パソコンでYouTubeが見れない/再生できない!エラーが出る原因と対処法

パソコンでYouTubeの動画を視聴しようとすると「エラーが発生しました」や「ネットワークに問題が発生しました (503)」、「読み込みエラー」などが出て動画が見れないケースがあります。

また、動画の視聴中に突然エラーが出て再生が止まってしまうケースもあります。

今回は、パソコンでYouTubeが見れない・再生できない時の具体的な対処法についてまとめました。

動画再生時に「オーディオレンダラエラー」が出る場合は、次のページを参考にして下さい。

対処1: YouTubeで障害が起こっていないか確認する

YouTube自体で何らかのシステム障害が起こっている可能性があります。公式サイトなどで、システム障害についてのお知らせがないか確認してみましょう。

また、YouTubeのシステム障害が起きている場合は、他のユーザーも同じくYouTubeを視聴できなくなっています。ネットやSNSなどでYouTubeに繋がらないという投稿が同時刻に複数ある場合は、システム障害が起きているケースが多いです。

YouTube自体のシステム障害の場合は、ユーザー側でできる対処はありません。システムが復旧するまで待ちましょう。

対処2: 通信環境を確認する

通信速度が遅いもしくは通信制限がかかっている場合は、動画の読み込みに時間がかかっている可能性があります。

パソコンで使用している回線の通信環境・速度を確認してみましょう。

YouTubeを視聴するのに快適な通信速度は、下り10Mbpsが理想です。

動画の解像度推奨される持続的な速度
4K20 Mbps
HD 1080p5 Mbps
HD 720p2.5 Mbps
SD 480p1.1 Mbps
SD 360p0.7 Mbps

通信環境に問題がある場合は通信回線の限度枠を増やす、別の通信回線を使用するなどして通信環境を整えましょう。

対処3: ブラウザを再起動してみる

使用しているブラウザ(Chrome、Edgeなど)に位置的な不具合が発生していることが原因で、動画が佐世できないケースがあります。

一度ブラウザを完全に終了させてから、再起動をして動画が再生できないか試してみて下さい。

対処4: ブラウザが最新か確認する

現在のYouTubeは、HTML5のプレイヤーを採用しています。HTML5に対応しているブラウザは次の通りです。

  • Chrome
  • Firefox
  • Opera
  • Safari
  • Edge

お使いのブラウザが最新の状態になっているか確認し、古い場合はアップデートを行なってみましょう。

InternetExplorerなどの更新の止まった古いブラウザを使っている場合は、動画を正常に再生できないケースが多いです。

対処5: ブラウザのキャッシュをクリアする

ブラウザのキャッシュデータに異常があり、ブラウザの通信環境が悪くなっていることでYouTubeが見れないことがあります。

そのため、ブラウザに溜まったキャッシュデータをクリアすることにより、トラブルが改善するケースがあります。

キャッシュをクリアする方法

キャッシュのクリア方法はブラウザにより異なります。今回はGoogle Chromeを例に解説しています。

  1. ウィンドウ右上の三点リーダーをクリックして、ブラウザの設定画面を開きます。
  2. 「その他のツール」から「観覧履歴を消去」をクリックします。
  3. 閲覧履歴データの削除というウィンドウが開くので、「閲覧履歴」「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」から削除したい項目をチェックします。
  4. 「データを削除」をクリックするとチェックした項目が削除されます。

対処6: 他のアプリケーションを停止する / パソコンを再起動する

パソコンのメモリが不足すると、パソコン自体の処理能力が低下してしまいYouTubeが見れないことがあります。

また、他に起動しているアプリケーションの影響でCPUの使用率が100%に張り付いていると、動画の再生に支障が出る場合もあります。

一旦ブラウザ以外の他のアプリケーションを停止して症状が改善しないか確認しましょう。パソコンの再起動でも、メモリを解放できます。

対処7: セキュリティー対策ソフトを無効にしてみる

ファイヤーウォールやウイルスソフトなどのセキュリティ対策ソフトは、アプリケーションの動作やインターネット通信を意図せず遮断していることがあります。

そのため、セキュリティソフトによってYouTubeの視聴に必要な通信も遮断されてしまい、動画が見れなくなっていることが考えられます。

一時的に無効にしてYouTubeが視聴できるか確認しましょうYouTubeが視聴できた場合は、セキュリティー対策ソフトの過剰な制限が原因です。

セキュリティー対策ソフトの設定を適切な制限に変更するか、別のソフトを使うなどの対策をしましょう。

また、注意点として一時的にセキュリティー対策を無効にするため、YouTubeの視聴確認以外の操作は控えて確認後は必ず有効に戻すことを忘れないでください。

対処8: 制限付きモードを解除する

動画の再生時に「制限付きモードが有効になっているため、この動画は再生できません。」と表示されて再生できない場合は、Youtubeの制限付きモードがオンになっていることが考えられます。

Youtubeの制限付きモードがオンになっていると、不適切なコンテンツの動画が再生できない状態になるため、これらの動画を再生するには制限付きモードを解除する必要があります。

Youtubeの制限付きモードを解除する方法については、以下のページで詳しく紹介しているので併せて参考にしてください。

対処9: パソコンのスペックを上げる

視聴するパソコンのスペック(特にメモリ)が低いと、動画がなかなか読み込まれなかったり、動画がカクカクしてしまう場合があります。

Youtubeの公式では、パソコンの推奨環境についての情報はありませんが、快適に視聴するには4GB以上のメモリが最低限必要です。

アプリケーションを全て閉じても改善しない場合や普段からパソコンの動作が遅い場合は、メモリの増設やパソコン自体の買い替えを検討しましょう。

コメント

  1. みすゞ より:

    とても役立ちました!ありがとうございます!私もこれで試してみようと思います!
    本当にありがとうございました。

  2. アーニャ より:

    MacBook Air M1 16GBでYou tube Liveの閲覧で12GBと少しメモリを使用して2.5GBスワップしています。
    たまに読み込みが入ってスムーズに見られなかったりします。
    不便です。Macはしょぼいのでしょうか。32GBのパソコンを購入しなければスムーズに見られないのでしょうか。

    1. ITおじさん より:

      MacBook Air M1 16GBであれば、Youtube Liveを十分快適に閲覧できるスペックです。読み込みや再生が途切れる場合は、インターネットやWi-Fiの通信状況、Youtubeのサーバー側に問題があるかと思います。

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