Apple Watchが充電できない/100%にならない時の対処法

Apple Watchは専用の磁気充電ケーブルを背面にくっつけるだけで簡単に充電できます。画面に赤い稲妻アイコンが表示された場合は、バッテリーが不足して省電力モードになっているため充電が必要です。

しかし、磁気充電ケーブルを使っても正常に充電できなかったり、充電が100%にならずに止まるケースがあります。

本記事では、Apple Watchが充電できない時の対処方法について詳しく紹介します。

対処1: AppleWatchを再起動/強制再起動する

AppleWatchのシステムに一時的な不具合が発生していることが原因で、AppleWatchが正常に充電できなかったり充電が止まるケースが考えられます。

そのため、AppleWatchを再起動して充電が正常にできないか試してみてください。AppleWatchを再起動するには、以下の手順で操作します。

  1. AppleWatchの「サイドボタン」を電源スライダーが表示されるまで長押しします。
  2. 電源スライダーが表示されたら、ドラッグして電源を切ります。
  3. 「サイドボタン」を長押ししてAppleWatchの電源を入れます。

AppleWatchを再起動できたら、AppleWatchの背面に磁気充電ケーブルをあてて充電ができるようになったか確認してください。

通常の再起動を行っても充電できない場合や再起動ができない場合は、次の強制再起動を試してみてください。

  1. Apple Watchの「サイドボタン」と「デジタルクラウン」を10秒以上長押しします。
  2. Appleロゴが表示されたら、押していたボタンを離します。

AppleWatchを強制再起動できたら、正常に充電できるようになったか確認してください。再起動・強制再起動を行っても充電できない場合は、次の対処方法を試してください。

対処2: バッテリーの最適化をオフにする

AppleWatchのバッテリーの最適化がオンになっていると、バッテリー寿命を伸ばすために100%まで充電されない場合があります。

AppleWatchの充電が75%〜80%で止まってしまう場合は、バッテリーの最適化の機能がオンになっていることが考えられるため機能をオフにしてください。バッテリーの最適化をオフにするには、以下の手順で操作します。

  1. AppleWatchで「設定」アプリを開きます。
  2. 「バッテリー」をタップします。
  3. 「バッテリーの状態」をタップします。
  4. 「バッテリー充電の最適化」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
  5. 「明日までオフにする」または「オフにする」を選択します。
    • AppleWatch Ultraの場合は、「充電上限の最適化」の設定も同じ手順でオフにしてください。

AppleWatchのバッテリーの最適化機能をオフにできたら、バッテリーを100%まで充電できるようになったか確認してください。

対処3: 磁気充電ケーブルとアダプタの接続を確認する

磁気充電ケーブルとアダプタの接続に問題があることが原因で、AppleWatchを充電できないケースが考えられます。

そのため、磁気充電ケーブルをアダプタから一度取り外し、奥までしっかり刺し直してみてください。

磁気充電ケーブルとアダプタをしっかり接続できたら、AppleWatchの充電をやり直してみてください。

対処4: 別の磁気充電ケーブルに交換する

AppleWatchの磁気充電ケーブルに問題があることが原因で、AppleWatchが充電できなかったり充電が止まるケースが考えられます。

AppleWatchの充電のトラブルは、特にサードパーティの磁気充電ケーブルを使用している際に発生することが多いです。AppleWatchはiPhoneとは異なり、AppleWatch方式ではないQi方式の充電器を使用しても充電できません。

そのため、サードパーティの磁気充電ケーブルを使用している場合は、Apple純正の磁気充電ケーブルを使用して充電できないか試してみてください。

純正の磁気充電ケーブルで充電できない場合は、ケーブル自体が破損しているケースも考えられるため、別のケーブルに交換して充電できないか試してみてください。

対処5: 別の充電アダプタに交換する

磁気充電ケーブルが正常でも充電アダプタに問題があることが原因で、AppleWatchが正常に充電できないケースが考えられます。

そのため、磁気充電ケーブルを交換しても問題が解決しない場合は、充電アダプタの交換を試してみてください。

充電アダプタもサードパーティのアダプタを使用している場合は、Apple純正のアダプタに変更してみてください。純正アダプタで問題が起きる場合は、別の純正アダプタに交換してみてください。

別の充電アダプタを使用しても充電できない場合は、次の対処に進んでください。

対処6: AppleWatchの保護ケースを取り外す

AppleWatchに取り付けている保護ケースが原因で、磁気充電が正常に機能せず充電できないケースが考えられます。

そのため、AppleWatchに保護ケースを取り付けている場合は、保護ケースを取り外した状態で充電できないか試してみてください。

保護ケースを取り外した状態で充電できる場合は、保護ケースに問題があることが考えられるため、別の保護ケースを使用することを検討してください。

対処7: 電源をコンセントに直接接続する

AppleWatchの充電器を接続している電源からの電力供給が不足していることが原因で、正常に充電できないケースが考えられます。

特にノートパソコンなどにUSBで接続してAppleWatchを充電している際に、この問題が発生することがあります。

そのため、AppleWatchの充電器をコンセントに直接接続して充電できないか試してみてください。コンセントを使用できない場合は、別のUSBポートに接続して充電できないか試してみてください。

対処8: watchOSをアップデートする

watchOSのバージョンが古く不具合があることが原因で、正常に充電できなかったり、充電が途中で止まってしまうケースが考えられます。

過去にもwatchOS8.3でサードパーティの充電ケーブルを使用している際に、充電が止まって再起動するまで充電が再開しない不具合が報告されています。

そのため、watchOSを最新バージョンにアップデートして問題が解決しないか確認してください。watchOSをアップデートするには、以下の手順で操作します。

  1. 「Watch」アプリを開きます。
  2. 「マイウォッチ」タブを開きます。
  3. 「一般」をタップします。
  4. 「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
  5. アップデートが見つかった場合は、アップデートのダウンロードが開始します。
  6. iPhone、またはApple Watchの「パスコード」を入力します。
  7. Apple Watchのアップデートが実行されます。

watchOSをアップデートできたら、磁気充電ケーブルを使って充電できるようになったか確認してください。

対処9: AppleWatchをリセットする

AppleWatchのシステムに修復できない問題が発生していることが原因で、充電が正常にできないケースが考えられます。

そのため、AppleWatchをリセットすることを検討してください。ただし、AppleWatchをリセットすると全てのアプリとデータが削除される点に注意してください。

AppleWatchをリセットするには、以下の手順で操作します。

  1. iPhoneで「Watch」アプリを開きます。
  2. 「マイウォッチ」タブを開きます。
  3. 「一般」をタップします。
  4. 「リセット」をタップします。
  5. 「Apple Watchのコンテンツと設定を消去」をタップします。
  6. AppleIDのパスワード入力画面が表示された場合は、パスワードを入力します。

AppleWatchをリセットできたら、磁気充電ケーブルを使って正常に充電できるようになったか確認してください。

解決しない場合

ここまでの対処方法を試してもAppleWatchが充電できない場合は、バッテリーもしくはその他のハードウェアが故障しているケースが考えられます。

バッテリーもしくはハードウェアの故障が考えられる場合は、『Appleサポート』に問題の診断と修理を依頼してください。

コメントを残す

*