Windows10のパソコンやMacでYoutubeへログインしようとした時に、「Youtube へのログイン中に問題が発生しました。トラブルシューティングはこちら」というエラーがが表示されて、ログインできないトラブルが起きることがあります。
エラー画面にある「こちら」をクリックするとトラブルシューティング用のページが開くのですが、記載されている方法を試しても解決しなかったり、自分の状況に合った方法が載っていなかったりすることも少なくありません。
本記事では、パソコンでYoutubeログイン時に「Youtube へのログイン中に問題が発生しました」のエラーが出てログインできない時の対処法について紹介します。
この記事の内容
対処1: ページを強制リロードする
Youtubeのページの読み込みと表示中に一時的な通信エラーが発生して、ログインエラーが発生するケースがあります。
そのため、Youtubeのページ上で強制リロード(スーパーリロード)を行なって、ページを再度読み込み直してみてください。
ほとんどのブラウザでは、次のショートカットキーを入力すると強制リロードを行うことができます。
- Windowsの場合: 「Ctrl + F5」または「Shift + F5」
- Macの場合: 「command + shift + R」
ショートカットキーはブラウザによって異なるため、強制リロードできない場合はブラウザのマニュアルページを確認してください。
対処2: YoutubeのCookieを個別で削除する
ブラウザに保存されているYoutubeのCookie情報に問題が起きており、ログインのエラーが表示されるケースがあります。
そのため、YoutubeのCookieを一度削除することで解決できる可能性があります。YoutubeのCookieを削除する方法は、お使いのブラウザに合わせて次の手順で操作してください。
Microsoft Edge
- ブラウザを起動し、メニュー(右上のドットアイコン)から「設定」を開きます。
- 設定タブが開いたら、左上にある3本ラインのボタンをクリックします。するとメニューが開くので、「サイトのアクセス許可」をクリックします。
- 「Cookieとサイトデータ」をクリックします。
- 「すべてのCookieとサイトデータを表示する」をクリックします。
- リストの中から「youtube」を含むCookieを探します。
- 右のゴミ箱アイコンをクリックして「youtube」を含むCookieを全て削除します。
Google Chrome
- ブラウザを起動し、 右上のメニューボタン(ドットアイコン)から「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」の「Cookieと他のサイトデータ」をクリックします。
- 「すべてのCookieとサイトデータを表示」をクリックします。
- リストの中から「youtube」を含むCookieを探します。
- 右のゴミ箱アイコンをクリックして「youtube」を含むCookieを全て削除します。
Firefox
- ブラウザを起動します。右上のメニューボタン(3本ラインのアイコン)をクリックしてメニューを開き、「オプション」を開きます。
- 画面左側にある「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「Cookieとサイトデータ」グループの中にある、「データを管理」ボタンをクリックします。
- 中央のリストに保存されているCookieのリストが表示されます。リストの中にある「youtube」を含むCookieをクリックして選択状態にします。
- リスト左下の「選択したサイトデータを削除」をクリックしてCookieを削除します。
- 最後に、右下の「変更を保存」ボタンをクリックして削除を完了します。
Safari
- Safariを起動します。
- 画面上部のメニューにある「Safari」をクリックし、「環境設定」を選択します。
- 「プライバシー」タブを開き、「Webサイトデータを管理」ボタンをクリックします。
- 画面中央にCookieのリストが表示されます。「youtube」を含むCookieをクリックして選択状態にします。
- 左下の「削除」ボタンをクリックしてYoutubeのCookieを削除します。
- 最後に右下の「完了」ボタンをクリックしてCookieの削除を確定します。
対処3: ブラウザのキャッシュとCookieを全て削除する
YoutubeのCookieを削除してもログインエラーが解決しない場合は、他のCookieやキャッシュデータに原因があることが考えられます。
特にYoutubeのサービスはGoogleアカウントを使用するため、GoogleのCookie情報が影響しているケースもあります。
上記の原因を特定することは難しいため、一旦ブラウザのキャッシュとCookieを全て削除してエラーが解決しないか確認してみてください。
ブラウザのキャッシュとCookieを削除する方法については、次のページを参考にしてください。
Google Chrome: キャッシュと Cookie の消去
参考:
Safariユーザガイド: MacのSafariでCookieとWebサイトのデータを管理する
参考:
Firefoxヘルプ: Firefox のキャッシュを消去するには
参考:
Microsoft Edgeサポート: Microsoft Edge の閲覧履歴を表示または削除する
対処4: Youtubeの障害情報を確認する
Youtube側に不具合が発生していることが原因で、ログインエラーが発生するようになるケースが度々あります。
そのため、TwitterなどでYoutube側にログインに関する不具合が発生していないか確認してみてください。
Youtube側で不具合が起きている場合は、こちら側で対応することはできないため復旧作業を待ちましょう。
対処5: YoutubeのCookieの使用を許可する
ブラウザのCookie機能が無効になっていると、Youtubeのログインエラーが発生する原因になります。
Cookieがそもそも保存されていなかったという場合は、YoutubeのCookieが無効になっていることが考えられます。
そのため、次の手順でブラウザの設定を変更して、YoutubeのCookieの使用を許可してみてください。
Microsoft Edge
- ブラウザを起動し、右上の「メニュー」ボタンから「設定」を開きます。
- 「設定」画面左上のメニューボタン(3本ラインアイコン)をクリックし、「サイトのアクセス許可」を開きます。
- 「Cookieとサイトデータ」をクリックします。
- 「Cookieデータの保存と読み取りをサイトに許可する」の項目を確認し、右のスイッチをオン(ブルー)に切り替えます。
- 続いて、同じ画面の「ブロック」の項目を確認します。もし「youtube.com」を含むURLがリスト内にあれば、右のドットボタンをクリックし、「削除」を選択してリストからyoutubeのURLを除外してください。
- 「追加されたサイトはありません」と表示されている場合は特に操作は必要ありません。
Google Chrome
- ブラウザ右上の「メニュー」ボタンから「設定」を開きます。
- 画面左側にある「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「サイトの設定」をクリックします。
- 「コンテンツ」グループの中にある、「Cookieとサイトデータ」をクリックします。
- 「全般設定」を確認し、もし「すべてのCookieをブロックする」にチェックがついている場合は、「サードパーティのCookieをブロックする」に設定を変更します。
- 画面を下にスクロールし、「Cookieを使用できないサイト」のリストを確認します。もしリスト内に「youtube.com」を含むURLがある場合は、右のドットボタンをクリックし、「削除」を選択してください。
- Youtubeがブロックリストから除外され、Cookieが有効になります。
Firefox
- ブラウザ右上のメニューボタンから「オプション」を開きます。
- 画面左側にある「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「ブラウザープライバシー」の設定を確認し、もし「カスタム」が設定されている場合は「Cookie」の設定を「クロスサイトトラッカーとソーシャルメディアトラッカー」に設定します。
- 「標準」または「厳格」が選択されている場合はこの操作は不要です
- 同じ画面を下へスクロールし、「Cookieとサイトデータ」グループの中にある「サイトの設定を管理」ボタンをクリックします。
- 「youtube.com」を含むURLがリスト内にあり、「現在の設定」が「不許可」に設定されている場合は、該当項目をクリックしてから、左下にある「ウェブサイトを削除」ボタンをクリックしてYoutubeのURLをリストから除外してください。
- 設定を変更した場合は右下の「変更を保存」をクリックして保存します。
Safari
- Safariを起動します。上部メニューバーの「Safari」をクリックし、メニューから「環境設定」を開きます。
- 「プライバシー」タブを開きます。
- 「CookieとWebサイトのデータ」を確認し、「すべてのCookieをブロック」のチェックを外します。
対処6: ブラウザの拡張機能を削除する
ブラウザにインストールしている拡張機能/アドオンが原因で、Youtubeのログイン時にエラーが出る場合があります。
そのため、ブラウザの拡張機能を確認して、不要な拡張機能や古いままアップデートされていない拡張機能があれば無効化して削除してください。
また、拡張機能の種類によっては機能の競合等が原因で不具合を起こすことがあるため、今回の問題と関係ありそうな拡張機能があれば一時的に無効化して、問題が解消されるか試してみてください。
Edge - ブラウザーのアドオン、拡張機能、ツール バーを追加または削除する | Microsoft
参考:
Chrome - 拡張機能による設定の変更 | Google
参考:
Firefox - アドオンの無効化または削除 | Mozilla
参考:
MacでSafariプラグインを無効化またはブロックする必要がある場合 | Apple
対処7: ブラウザをアップデートする
使用しているブラウザのバージョンに不具合があり、Youtubeのログイン時にエラーが出るケースが考えられます。
そのため、ブラウザのバージョンを確認し、もし最新版でなければアップデートを行ってください。
バージョンの確認方法やアップデート手順はブラウザの種類により異なりますが、ブラウザの「設定」メニューや「ヘルプ」メニューにある、「このブラウザについて」オプションから確認・アップデートできるものが多いです。
具体的な操作手順を知るには、ブラウザのサポートページやオンラインマニュアルを参照してください。
- Edge: WindowsUpdateによって最新版に更新されます。
- Chrome: 『Google Chrome を更新する | Google』
- Firefox: 『Firefox を最新リリースに更新するには | Mozilla』
- Safari: masOSのソフトウェアアップデートによって最新版に更新されます。
対処8: ブラウザの同期機能を一時的に無効化する
使用しているブラウザがGoogle Chromeの場合は、ブラウザの同期機能が原因でYoutubeにログインできなくなるケースがあります。
そのため、Chromeの同期機能を有効にしている場合は、次の手順で同期を一時的に無効化してからYoutubeへのログインを試してみてください。
- Chrome右上のメニューボタンから「設定」を開きます。
- 「Googleの設定」項目を確認し、もし「同期しています」と表示されている場合は「オフにする」をクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。「ブックマーク、履歴、パスワード、その他l設定情報をこのデバイスから削除する」のチェックは外したまま、「オフにする」ボタンをクリックして同期を無効化します。
- 同期を無効化するとGoogleからログアウトします。ログイン画面が表示されるので、ユーザー名・パスワードを入力して再ログインしてください。
- Youtubeにアクセスし、アカウントにログインできるか試します。
ログインに成功した後は同期を有効に戻して問題ありません。同期を有効に戻すにはもう1度同じ手順で同期の設定画面を開いて、「同期を有効にする」ボタンをクリックしてください。
対処9: 他のブラウザを使用する
Youtubeの公式ヘルプによれば、Youtubeの推奨ブラウザはGoogle Chrome, Firefox, Microsoft Edge, Safari, Operaとされています。
IEなどの他のブラウザを使用している場合は、推奨ブラウザのどれかを使ってYoutubeへログインできるか試してみてください。
対処10: ブラウザを再インストールする
推奨ブラウザを使用しているにも関わらず問題が解消しない場合は、ブラウザのアプリケーションや設定情報に問題が起きているが考えられます。
そのため、一度ブラウザをアンインストールしてから、最新版のバージョンを再インストールしてみてください。