ブラウザでYoutubeのページを開こうとすると「インターネットに接続してください: 現在オフラインです。接続を確認してください。」のエラーが表示されることがあります。このエラーはYoutubeアプリでも表示される場合があります。
このエラーはiPhoneやAndroid、WindowsPC、Macなどのデバイスがインターネットに接続できていないことが原因で発生することが多いですが、他の原因で表示されることもあります。
本記事では、Youtubeで「インターネットに接続してください」エラーが出て動画が見れない時の対処方法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: Wi-Fiを再接続する
Wi-Fiの接続が不安定か、完全に切断されていることが原因で、YouTubeで「インターネットに接続してください」というエラーメッセージが表示されるケースが考えられます。
そのため、Wi-Fiを一度切断してから再接続することで、問題が解決する可能性があります。Wi-Fiを再接続するには、以下の手順で操作してください。
- iPhoneの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Wi-Fi」をタップします。
- 「Wi-Fi」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
- 数秒待ってから「Wi-Fi」のスイッチを「オン」に戻します。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「ネットワークとインターネット」をクリックします。
- 「Wi-Fi」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
- 数秒待ってから「Wi-Fi」のスイッチを「オン」に戻します。
- Windowsの場合:
- タスクバー右側の「Wi-Fiアイコン」をクリックします。
- 「Wi-Fi」のパネルをクリックして「オフ」に切り替えます。
- 数秒待ってから「Wi-Fi」のパネルをクリックして「オン」に戻します。
- Macの場合:
- 上部のメニューバー右側の「Wi-Fiアイコン」をクリックします。
- 「Wi-Fi」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
- 数秒待ってから「Wi-Fi」のスイッチを「オン」に戻します。
Wi-Fiを再接続できたら、Youtubeのページを再読み込みして正常に表示されるようになったか確認してください。
対処2: 機内モードをオフにする
デバイスの機内モードが有効になっておりインターネットに接続していない状態になっていることが原因で、Youtubeに「インターネットに接続してください」というエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、デバイスの機内モードの状態を確認して、オンになっている場合はオフに切り替えてください。機内モードをオフにするには、以下の手順で操作します。
- iPhoneの場合:
- 画面右上隅から下方向にスワイプして、コントロールセンターを表示します。
- ホームボタンを搭載したiPhoneの場合は、画面下部から上方向にスワイプしてください。
- コントロールセンター内で、「機内モード(飛行機アイコン)」が「オン」になっている場合は「オフ」に切り替えます。
- 画面右上隅から下方向にスワイプして、コントロールセンターを表示します。
- Androidの場合:
- 画面上部から下方向にスワイプし、クイック設定を表示します。
- 通知パネルが表示される場合は、再度画面上部から下方向にスワイプしてください。
- クイック設定内で、「機内モード(飛行機アイコン)」が「オン」になっている場合は、タップして「オフ」に戻します。
- 画面上部から下方向にスワイプし、クイック設定を表示します。
- Windowsの場合:
- タスクバー右側の「Wi-Fiアイコン」をクリックします。
- 「機内モード(飛行機アイコン)」のパネルが「オン」になっている場合はクリックして「オフ」に切り替えます。
デバイスの機内モードをオフにできたら、Youtubeのページを読み込み直してエラーが解決したことを確認してください。
対処3: インターネット接続の問題を解決する
デバイスが接続しているWi-Fiなどのネットワークに問題が起きておりインターネットに接続できていないことが原因で、Youtubeに「インターネットに接続してください」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、デバイスが正常にインターネットに接続できていることを確認してください。インターネット接続を確認するには、ブラウザで別のウェブページを開いて正常に表示されるかで判断できます。
デバイスがインターネットに接続できていない場合は、以下の方法で問題が解決しないか確認してください。
- 方法1: ルーターを再起動する
- ルーターを再起動するには、電源コードを一度抜いて数分待ってから再度電源コードを接続してください。
- 方法2: デバイスを再起動する
- デバイスの電源を一度切ってから再度起動することで問題が解決する可能性があります。
- 方法3: Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
- iPhoneやAndroidで問題が起きている場合は、Wi-Fiとモバイル通信を切り替えることで問題が解決する可能性があります。
デバイスが正常にインターネットに接続できたら、Youtubeにアクセスしてエラーが解決したことを確認してください。
対処4: ブラウザの一時データを削除する
ブラウザのキャッシュやCookieなどの一時データに問題が起きていることが原因で、Youtubeに「インターネットに接続してください」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、ブラウザの一時データを削除することで、Youtubeのエラーが解決する可能性があります。ただし、Cookieを削除すると、ウェブサイトのログイン情報が削除されるため再ログインが必要になる点に注意してください。
ブラウザの一時データを削除するには、以下の手順で操作してください。
- Windows/Macの場合:
- Chromeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「その他のツール」→「閲覧履歴を消去」の順にクリックします。
- 期間を「全期間」に変更して、「Cookieと他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。
- 「データを削除」をクリックします。
- Firefoxの場合:
- 右上の「メニュー(3本線アイコン)」→「設定(またはオプション)」の順にクリックします。
- 左ペインで「プライバシーとセキュリティ」を選択して、「履歴を消去」をクリックします。
- 「消去する履歴の期間」を「すべての履歴」に変更して、「Cookieとサイトデータ」と「キャッシュ」にチェックを入れます。
- 「今すぐ消去」をクリックします。
- Edgeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「履歴」→「履歴データをクリア」の順にクリックします。
- 時間の範囲を「すべての期間」に変更して、「キャッシュされた画像とファイル」と「クッキーおよび他のサイトデータ」にチェックを入れます。
- 「今すぐクリア」をクリックします。
- Safariの場合:
- 上部メニューの「履歴」→「履歴を消去」を選択します。
- 消去の対象を「すべての履歴」に変更して「履歴を消去」をクリックします。
- Chromeの場合:
- iPhone/Androidの場合:
- Safariの場合:
- 「設定」を開いて、「Safari」をタップします。
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら、「消去」をタップします。
- Chromeの場合:
- Chromeを起動して、「メニュー(3点アイコン)」をタップして「履歴」を選択します。
- 「閲覧データを削除」をタップします。
- 「Cookieと他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「データを消去」をタップします。
- Safariの場合:
ブラウザの一時データを削除できたら、Youtubeを開いてエラーが解決したことを確認してください。
対処5: Youtubeアプリを更新する
iPhoneやAndroidでYoutubeアプリを使用している際に「インターネットに接続してください」エラーが表示される場合は、Youtubeアプリのバージョンが古いことが原因として考えられます。
そのため、Youtubeアプリを最新バージョンにアップデートすることでエラーが解決する可能性があります。Youtubeアプリをアップデートするには、以下の手順で操作してください。
- iPhoneの場合:
- 「AppStore」を開きます。
- 上部の「プロフィールアイコン」をタップします。
- 「Youtube」のアップデートが利用可能の場合は、「アップデート」をタップします。
- Androidの場合:
- 「Google Playストア」を開きます。
- 右上の「アカウントアイコン」をタップします。
- 「アプリとデバイスの管理(マイアプリ&ゲーム)」をタップします。
- 「Youtube」のアップデートが利用可能の場合は、「更新」をタップします。
Youtubeアプリを最新バージョンにアップデートできたら、エラーが解決したことを確認してください。
対処6: VPNとプロキシを無効にする
デバイスでVPNやプロキシを使用していることが原因で、Youtubeで「インターネットに接続してください」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、VPNまたはプロキシを無効にすることでエラーが解決する可能性があります。VPNとプロキシを無効にするには、以下の手順で操作してください。
- iPhoneの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「VPN」のスイッチをタップして「オフ」に変更して接続を解除します。
- 「Wi-Fi」をタップします。
- 「接続しているWi-FiのSSID」をタップします。
- 「プロキシを構成」をタップして「オフ」をタップします。
- Androidの場合:
- 「設定」アプリを開きます。
- 「無線とネットワーク」、もしくは「ネットワークとインターネット」の「VPN」をタップします。
- 「接続済みのVPNのネットワーク名」を選択して「切断」をクリックします。
- 前の画面に戻って、「Wi-Fi」をタップします。
- 「接続しているWi-FiのSSID」の「ギアアイコン」をタップします。
- ギアアイコンがない場合は、長押しして「ネットワークを変更」をタップします。
- 「詳細設定」をタップします。
- 「プロキシ」をタップして「なし」に変更します。
- Windowsの場合:
- 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を開きます。
- 「ネットワークとインターネット」をクリックします。
- 「VPN」をクリックします。
- 接続済みのVPNの「切断」をクリックします。
- 前の画面に戻って「プロキシ」をクリックします。
- 「手動プロキシセットアップ」の下にある、「プロキシサーバーを使う」のスイッチを「オフ」に変更します。
- Macの場合:
- 上部メニューの「Appleマーク」→「システム環境設定」をクリックします。
- 「ネットワーク」をクリックします。
- 「接続済みのVPNのネットワーク名」を選択して「切断」をクリックします。
- 「接続済みのネットワーク」を選択して「詳細」をクリックします。
- 「プロキシ」タブを開いて、「構成するプロトコル」内の全ての項目のチェックを外して「OK」をクリックします。
デバイスのVPNとプロキシを無効にできたら、Youtubeのページにアクセスして問題が解決したか確認してください。
対処7: 広告ブロッカーを無効にする
ブラウザにインストールされている広告ブロッカーの拡張機能が原因で、Youtubeのページで「インターネットに接続してください」エラーが表示されるケースが考えらます。
そのため、ブラウザの広告ブロッカーの拡張機能を無効にすることでエラーが解決する可能性があります。広告ブロッカーの拡張機能を無効にするには、以下の手順で操作してください。
- Chromeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「その他のツール」→「拡張機能」を選びます。
- 拡張機能の一覧が表示されたら、拡張機能名の右下にあるスイッチをクリックして「オフ」に切り替えます。
- Firefoxの場合:
- 右上の「メニュー(3本線アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
- 拡張機能の一覧が表示されます。全ての拡張機能のスイッチを「オフ」に変更します。
- Edgeの場合:
- 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
- 拡張機能の一覧で、拡張機能のスイッチを「オフ」に変更します。
iPhone、Androidの場合は、広告ブロッカーの機能を持ったアプリを無効化するかアンインストールしてください。
広告ブロッカーを無効にできたら、Youtubeのページを読み込み直してエラーが解決したことを確認してください。
対処8: DNSキャッシュをリセットする
Windows、Macの場合はDNSキャッシュに問題があることが原因で、Youtubeにアクセスした際に「インターネットに接続してください」エラーが表示されるケースが考えらます。
そのため、DNSキャッシュをリセットすることで、エラーが解決する可能性があります。DNSキャッシュをリセットするには、以下の手順で操作してください。
- Windowsの場合:
- 「Windowsマーク」を右クリックし、「ターミナル(またはWindows PowerShell)」を起動します。
- PowerShellまたはコマンドプロンプトの画面に、以下のコマンドを入力します。入力したらエンターキーを押して実行してください。
ipconfig /flushdns
- 「DNSリゾルバーキャッシュは正常にフラッシュされました。」と表示されたら削除完了です。右上のバツボタンをクリックしてウィンドウを閉じてください。
- Macの場合:
- Finderを開きます。
- 「アプリケーション」フォルダを開き、さらにその中にある「ユーティリティ」フォルダを開きます。
- 「ユーティリティ」フォルダの中にある「ターミナル」を起動します。
- ターミナルに、以下のコマンドを入力します。入力したらエンターキーを押して実行してください。
sudo killall -HUP mDNSResponder
- 「password」とターミナルに表示されたら、Macのログインパスワードを入力します。キーを押しても画面に反映されていないように見えますが、実際には入力されているので、そのままパスワードを入力してエンターキーを押してください。
- エラーメッセージが出なければこれでキャッシュの削除は完了です。
DNSキャッシュをリセットできたら、Youtubeのページを再読み込みしてエラーが解決したことを確認してください。
対処9: DNSサーバーを変更する
PCがインターネット接続に使用しているDNSサーバーに問題が起きていることが原因で、Youtubeで「インターネットに接続してください」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、使用するDNSサーバーを変更することで、エラーが解決する可能性があります。WindowsまたはMacでDNSサーバーを変更するには、以下の手順で操作します。
- Windowsの場合:
- 「Windowsマーク」を右クリックして「ネットワーク接続」を選択します。
- 右ペインで、「アダプターのオプションを変更する」をクリックします。
- ネットワーク接続の画面が表示されたら、「接続しているネットワーク(イーサネット、またはWiFi)」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 項目の一覧から「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択して、「プロパティ」をクリックします。
- IPv6を使用している場合は、「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」の設定を変更してください。
- 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択して、以下のGoogleのパブリックDNSの値を入力して「OK」をクリックします。
- 優先DNS: 8.8.8.8
- 代替DNS: 8.8.4.4
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
- Macの場合:
- システム環境設定を開き、「ネットワーク」をクリックします。
- 接続中のネットワークを選択した状態で、「詳細」をクリックします。
- 上部に表示されるタブの中から「DNS」をクリックします。
- 左下にある「+」ボタンをクリックします。
- DNSサーバのリストにGoogleのパブリックDNSの値「8.8.8.8」と「8.8.4.4」を入力して追加します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
DNSサーバーを変更できたら、Youtubeのページを読み込み直してエラーが解決したことを確認してください。
対処10: Youtubeに障害が起きていないか確認する
Youtubeのサーバーに障害などが発生していることが原因で、「インターネットに接続してください」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、Youtubeのサーバーに問題が起きていないか確認してください。Youtubeのサーバー障害はYoutubeの公式Twitterなどで通知されていることがあります。
Youtubeのサーバーに障害が発生している場合は、数時間待ってからYoutubeへのアクセスを試してみてください。