消す前に確認!iCloud写真(フォトライブラリ)を削除する方法と注意点は?

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iOS8.3から追加されたサービス「iCloud写真」。iPhone・iPadで撮影した写真や動画を、他のiOSデバイスと同期できる便利な機能です。

インターネット上でもiCloud.comでも見られるという優れもの、写真撮影が仕事・趣味という方が利用していることも多いはず。

そんなiCloud写真ですが、削除をする際に注意しなければならないことがあります。今回の記事では、「iCloud写真の削除方法と注意点」をまとめてみました。

*2018/11UPDATE 名称が「iCloudフォトライブラリ」から「iCloud写真」に変更されたようです。

そもそも「iCloud写真」とは


削除手順を紹介する前に、「iCloudフォトライブラリ」がどのようなサービスなのかを理解しておきましょう。

「iCloud写真(旧:iCloudフォトライブラリ)」は、iPhoneやiPadなどAppleデバイスから撮影された写真を、自動的にiCloudへと保存してくれる機能です。

「iCloud写真」をオンにすることで、同じIDでログインしている他のデバイスとも同期でき、パソコンからでもiCloudから写真を確認することが可能です。

主な活用法として、Appleデバイスから撮影した写真・ビデオのバックアップツールとしてiCloudフォトライブラリ機能をオンにしている方が多いです。

「マイフォトストリーム」との違い…

ちなみに、iCloud写真と似た機能に「マイフォトストリーム」という無料のサービスがあります。

こちらも、iPhoneで撮影した写真をインターネット経由でパソコンと共有できるサービス。ただし、マイフォトストリームはiCloudストレージを利用しないため「iCloudの上限容量が気になる!」という方はこちらを使うのがベストかもしれません。

欠点としては、保存期間(30日)・保存枚数(上限1000枚)が決まっているところ。「たくさんの写真を扱いたい!」という方にはiCloudフォトライブラリをおすすめします。

iCloud写真から写真を削除する際の注意点

iCloud写真は、AppleのiCloudと同期を行なって写真・動画を管理します。

そのため、iCloudとの同期設定を誤ると、iPhone/iPadから写真や動画データを見れなくなってしまうケースもあります。

消えたら困るような大切な写真・動画がある場合は、iCloudの設定を「オリジナルをダウンロード」にするか、iTunesを使ってパソコンにデータをバックアップしておくと安全です。

同期設定を「オリジナルをダウンロード」にする

オリジナルをダウンロード
フォトライブラリと写真を同期する設定として、「iPhone/iPadのストレージを最適化」と「オリジナルをダウンロード」のどちらかを選択できます。

それぞれの同期設定の違いは以下の通りです。

設定名保存方法メリット
iPhone/iPadのストレージを最適化iCloud上の写真は高画質のまま、iPhone/iPad内に保存されている写真を目次用画像に置き換えるiPhone/iPadがストレージ節約できる
オリジナルをダウンロードiCloud、iPhone/iPad内に高画質の写真を保存するiCloud、iPhone/iPad両方に同じ画質の写真が保存できる

一見「iPhoneのストレージを最適化」が良いように見えますが、この設定のままiCloud内の写真を削除してしまうとiPhone/iPadには目次用の写真しか残りません。「オリジナルをダウンロード」にしておくことで、iPhone/iPadに高画質な写真をそのまま残しておくことができます。

もし、端末にそのまま写真を残したい場合は、「設定」→「AppleID(名前)」→「iCloud」→「写真」から「オリジナルをダウンロード」に設定してからiCloudフォトライブラリの削除を行なって下さい。

「オリジナルをダウンロード」は反映まで時間が掛かる


同期設定を「オリジナルをダウンロード」に変更すると、インターネット経由でiCloudから写真データのダウンロードが始まります。

写真のデータ量によっては数時間掛かるケースもあるので、できれば通信の安定するWifi環境で行うことをおすすめします。ダウンロードの状況はは、写真アプリの下部に表示されます。

オリジナルデータのダウンロードが完了するのを待ってから次の操作を行なって下さい。

iTunesでバックアップする


写真・動画は残したいがiPhone/iPad内には残したくない場合は、iTunesを使ってパソコンにバックアップを残しましょう。

Windowsパソコンをお持ちの場合、以下の手順でバックアップできるので参考にしてみてください。

  1. スタート( スタートアイコン )を右クリックして「エクスプローラー」を選択します。
  2. 「iPhone(iPad)」を右クリックします。
  3. 「画像とビデオのインポート」を選択します。
  4. 「すべての新しい項目のインポート」を選択し、「インポート」を選択します。
  5. 保存先を指定したい場合は「その他のオプション」を選択し、設定を行ってください。
  6. 写真の取り込みが完了するとフォルダが開きます。写真や動画データの不足がないか確認します。

参考:『iPhone に保存されている写真をパソコンに保存する – Softbank』

iCloud写真からデータを削除する方法

削除する準備ができたら、iCloudフォトライブラリ上の写真を削除していきましょう。

ちなみにiCloud上の写真を削除する方法は、以下の3通りあります。

  • 設定アプリの「無効化して削除」から一括削除
  • iCloudフォトライブラリをオンにした状態で写真アプリで削除する
  • iCloud.comにアクセスして削除する

そもそもiCloud上に写真を残す必要がない方は、iCloudフォトライブラリの機能をオフにするだけでも問題ありません。

設定アプリの「無効化して削除」から一括削除

無効化して削除
iCloudフォトライブラリのデータを全て消したい時は、iPhone/iPadの設定アプリから簡単に削除できます。

  • 「設定」アプリを開き「AppleID(自分の名前)」→「iCloud」の順にタップします。
  • 「容量」の項目にある「ストレージを管理」をタップします。
  • ストレージ内のデータ一覧が表示されるので「写真」をタップ。
  • 赤字表記されている「無効にして削除」を選択してください。

以上で、iCloud上の写真データが全て削除されデータ容量が空きます。

一括で削除した場合も30日以内であれば、同じ設定画面から「無効化して削除を取り消す」から復元することができます。

無効化して削除を取り消す

設定アプリより一括で写真を削除した場合は、注意点で紹介した同期設定によって以下の差があることにご注意ください。

  • 「オリジナルをダウンロード」にしていた場合・・・
    iCloud上の写真のみ消え、端末にはオリジナルの写真が残ります。
  • 「iPhone/iPadのストレージを最適化」にしていた場合・・・
    iCloud上の写真が消え、端末には目次用の写真が残ります。

写真アプリで削除する


iCloudフォトライブラリの設定がオンになっている状態であれば、iPhone/iPadで写真を削除すると自動的にiCloudフォトライブラリ上の写真も削除されます。そのため特別な操作は必要ありません。

ただし、端末上の写真を消さない限りiCloud上の写真は消えませんので、iCloudの写真のみ消したい場合は『設定アプリから一括削除』の方法を行なって下さい。

iPhone/iPadの写真を削除する基本操作は以下のとおりです。

  • 「写真」アプリを起動します。
  • 下部の「写真」タブをタップして右上の「選択」をタップします。
  • [削除したい写真]をタップします。(複数選択も可)
  • 右下の「ゴミ箱マーク」をタップすると写真が削除されます。

削除したデータは30日以内であれば復元することもできます。

iCloud.comから削除する


パソコンからAppleの「iCloud.com」へアクセスして写真データを管理することもできます。

注意点としては、この方法も端末のiCloudフォトライブラリの設定がオンになった状態でないと削除できない点です。

  1. 「iCloud.com」をブラウザで開きます。
  2. AppleIDとパスワードを入力します。
  3. 「写真」を開きます。
  4. [削除したい写真]を選択して右上の「ゴミ箱マーク」をクリックします。

ちなみに端末のiCloud写真の機能がオフになっていると上記の操作で削除できません。

iCloud写真をオフにする


iCloud上に写真を残したくない場合は、iCloudフォトライブラリの機能自体をオフにしましょう。

iCloudフォトライブラリの機能をオフにすると、iCloudと写真の同期が止まり、それ以降iCloud上の容量を圧迫することはなくなります。また、オフにしてもiCloud上の今まで保存した写真はそのまま残ります。

ただし、iPhone/iPad側は写真の同期設定が「iPhone/iPadのストレージを最適化」になっている状態でオフにすると、一部の写真が目次用の画像しか残らなくなってしまいます。

iPhone/iPad側にオリジナルの写真を残したい場合は、同期設定を「オリジナルをダウンロード」にしてからiCloudフォトライブラリの機能をオフにしましょう。

iCloudフォトライブラリの機能をオフにするには、「設定」アプリ→Apple ID(自分の名前)→「iCloud」→「写真」→「iCloudフォトライブラリ」の機能をオフにします。

*「iPhone/iPadのストレージを最適化」になっている状態だと確認メッセージが出ます。

iCloudドライブの容量を増やすには?

また、iCloudドライブは初期設定で5GBまで無料で利用が可能です。

それ以上の容量を使用したい場合は、容量プランに応じて月額100~2,400円を支払わなければなりません(容量プランは20GB・200GB・500GB・1TBの4種類)。

無料の5GBも、写真を頻繁に撮る方であればおそらくすぐ消費してしまうと思います。

月額がさえ気にしないのであれば、手間もない有料のプランに移るのも1つの手です。

コメント

  1. しろくま より:

    >icloudフォトライブラリから削除=すべてのデバイスからデータが削除
    これはクラウド上から消えるだけだあって、本体からは消えないのでしょうか?
    (icloudの写真とビデオを削除しても、本体のストレージにある写真やビデオは消えないのですか?)

  2. 喜多村文音 より:

    Googleフォトにバックアップした写真は、iCloudフォトライブラリを無効化して削除した時に同時に削除されますか?

    1. ITおじさん より:

      GoogleフォトとiCloudフォトライブラリは別サービスなので削除されません。

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