「Microsoftアカウントですべてをまとめる」が消せない時の対処法

WordやExcel、OutlookなどのMicrosoft Officeのアプリを起動すると、突然「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップが表示されることがあります。

このポップアップを閉じようとしても、閉じるボタンが表示されなかったり「続ける」がグレーアウトして閉じれないトラブルが発生することがあります。

本記事では、「Microsoftアカウントですべてをまとめる」が消せない時の対処法について詳しく紹介します。

この記事の内容

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」が表示される意味は？

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップは、Word・Excel・OutlookなどのMicrosoft Officeのアプリケーションを起動した際に表示されることがあります。

このポップアップは、複数のデバイスで一つのMicrosoftアカウントを使用することで、Microsoftのサービスの同じデータにアクセスできるメリットを知らせるメッセージです。

このポップアップメッセージは、あくまでMicrosoftアカウントの利便性についての通知ですので、特別な設定等は必要なく確認するだけ問題ありません。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップは、内容を確認した上で「続ける」ボタンをクリックすることで消すことができます。一度「続ける」をクリックさえすれば次回以降の起動で表示されなくなります。

ただし、「続ける」を押さずにOfficeなどを強制終了しても、起動時に再表示されてしまいます。「続ける」をクリックしても設定が変更されるわけではないので、特に問題がなければ「続ける」をクリックしてポップアップを閉じてください。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップの「続ける」をクリックして閉じようと思っても、「続ける」が表示されていなかったり、グレーアウトして押せない問題が起きることがあります。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップを消せない場合は、次の対処を試してみてください。

Windowsの画面のスケーリング設定の拡大率が高いことが原因で、「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップの「続ける」が押せず消せないケースがあります。

そのため、Windowsの画面のスケーリング設定の拡大率を下げることで、問題が解決する可能性があります。画面のスケーリング設定を変更するには、以下の手順で操作してください。

スケーリング設定で拡大率を下げれたらOfficeのアプリケーションを起動し、「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップで「続ける」ボタンを押して消せるようになったか確認してください。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップの内容を全てスクロールしないと、「続ける」のボタンがグレーアウトして押せない場合があります。

そのため、ポップアップの内容が途中までしか見えていない場合は、内容を一番下までスクロールしてから「続ける」のボタンが押せないか確認してみてください。

「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップウィンドウのサイズが小さいことが原因で、「続ける」がグレーアウトして押せなかったり、表示されないケースが考えられます。

そのため、ポップアップウィンドウのサイズを調整して、「続ける」ボタンが押せるようにならないか確認してみてください。ポップアップウィンドウのサイズを調整するには、以下の手順で操作します。

この方法で解決する場合は、ウィンドウを一定のサイズ以上にすると「続ける」ボタンのグレーアウトが解除されます。ウィンドウサイズを変更して「続ける」ボタンが押せるようになったら、ボタンをクリックしてポップアップが消えたか確認してください。

Officeアプリケーションに一時的な不具合が発生していることが原因で、「Microsoftアカウントですべてをまとめる」のポップアップを消せないケースが考えられます。

上記の方法を行ってもポップアップを消せない場合は、Officeアプリケーションを一度強制終了してから再起動してみてください。Officeアプリケーションを強制終了するには、以下の手順で操作します。

「Windowsマーク」を右クリックして「タスクマネージャー」を選択します。
タスクマネージャーが起動したら、ウィンドウ左下にある「詳細」をクリックして詳細表示に切り替えます。
- 既に詳細表示になっている場合は、この手順をスキップしてください。
「プロセス」タブの一覧から「Officeアプリケーション(WordやExcel)」の項目を選択して、右下の「タスクの終了」ボタンをクリックします。

Officeアプリケーションを強制終了できたら、アプリを再起動して「続ける」のボタンが押せるようになったか確認してください。

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