「Acrobat failed to connect to a DDE server」エラーの解決方法 – Windows10

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Adobe Acrobat Reader DCでPDFファイルを開こうとしたときに、「Acrobat failed to connect to a DDE server」というエラーが発生して開けないことがあります。

このエラーが発生するとPDFファイルを開けないだけでなく、Acrobat Reader自体が起動しなくなるケースもあります。

今回は、Window10でAdobe Acrobat Reader DCで「Acrobat failed to connect to a DDE server」エラーが発生する原因と対処法を紹介します。

Acrobat failed to connect to a DDE serverエラーが発生する原因

「Acrobat failed to connect to a DDE server」のエラーが発生する場合、主に次のような原因が考えられます。

  • Acrobat Readerの一時的なエラー
  • セキュリティソフトによってAcrobat Readerの通信がブロックされている
  • Acrobat Readerのセキュリティ機能が影響している
  • レジストリの値に問題がある
  • Acrobat Readerのアプリケーションが破損している
  • 使用しているAcrobat Readerのバージョンに不具合がある

Acrobat Readerのバージョンが古い場合や、逆にアップデートの直後にDDE serverのエラーが発生するケースが多いです。

エラーでPDFを開けない場合は、紹介する対処方法を順に試して正常にPDFが開けるようにならないか確認してください。

対処1: PCを再起動する

今まで正常にPDFが開けていたのにも関わらず、突然エラーが出るようになった場合は、Adobe Acrobat Reader DCに一時的なエラーが発生していることが考えられます。

そのため、PCを一度再起動してから再度PDFファイルを開いてみてください。エラーが改善しない場合は、次の対処法に進みましょう。

対処2: セキュリティソフトを停止した状態で起動する

使用しているセキュリティソフトがAdobe Acrobat Reader DCの通信を不正としてブロックしてしまい、DDE serverエラーが発生するケースがあります。

特にサードパーティ製のセキュリティソフトをインストールしている場合は、ファイアウォールの機能によってAdobe Acrobat Reader DCがブロックされていることが考えられます。

そのため、セキュリティソフトの機能を停止した状態でPDFが正常に開けないか確認してください。

停止した状態で正常にPDFを開ける場合は、セキュリティからAdobe Acrobat Reader DCを除外設定することでエラーを回避することができます。

セキュリティソフトの停止方法や除外設定をする方法もは、セキュリティソフトによって異なるため、使用しているソフトのマニュアルで確認してください。

対処3: 保護モードを有効にする設定をオフにする

Adobe Acrobat Reader DCの保護モードの機能が原因で、DDE serverのエラーが発生するケースがあります。初期設定では保護モードの機能は有効になっています。

そのため、保護モードを無効にすることでPDFが正常に開ける可能性があります。次の手順で、保護モードの機能を無効にしてみてください.

  1. Adobe Acrobat Reader DCを起動します。
  2. 「編集」→「環境設定」をクリックします。
  3. 分類から「セキュリティ(拡張)」を選択します。
  4. サンドボックスによる保護内にある「起動時に保護モードを有効にする」のチェックを外します。
  5. 警告ポップアップが出たら「はい」をクリックします。
  6. ウィンドウ下部のOKをクリックします。
  7. Adobe Acrobat Reader DCを再起動します。

保護モードを無効にできたら再度PDFが正常に開けるか確認してください。開けない場合は次の対処方法に進んで下さい。

対処4: 拡張セキュリティを無効にする

保護モードの無効で解決しない場合は、拡張セキュリティの機能を無効にしてエラーが解決しないか確認してください。

拡張セキュリティを無効にするには、次の手順で操作します。

  1. Adobe Acrobat Reader DCを起動します。
  2. 「編集」→「環境設定」をクリックします。
  3. 分類から「セキュリティ(拡張)」を選択します。
  4. 「拡張セキュリティを有効にする」のチェックを外して「OK」をクリックします。
  5. Adobe Acrobat Reader DCを再起動します。

対処5: Adobe Acrobat Reader DCを更新する

Adobe Acrobat Reader DCの過去の一部のバージョンで、「Acrobat failed to connect to a DDE server」のエラーが出る不具合がAdobeコミュニティに報告されています。

最新バージョンでは上記の不具合は解決されているため、Adobe Acrobat Reader DCのアップデートを試してみてください。

Adobe Acrobat Reader DCのを最新版にアップデートするには、次の手順で操作します。

  1. Adobe Acrobat Reader DCを起動します。
  2. 上部メニューの「ヘルプ」→「アップデートの有無をチェック」を選択します。
  3. アップデートがある場合は適用してください。

最新版にアップデートができた場合は、再度PDFを開いてみてください。最新版の状態でもエラーが出る場合は、次の対処方法に進んでください。

対処6: レジストリを編集する

「Acrobat failed to connect to a DDE server」のエラーでにPDFが開けない現象は、レジストリキーを編集すると改善できる可能性があります。

そのため、ここまでの対処法を試しても直っていない場合は、次の手順でレジストリキーの編集を行なってみてください。

注意: レジストリキーの編集を間違えると深刻なトラブルに発展する可能性もあるため、編集する前にバックアップを取ることをおすすめします。
  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を起動します。
  2. regedit」と入力して「OK」をクリックします。
  3. レジストリエディタを起動します。左ペインでツリーを展開して次のレジストリキーを開きます。
    HKEY_CLASSES_ROOT\acrobat\shell\open\ddeexec\application
    • アドレスバーに上記のパスをコピーすることでも移動できます
  4. 右ペインで値のデータが「AcroViewA20」になっているレジストリキーを探してダブルクリックします。
    • キーはAcroViewA18やAcroViewA19の場合もあります。
  5. 値のデータを「AcroViewR20」に変更します。
    • AcroViewA18の場合はAcroViewR18に、AcroViewA19の場合はAcroViewR19にします。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. レジストリエディタを閉じます。
  8. PCを再起動してレジストリを反映します。

PCが再起動したら正常にPDFが開けるかどうかを確認してください。正常に開けるようになった場合は、レジストリキーはそのまま状態でPCを使用してください。

対処7: Adobe Acrobat Reader DCを修復する

Adobe Acrobat Reader DCに関連するファイルの一部が破損しており、DDE serverのエラーが発生しているケースが考えられます。

レジストリを編集しても直らない場合は、次の手順でAdobe Acrobat Reader DCの修復を試みてください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. 右ペインのアプリ一覧から「Adobe Acrobat Reader DC」を選択して「変更」をクリックします。
  3. 「プログラム中のエラーを修復します」にチェックをつけて「次へ」をクリックします。
  4. ウィザードにしたがって修復を完了させます。

修復が完了したら起動し、正常にPDFが開けるかを確認してください。修復後もエラーが出る場合は、次の対処に進みます。

対処8: Adobe Acrobat Reader DCを再インストールする

Adobe Acrobat Reader DCの修復を試してもDDE serverのエラーが発生する場合は、アプリケーションの再インストールを検討してください。

アプリケーションを再インストールするには、一度アンインストールしてから最新版のインストーラーをダウンロードして再インストールします。具体的な手順は次のとおりです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. 右ペインのリストから「Adobe Acrobat Reader DC」を選択します。
  3. 「アンインストール」をクリックしてポップアップが表示されたら、再度「アンインストール」をクリックします。
  4. 案内に従ってアンインストールを完了します。
  5. アンインストールが完了したら、『Adobe公式サイト』からAdobe Acrobat Reader DCをダウンロードします。
  6. ダウンロードが完了したら、インストーラーをダブルクリックして開きます。
  7. ウィザードに従ってインストールを完了させます。

最新版のAdobe Acrobat Reader DCがインストールできたら、PDFが開けるか確認してください。

対処9: 過去のバージョンをインストールする

Adobe Acrobat Reader DCの最新バージョンに不具合があり、DDE serverのエラーが発生しているケースが考えられます。

ここまでの対処方法で解決しない場合は、過去のバージョンをインストールしてエラーが解決しないか確認してみてください。

Adobe Acrobat Reader DCの過去のバージョンは、次のページからダウンロードすることができます。

過去のバージョンをインストールするには、現在のバージョンのAdobe Acrobat Reader DCをアンインストールしてから、古いバージョンをインストールしてください。

過去のバージョンでエラーが解決する場合は、エラーが改修された最新バージョンが提供されるまでアップデートは行わないようにしてください。

対処10: ユーザーアカウント制御を有効にする

稀なケースですが、ユーザーアカウント制御を無効にしていると、DDE serverのエラーが発生することがあります。

そのため、ユーザーアカウント制御を無効にしている場合は、次の手順で有効にしてください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. UserAccountControlSettings」と入力して「OK」をクリックします。
  3. スライダーが一番下(通知しない)になっている場合は上のレベルに上げます。
  4. 「OK」をクリックしてユーザーアカウント制御が出たら「はい」をクリックします。

ユーザーアカウント制御が有効にできたら、再度PDFファイルを開いてみてください。

対処11: 別のPDFリーダーを使用する

ここまでの全ての対処方法を試してもDDE serverのエラーが発生してPDFを開けない場合は、別のPDFリーダーを利用を検討してください。

今回は、例としてフリーソフトの「Foxit Reader」をインストールする方法を紹介します。

  1. 『Foxit Readerの公式サイト – 窓の杜』にアクセスしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。
  3. ウィザードにしたがって「次へ」をクリックしてインストールを完了します。
    • 「Foxit Readerを既定のPDFリーダーに設定」のチェックを入れると、PDFファイルにFoxit Readerを関連付けすることができます。

以上でFoxit Readerのインストールは完了です。PDFファイルを開くとFoxit Readerが起動します。正常にPDFファイルが開けることを確認してください。

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