_LifeStyleImage) 2016年5月31日
1. ASUS TransBook T100TA
モバイル機器は色々試したけれど、ノートPCに落ち着いた。すこしもっさりした感があるも除けば大概満足している。 pic.twitter.com/9I4OStLBMq— いしおか (@mino_ishioka) 2016年5月30日
ASUS Transbook Chi90買った。キーピッチがやや狭いけど、持ち運びは断然楽になったので満足 pic.twitter.com/VII2i5opDg
— awamori (@awamori_tt) 2016年3月8日
評判を見てみると、大きさがA4用紙より小さいということもあり、「サイズがコンパクトでまとまっている」のが評価されているようです。動作も低価格帯パソコンの割に快適。
ただし、キーボードの大きさはコンパクトなので、打ち辛く感じられる方もいらっしゃるようです。
初期よりMicrosoft office Mobileがインストールされているのも高評価に繋がる点でした。
一番の売れ筋モデルということもあり、総じて高評価が多い印象でした。TransBookシリーズで2017年現在の一番の売れ筋は「TransBook T101HA」です。
軽さが売りのモバイルノート「VivoBookシリーズ」の評判
続いて紹介するのがVivobookシリーズの「E200HA-8350」。
先述したTransbookと被ってしまう部分があるのですが、3万円台という「低価格」と重量1キロ未満という「コンパクトさ」がウリのモデルです。
■購入ユーザーの口コミ
ASUSのvivobookなかなか使いやすい!何よりも軽いのが素晴らしい!今度レビューを簡単に書いてみようかな!
— くちばし@お金ブロガー (@lifedance222) 2017年4月18日
ASUS VivoBook E200HAを持ち歩いて使ってみた結果、2万ちょっとの端末としては全然使えることがわかった。やっはり軽いのは正義。
— うらかみ@2017年SFC修行解脱 (@quoll718) 2017年1月31日
シリーズ前作の「E200HA」ではメモリが2GBという部分で不満の声が多かったのですが、E200HA-8350では4GBに増量されており、前作での欠点をカバーしています。
使用者のレビュー・感想を見てみると、「薄さ」「軽さ」を推す声が非常に多かったです。屋外でノートPCを利用される方・ノートを持って移動をよくするといった方にとって、軽さは特に重要ですね。
際立った悪評は見受けられませんでしたが、気になるのは「容量が少なめ」という点。「WindowsOSならば64GBに」という意見を出されているユーザーの方もいらっしゃいました。
しかし、価格帯を考えるとこちらもコストパフォーマンスに優れた製品と言い切ることができるでしょう。概ね高評価がついていた良モデルでした。
動作が快適なハイスペック薄型ノート「zenbookシリーズ」の評判
最後に紹介するのは、zenbookシリーズの「zenbook3」。
ここまで紹介してきた商品と打って変わって、価格帯が15~20万円ほどの高級モデルです。
■購入ユーザーの口コミ
zenbook起動もシャットダウンも速すぎ
優秀すぎる(満足気)
— まろん。 (@marooooon_531) 2014年4月15日
ZENBOOKしばらく使ってみて、非常に満足度高い。アルミ切削のボディで高級感あるし、SSDつんでて起動も早いし、折り畳むと薄いから持ち運び便利。買ってよかったです(・∀・)
— moju( ・`ω・´ (@mojuyama) 2012年9月12日
ZenBook 3、サイズや重量、処理能力的な部分は快適なんだけど、キーボードがくせ者。ストロークの浅さに起因するキータッチはすぐに慣れたけど、Enterキーが遠いんだよなぁ。Spaceバーも短いし。そのうち慣れると思うけど。
— (TeT) (@TeTwit) 2017年1月8日
Zenbookシリーズは、「薄さ」に加えて「機能性」を追求したモデル。上位モデルの「zenbook3 UX390UA-512GP」ではCPUにCore i7を搭載しています。
下位モデルでもCore i5を搭載と、ノートパソコンの中でも屈指の高性能PCと言えそうです。動作も快適でメインPCとして使っている方も多いようです。
「機能性」と「薄さ」を両立して実現しているためインターフェースが他製品よりも乏しいです。zenbook3にはSDカードスロット・USB typeAジャックがありませんのでご注意を。
また欠点としては、「スペースキーが短い」などキーボード配列が若干特殊な点に不満の声が挙がっていました。「打ち辛い」といった意見が多かったので、注意が必要かもしれません。
価格帯が高いということもあり、前に紹介した2モデルよりも若干低評価の声が目立ちました。
しかし、高く評価する意見も多く、特にノートPCを常に持ち歩くというユーザーからは“理想的なモデルだ”という声も挙がっていました。
ASUSのサポート面の評判・口コミは?
気になったのが、上記の機種紹介の中では触れませんでしたが「サポート面」での問題。事実、ネット上にASUSのサポート面がいまいちといった声も存在しています。
例えば、「キーボードの故障で、無償の保証期間中でもモノによっては金銭を請求される」「電話での“引き継ぎ”が正しく行われず、折り返しの連絡が来ない」「HDDを連絡なく初期化される」などなど…。
ですが最近は、ネットでの評判に懲りたのか「電話対応は普通だった」「以前より改善されている」との声も挙がるようになりました。
少し思慮する点はありますが、“悪評だらけ”というイメージを大袈裟にとらえる必要は無いのでは、と感じます。
コスパを考えればASUS製品の偽りなし
概ねの評判通り、ASUS製のノートパソコンは「コストパフォーマンス」に優れていると言い切ってよさそうです。
そして、どの製品にも「薄さ」を追求するという点にも、個人的に好感が持てました。特に「TransBook:T101HA」は、ノートPCを初めて購入される方に推したいモデル。
総合的に見て、アジア製PCメーカーの中では「優秀」な部類と言えそうなASUS製品。今後のリリースにも注目したいところですね!