PCやスマホでGoogleのページにアクセスしていると「500/502. That’s an error. The server encountered an error and could not complete your request.」のエラーが突然発生することがあります。
このエラーが発生すると、Googleのページが正常に表示されず検索ができない状態になってしまいます。
本記事では、Googleのページに「500/502. That’s an error.」エラーが発生する時の対処法について詳しく紹介します。対処内容は、Windows/Mac/iPhone/Androidを想定しています。
この記事の内容
500/502エラーの原因
Webページのアクセス時に発生する500や502などの500番台のエラーは、基本的にアクセス先のサーバーに何らかの問題が発生していることが原因で、リクエストが処理できなかった際に発生します。
Googleで500や502のエラーが発生している場合は、Googleのサーバー側のプログラムに何らかの問題があることを意味します。
このエラーが発生した場合は、ほとんどのケースではユーザー側で対処することができないため、Google側の復旧を待つしかありません。
ただし、他の要因でエラーが発生するケースも少なからずあるため、いつまで待っても解決しない場合は以下の対処方法を参考にしてください。
対処1: Googleのサービス状況を確認する
Googleの500/502エラーは、主にGoogle側のサーバーに異常が発生している際に発生します。
そのため、まずはGoogleのサービス状況に問題が起きていないか確認してみてください。Googleのサービス状況は、以下のダッシュボードのページや公式Twitterで確認できます。
Googleのサービスに問題が発生している場合は、ユーザー側で対処できないため数時間待ってからGoogleへのアクセスをやり直してください。
対処2: ページを再読み込みする
Googleで500/502エラーが発生している場合でも、ページを数回再読み込みすることで正常にページが表示できる可能性があります。
そのため、ブラウザの「再読み込み(リロード)」ボタンを何回か押して、Googleのページが正常に表示されないか確認してみてください。ほとんどのブラウザでは「再読み込み(リロード)」ボタンはアドレスバーの隣にあります。
サーバーに問題が発生している場合、この方法は根本的な解決にはなりませんが一時的にページを表示できることがあります。
対処3: キャッシュとCookieを消去する
Googleがサーバーの問題を修正した場合でも、ブラウザのキャッシュやCookieなどの情報に問題があることが原因で、500/502エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、しばらく待ってもGoogleの500/502エラーが解決しない場合は、ブラウザのキャッシュとCookieを消去してみてください。ブラウザのキャッシュとCookieを消去するには、以下の手順で操作してください。
- Windows/Macの場合:
- Chromeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「その他のツール」→「閲覧履歴を消去」の順にクリックします。
- 期間を「全期間」に変更して、「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れます。
- 「データを削除」をクリックします。
- Edgeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「履歴」→「履歴データをクリア」の順にクリックします。
- 時間の範囲を「すべての期間」に変更して、「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieおよびその他のサイトデータ」にチェックを入れます。
- 「今すぐクリア」をクリックします。
- Safariの場合:
- 上部メニューの「履歴」→「履歴を消去」を選択します。
- 消去の対象を「すべての履歴」に変更して「履歴を消去」をクリックします。
- Chromeの場合:
- iPhone/Androidの場合:
- Safariの場合:
- 「設定」を開いて、「Safari」をタップします。
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら、「消去」をタップします。
- Chromeの場合:
- Chromeを起動して、「メニュー(3点アイコン)」をタップして「履歴」を選択します。
- 「閲覧データを削除」をタップします。
- 「キャッシュされた画像とファイル」と「Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れて「データを消去」をタップします。
- Safariの場合:
ブラウザのキャッシュとCookieを消去できたら、Googleのページを読み込み直してエラーが解決したことを確認してください。
対処4: ブラウザの拡張機能を無効化する
ブラウザに追加している拡張機能が原因で、Googleのページで500/502エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、ブラウザの拡張機能を全て無効にすることで、500/502エラーが解決する可能性があります。ブラウザの拡張機能を無効化するには、以下の手順で操作してください。
- Chromeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「その他のツール」→「拡張機能」を選びます。
- 拡張機能の一覧が表示されたら、拡張機能名の右下にあるスイッチをクリックして「オフ」に切り替えます。
- Firefoxの場合:
- 右上の「メニュー(3本線アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
- 拡張機能の一覧が表示されます。全ての拡張機能のスイッチを「オフ」に変更します。
- Edgeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
- 拡張機能の一覧で、拡張機能のスイッチを「オフ」に変更します。
ブラウザの拡張機能を無効化できたら、Googleのページを再読み込みしてエラーが発生しなくなったか確認してください。
対処5: シークレットモードを使用する
ブラウザに実装されているシークレットモードの機能を使用することでも、Googleの500/502エラーを回避できる可能性があります。
ブラウザのシークレットモードを使用するには、以下の手順で操作してください。
- Windows/Macの場合:
- Chromeの場合:
右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「シークレットウィンドウを開く」を選択します。 - Edgeの場合:
右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「新しいInPrivateウィンドウ」を選択します。 - Safariの場合:
上部メニューの「ファイル」→「新規プライベートウィンドウ」を選択します。
- Chromeの場合:
- iPhone/Androidの場合:
- Safariの場合:
- 右下の「タブ(2つの四角アイコン)」をタップします。
- 下部中央の「N個のタブ」または「スタートページ」をタップします。
- 「プライベート」をタップして、「+」アイコンをタップします。
- Chromeの場合:
- 右下の「タブ(四角アイコン)」をタップします。
- 「シークレット(帽子と眼鏡のアイコン)」タブを選択して、「+」アイコンをタップします。
- Safariの場合:
ブラウザをシークレットモードに切り替えれたら、Googleのページを開いてエラーが発生しなくなったか確認してください。
対処6: VPN接続を切断する
PCまたはスマホでVPN接続を利用していることが原因で、Googleのページに500/502エラーが発生するケースが少なからず考えられます。
そのため、VPNに接続している場合は、接続を切断することでエラーが解決する可能性があります。VPN接続を切断するには、以下の手順で操作します。
- Windowsの場合:
- タスクバー右側の「ネットワーク(またはWi-Fi)」アイコンをクリックします。
- ネットワークの一覧から「接続中のVPN」の「切断」をクリックします。
- Macの場合:
- 「Appleマーク」→「システム環境設定」の順にクリックします。
- 「ネットワーク」をクリックして開きます。
- ネットワークの一覧から「接続中のVPN」を選択して「接続解除」をクリックします。
- iPhoneの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「VPN」のスイッチをタップして「オフ」に切り替えます。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ネットワークとインターネット」をタップします。
- 「VPN」をタップします。
- 「接続中のVPN」をタップして「切断」をタップします。
デバイスのVPN接続を切断できたら、Googleのページを再読み込みしてエラーが表示されなくなったことを確認してください。