Apple Watchを使用していると突然Appleロゴ(リンゴマーク)のまま動かなくなり、起動しない問題が起きるケースがあります。
Apple Watchが起動しない場合、ハードウェア自体が故障しているケースも考えられますが、簡単な対処を行えば解決することがほとんどです。
本記事では、Apple WatchがAppleロゴで動かない/起動しない時の対処法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: Apple Watchを強制再起動する
Apple Watchのシステムに一時的な不具合が発生していることが原因で、Appleロゴの画面のまま起動しないケースが考えられます。
そのため、Apple Watchを強制再起動して問題が解決しないか確認してみてください。強制再起動はApple Watchが操作不能になった際でも強制的に電源を切って再起動することができます。
Apple Watchを強制再起動するには、以下の手順で操作してください。
- Apple Watchの「サイドボタン」と「デジタルクラウン」を10秒以上長押しします。
- Appleロゴが表示されたら、押していたボタンを離します。
以上の手順で、Apple Watchを強制再起動することができます。強制再起動ができたら、再起動後のAppleロゴの画面から正常に起動するか確認してください。
Apple Watchを強制再起動してもAppleロゴのまま起動しない場合は、次の対処方法に進んでください。
対処2: Apple Watchを探す機能で起動する
iPhoneに搭載されているApple Watchを探す機能を使うと、Appleロゴのまま起動しないApple Watchを起動できる可能性があります。
Apple Watchを探す機能を使ってApple Watchを起動するには、iPhoneで以下の手順で操作します。
- 「Watch」アプリを起動します。
- 「マイウォッチ」タブをタップします。
- 「起動しないApple Watch名」をタップします。
- Apple Watchの「iアイコン」をタップします。
- 「Apple Watchを探す」をタップします。
- Apple Watchの位置情報が表示されたら、「サウンドを再生」をタップします。
- 1回の「サウンドの再生」でApple Watchが起動しない場合は、「サウンドの再生」を何度か試してみてください。
以上の手順で、Apple Watchを探す機能を使って起動しないApple Watchを起動することができます。上記の操作を行っても起動しない場合は、次の対処方法に進んでください。
対処3: Apple Watchのペアリングをやり直す
Apple Watchのペアリングに問題が起きていることが原因で、Appleロゴのまま進まず起動できないケースが考えられます。
そのため、Apple Watchのペアリングを再度やり直すことで、起動しない問題が解決する可能性があります。Apple Watchのペアリングをやり直すには、以下の手順で操作してください。
- 「Watch」アプリを開きます。
- 「マイウォッチ」タブを開きます。
- 「すべてのWatch」をタップします。
- ペアリングを解除するApple Watchの右にある「i」マークをタップします。
- 「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップします。
- GPS+Cellularモデルの場合は、モバイルデータ通信プランについての確認ポップアップが表示されます。ポップアップが表示されたら「プラン維持」を選択します。
- 確認メッセージが表示されたら「ペアリングを解除」をタップして解除を実行します。
- Apple IDとパスワードを入力してペアリングの解除を完了します。
- ペアリングを解除できたら、Apple Watchの電源を入れた状態でiPhoneに近づけます。
- iPhoneの画面に表示される案内に従ってApple Watchのペアリングを完了します。
- Apple Watchのペアリングの詳しい手順については、以下のApple公式ページを参考にしてください。
- Apple Watchのペアリングの詳しい手順については、以下のApple公式ページを参考にしてください。
Apple WatchをiPhoneと再度ペアリングできたら、Apple Watchが正常に起動するようになったか確認してください。
対処4: watchOSを最新バージョンにアップデートする
watchOSのバージョンが古く不具合があることが原因で、Appleロゴの画面のままApple Watchが起動しないケースが考えられます。
そのため、watchOSを最新バージョンにアップデートして問題が解決しないか確認してください。watchOSをアップデートするには、iPhoneで以下の手順で操作します。
- 「Watch」アプリを開きます。
- 「マイウォッチ」タブを開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
- アップデートが見つかった場合は、アップデートのダウンロードが開始します。
- iPhone、またはApple Watchの「パスコード」を入力します。
- Apple Watchのアップデートが実行されます。
watchOSを最新バージョンにアップデートできたら、Apple Watchが正常に起動するようになったか確認してください。
対処5: Apple Watchをリセットする
ここまでの対処方法で解決しない場合は、Apple Watchに修復できない問題が発生していることが考えられます。
そのため、Apple Watchを工場出荷時の状態にリセットすることを検討してください。Apple Watchをリセットすると、全てのアプリと写真などのデータが消去される点に注意してください。
Apple Watchをリセットするには、以下の手順で操作します。
- Apple Watchの「サイドボタン」を長押しして、電源スライダーを表示します。
- Apple Watchの「デジタルクラウン」を長押しして、「すべてのコンテンツと設定を消去しますか」の画面を表示します。
- 「リセット」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら「リセット」をタップします。
上記の手順でリセットできない場合は、以下のWatchアプリからのリセットを試してみてください。
- iPhoneで「Watch」アプリを開きます。
- 「マイウォッチ」タブを開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「リセット」をタップします。
- 「Apple Watchのコンテンツと設定を消去」をタップします。
- AppleIDのパスワード入力画面が表示された場合は、パスワードを入力します。
以上の手順で、Apple Watchをリセットすることができます。
リセットが完了したら、Apple Watchの電源を入れた状態でiPhoneに近づけて、iPhoneの画面の指示に従って初期設定を行ってください。Apple Watchの初期設定の詳しい手順については、以下のApple公式ページを参考にしてください。
Apple Watchの初期設定が完了したら、正常に起動するようになったか確認してください。
対処6: Apple Watchを修理する
Apple Watchをリセットしても起動しない場合は、ハードウェアに故障などの問題が起きているケースが考えられます。
特にApple Watchを水で濡らしたり、地面に落とした後で問題が発生するようになった場合は故障が疑われます。
Apple Watchの故障が考えられる場合は、AppleサポートにApple Watchが起動しない問題について問い合わせて診断と修理を依頼することをおすすめします。