Windows10には、テキストエディタとして「メモ帳」が標準でインストールされています。メモ帳は操作性もシンプルで、テキストファイルの編集に使用する場面も多いでしょう。
しかし、メモ帳を開く場所が分からなかったり、メモ帳を起動するのに若干手間に感じることがあると思います。
本記事では、Windows10で標準のテキストエディタ「メモ帳」を起動する方法について詳しく紹介します。
通常の起動方法だけでなく、ショートカットキーを組み合わせて素早く開く方法も併せて紹介します。
この記事の内容
方法1: ファイルから起動する
デスクトップやエクスプローラー上のファイルアイコンから、ファイルの内容を読み込んでメモ帳を開くことができます。
ファイルアイコンからメモ帳を起動する方法は以下の通りです。
- テキスト形式のファイル(.txt)の場合:
- ファイルアイコンをダブルクリックしてメモ帳を起動します。
- または、ファイルアイコンを右クリックして「開く」または「編集」を選択してメモ帳で開くこともできます。
- ファイルアイコンをダブルクリックしてメモ帳を起動します。
- スクリプト形式(.batなど)のファイルの場合:
- ファイルアイコンを右クリックして「編集」を選択してメモ帳を起動します。
- ファイルアイコンを右クリックして「編集」を選択してメモ帳を起動します。
- その他の形式のファイルの場合:
- ファイルアイコンを右クリックして「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」を選択します。
- アプリ一覧から「メモ帳」を選択して「OK」をクリックします。
- 一覧にメモ帳がない場合は、「その他のアプリ」をクリックしてください。
- 「常にこのアプリを使ってファイルを開く」にチェックを入れると、以後同じ形式のファイルをダブルクリックしてメモ帳で開くことができます。
方法2: スタートメニューから起動する
メモ帳を空の状態で起動する場合は、通常のアプリケーションと同様にタスクバーのスタートメニューからメモ帳を起動することができます。スタートメニューから起動する手順は以下のとおりです。
- 「Windowsマーク」をクリックするか、「Windows」キーを押してスタートメニューを開きます。
- アプリ一覧から「Windowsアクセサリ」をクリックして展開します。
- 「メモ帳」をクリックして起動します。
方法3: 検索ボックス(Win + S)を利用して起動する
タスクバーの検索ボックスを利用して、素早くメモ帳を起動することもできます。検索ボックスから起動するには、以下の手順で操作します。
- 検索ボックスをクリックするか、「Windows + S」キーを押します。
- 検索ボックスがアクティブな状態になったら、「notepad」または「メモ帳」と入力します。
- 最も一致する検索結果に表示された「メモ帳」をクリックして起動します。
方法4: ファイル名を指定して実行(Win + R)から起動する
メモ帳を素早く起動したい場合は、ファイル名を指定して実行ダイアログからの起動がおすすめです。
ファイル名を指定して実行から起動するには、以下の手順で操作します。
- 「Windows + R」キーを押して、ファイル名を指定して実行ダイアログを開きます。
- または、「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択することでも同様の操作ができます。
- 「notepad」と入力してEnterキーを押すか、「OK」をクリックして起動します。
方法5: ピン留めしたタイル/アイコンから起動する
スタートメニューにピン留めしたタイルやタスクバーにピン留めしたアイコンからメモ帳を起動することもできます。
スタートメニューやタスクバーにメモ帳を配置するには、以下の手順で操作してください。
- 「Windowsマーク」をクリックしてスタートメニューを開きます。
- プログラム一覧から「Windowsアクセサリ」をクリックして展開します。
- 「メモ帳」を右クリックして、「スタートにピン留めする」を選択します。
- タスクバーにメモ帳をピン留めしたい場合は、「その他」→「タスクバーにピン留めする」を選択してください。
ピン留めしたタイルやアイコンは、表示できる範囲で任意の位置に移動できます。ピン留めしたタイル/アイコンをクリックするとメモ帳を起動できます。
方法6: エクスプローラーのアドレスバーから起動する
エクスプローラーのアドレスバーを利用することで、素早くメモ帳を起動することができます。アドレスバーから起動するには、以下の手順で操作してください。
- 「Windows + E」キーを入力して、エクスプローラーを起動します。
- アドレスバーをクリックして「notepad」と入力してEnterキーを押します。
方法7: ショートカットを作成して起動する
頻繁にメモ帳を使用する場合は、デスクトップやフォルダにショートカットを作成して素早くメモ帳を起動することもできます。
メモ帳のショートカットを作成するには、以下の手順で操作します。
- 「デスクトップ」または「フォルダ」の何もない場所を右クリックします。
- 表示されるコンテキストメニューから「新規作成」→「ショートカット」をの順に進みます。
- 項目の場所に「notepad」と入力して「次へ」をクリックします。
- ショートカットの名前を入力して「完了」をクリックします。
上記の手順で作成したショートカットをダブルクリックするとメモ帳を起動できます。
作成したショートカットは任意のフォルダに移動できるので、使いやすい場所に配置してください。
方法8: PowerShell/コマンドプロンプトで起動する
Windows PowerShell、コマンドプロンプトからメモ帳を起動することもできます。具体的な手順は以下のとおりです。
- 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell」を選択して起動します。
- PowerShellのウィンドウに、「notepad」と入力してEnterキーを押します。
コマンドプロンプトの場合も、同様のコマンドでメモ帳を起動することができます。
方法9: タスクマネージャーで起動する
タスクマネージャーを使用して、新しいタスクの作成からメモ帳を起動することもできます。タスクマネージャーを使用する場合は、以下の手順で操作してください。
- 「Ctrl + Shift + Esc」キーを入力して、タスクマネージャーを起動します。
- 「ファイル」をクリックし、「新しいタスクの作成」を選択します。
- 項目が見つからない場合は、ウィンドウ左下の「詳細」をクリックしてください。
- 「notepad」と入力してEnterキーを押します。
方法10: 実行ファイルを直接起動する
メモ帳の実行ファイル「notepad.exe」を直接実行して起動することもできます。具体的な方法は以下の通りです
- 「Windows + E」キーを入力して、エクスプローラーを起動します。
- アドレスバーに「%windir%\System32」と入力してEnterキーを押します。
- フォルダ内から「notepad.exe」をダブルクリックして起動します。