Androidのキーボードの表示位置がおかしい/ずれる/隠れる時の対処法

Androidのスマホ・タブレットで文字入力をする際に、多くの方がソフトウェアキーボードを使っていると思います。

しかし、ブラウザやLINEなどのアプリ上で入力しようとするとキーボードの表示位置がおかしくなったり、一部が隠れてしまうケースがあります。

今回は、Androidのキーボードの表示位置がずれたり、隠れてしまう時の対処方法について紹介します。

キーボードの表示位置がおかしい原因

Andoridのキーボードによっては、仮想キーボードの表示位置を変更する設定があります。

「キーボードは表示されるものの、表示位置がおかしい」場合は、この機能が原因になっていることが考えられます。

キーボード位置を変更できる機能が搭載されているIMEアプリのは「GBoard」「Swype Keyboard」「iWnn IME」などがあります。

上記のようなキーボードを使っている場合は、設定を変更して使いやすい位置に表示するようにします。詳しい対処方法を順に紹介するので一度チェックしてみましょう。

*対処方法の手順については、キーボードによって異なるため、マニュアルなどを参照することをおすすめします。

対処1: 「片手持ちモード」になっていないか確認する

Androidのキーボード設定が「片手持ちモード」になっていると、表示位置が左右に寄ってしまいます。

「片手持ちモード」は、右利き・左利きの片手持ちで最適な入力ができるよう設計されたキーボードの入力モードのことです。

次の手順で、キーボード設定を確認して、片手持ちモードになっている場合は解除できないか試して下さい。

  1. 文字を入力してキーボードを表示します。
  2. キーボードの左右どちらかに表示される「全画面アイコン(カギカッコの四角形)」をタップします。
    • 機種によっては「あA1」を長押ししてから「片手モード」の設定を行う場合もあります。
  3. キーボードが元の状態に戻ります。

手順は、Android標準のGBoardの操作手順になります。機種によって別途アプリをインストールしている場合もあります。

GBoard以外のキーボードアプリを使っている場合は、マニュアルを参考に片手モードになっていないか確認して下さい。

対処2: 「フローティング」を解除する

Gboardに追加された「フローティング」の機能を有効にすると、キーボードの位置が自由に移動できるようになります。

キーボードの位置が上部にずれているような場合は、一度フローティング設定がオンになっていないか確認してみて下さい。

  1. 文字を入力してキーボードを表示します。
  2. キーボード上部の「Gマーク」をタップします。
  3. メニューアイコンが表示されるので「3点マーク」をタップします。
  4. 「フローティング」のアイコンがオンになっている場合は、オフに切り替えます。

フローティングモードも、Androidのバージョンや機種によって設定方法が異なる場合があります。

対処3: キーボードの設定をリセットする

「片手持ちモード」、「フローティング」の設定を確認しても問題なかった場合は、その他の設定が影響しているケースも考えられます。

念のため次の手順でキーボード設定をリセットしておきましょう。

  1. 「設定」を開いて「システム」をタップします。
  2. 「言語と入力」をタップします。
  3. 「仮想キーボード」をタップします。
  4. [使用しているキーボード]をタップします。
  5. 「設定リセット」をタップするとキーボード設定がリセットされます。

機種、キーボードによってリセット方法が異なる場合がります。

対処4: アプリ・スマホを再起動してみる

ここまでの対処で改善しない場合は、アプリやAndroid自体に問題があることが考えられます。

まずはアプリを一旦終了して再度起動して、キーボードが正常な位置に戻らないか確認してみて下さい。

  1. 画面下部に表示されている「タスク(□)マーク」をタップします。
  2. 起動中のアプリ一覧が表示されます。キーボードの表示位置がおかしいアプリをスライドして見つけます。
  3. 画面の右上の「×マーク」をタップしてアプリを終了します。
  4. ホーム画面などから再度アプリを起動します。

アプリの再起動で直らない場合は、Androidの再起動も試してみて下さい。

対処5: Android/アプリを最新にする

Android、もしくはアプリ側に不具合があると、キーボードの表示位置がずれるケースがあります。

Androidのソフトウェアアップデート、アプリのアップデートを試して最新版になっているか確認してみましょう。

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