iPhone・Androidユーザーなら一度は聞いたことのある「プッシュ通知」という機能。どのような機能か、意味がわからない方も多いと思います。
今回の記事では、スマホの「プッシュ通知」機能とは一体どんな意味があるののか、またどのような利点があるのかについてまとめてみました。
この記事の内容
「プッシュ通知」機能とはどんな意味?
「プッシュ通知」とは、対象のアプリを起動していなくても、iPhone・Androidデバイスに更新の通知をお知らせしてくれるシステムのことです。
スマートフォンを起動していると、画面の上部にアプリのアイコンと更新内容が表示される時がありませんか?
例えば、メールアプリのアイコンと同時に、メールの送り主の名前とメールタイトルが一緒に表示される。これがプッシュ通知です。
また、ロック画面にLINEのメッセージが表示されたり、ゲームアプリの更新通知が届いたり…これらもプッシュ通知のひとつです。
プッシュ通知の利点として、表示されている通知画面をタップするだけでどんな作業をしていても簡単にアプリが起動できるというものがあります。
ユーザー側からすれば、サッと内容をチェックしたい時に簡単に開ける、というのはとても便利ですよね!
プッシュの反対は「フェッチ」
対義語に「フェッチ」というものがあります。自動的にデータを取得してくれるプッシュとは違い、自分から更新をする作業をしない限りデータを取得しないのがフェッチです。
これだけ見ると不便に思えるフェッチですが、「プッシュ通知が頻繁に来る場合と比べてバッテリーの減りが少ない」という利点があります。
プッシュ通知を導入するアプリが多い理由…
プッシュ通知を利用しているアプリは非常に多く、現在ではほとんどのアプリがこの機能を利用しています。
アプリ製作者側がプッシュ通知を積極的に導入する理由としては、以下のようなものがあります。
- 新鮮な情報を配信できる
- 定期的にアプリを起動させるきっかけ作り
1.新鮮な情報を配信できる
前述した通り、プッシュ通知ではユーザーは1回のタップで簡単にアプリを開くことができます。
そのため、緊急ニュースなどリアルタイム性の高い情報を配信する場合にプッシュ通知の利点がマッチしています。
2.定期的にアプリを起動させるきっかけ作り
画面にプッシュ通知が表示されたら、何の気なしにタップ→アプリ起動してしまう方は多いと思います。
プッシュ通知を送ることでアプリの稼働率が上がり、継続的にそのアプリを使用するユーザーが増えていく効果もあるのです。
実際に、「しばらく使っていなかったけれど、通知が来たから久々にアプリを動かしてみた」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
プッシュ通知のオン・オフの切り替え方は?
このように、ユーザーにとってもアプリ製作者にとっても便利なプッシュ通知機能。
ですが、中には
- 「このアプリの更新情報は必要ない…」
- 「プッシュ通知が頻繁に来すぎて鬱陶しい!」
と感じる場合もあるかと思います。
そこで、iPhone・Andoroid別にプッシュ通知のオン・オフの設定方法を調べてみました。
iPhoneの場合…
「設定」アプリをタップし「通知」を選択。「通知スタイル」の下に、プッシュ通知を導入しているアプリ一覧が表示されます。
通知をオフにしたいアプリを見つけたら、「通知を許可」をオフにスライドさせれば完了です。
また、サウンドやロック画面への表示の有無など、細かい設定もこの画面で変更することが可能です。
Androidの場合…
こちらも「設定」アプリから、「アプリ(アプリケーション管理)」をタップ。画面下にスクロールすると、導入しているアプリ一覧が表示されます。
通知設定を変更したいアプリを見つけたら選択、アプリ情報画面へ飛んだら「通知を表示」をタップしてチェックをはずしましょう。
チェックをはずすと警告メッセージが表示されますが、後から通知をオンにすることもできるので、気にせず「OK」をタップしてください。
以上で、該当アプリに関するすべての通知が表示されることが無くなります。