Googleドライブはパソコンからだけでなく、スマホからも写真や文書ファイルなどのデータをアップロードして保存することができます。
そんなGoogleドライブですが、ファイルがアップロードできない、アップロードしたはずのファィルがGoogleドライブに保存されていないという問題が発生することがあります。
そこで、本記事ではGoogleドライブにファイルをアップロード出来ない時に考えられる原因と対処法を紹介します。
この記事の内容
スマホのGoogleドライブでアップロードできない原因
Googleドライブに写真などのファイルをアップロードできない原因として次の5つが考えられます。
- インターネット接続環境に問題がないか・・・
通信が安定していない場所ではアップロードエラーが起こりやすくなります。 - 容量が不足していないか・・・
スマホ本体とGoogleドライブのストレージに十分な容量がないとアップロードに失敗することがあります。 - アプリに異常がないか・・・
Googleドライブアプリにバグや不具合があるケースです。 - アップロードするファイルに問題はないか・・・
ファイルに問題があったり、欠損していたりするとアップロードに失敗することがあります。
ここからは具体的な対処手順を解説します。
Googleドライブのアップロード方法が分からない方は、以下の記事で詳しく紹介しているの参考にして下さい。
インターネット接続環境の確認
まず、基本的なことですがスマホの通信状況に問題がないか確認しましょう。
モバイル通信を利用している場合は、電波状況が悪くないか確認してください。
Wifiを利用している場合は、Wifiの電波状況に問題はないか、Wifiルーターから遠すぎないか確認するようにしましょう。
アップロードするデータのサイズにもよりますが、モバイル通信でアップロードしていると帯域制限にひっかかる場合もあります。そのため、Wi-Fi環境でのアップロードを行うことをおすすめします。
ストレージの確認と容量確保
まずGoogleドライブに十分な空き容量があることを確認します。「Googleドライブ」→「3本線マーク」→「保存容量」を開くと空き容量が十分にあるか確認することができます。
Googleドライブの空き容量が少ない場合は、Googleドライブ内のゴミ箱にあるデータの消去を行いましょう。
また、スマホ側のストレージが不足している場合もエラーが起きやすくなるので、スマホ内の不要なデータやアプリがあれば削除してみてください。
Googleドライブのゴミ箱のファイルを削除する手順
- 「Googleドライブ」アプリを起動します。
- 左上の「三本ライン」アイコンをタップし、メニューを表示させます。
- メニューの中から「ゴミ箱」をタップします。
- 右上の「…」アイコンをタップします。
- メニューが表示されたら「ゴミ箱を空にする」をタップします。確認メッセージが表示されたら「完全に削除」をタップします。
アプリのアップデート・Googleドライブへの再ログイン
Googleドライブのアプリのバージョンが古いと、既に修正済みであるはずの不具合やバグが発生することがあります。
Androidの場合はPlayストアから、iPhoneの場合はAppストアからGoogleドライブアプリが最新のバージョンになっているか確認し、もし更新可能であればアップデートを行ってください。
アプリを最新のものに更新しても直らない場合は、一旦Googleドライブからログアウトし、それからもう1度ログインし直してみてください。同期エラーなどが発生している場合はこの操作で改善することがあります。
「Googleドライブ」アプリで再度ログインする手順
Googleドライブアプリで再度ログインをするには以下の手順で操作します。
Androidの手順
- ホーム画面またはアプリ一覧から「Googleドライブ」アプリを開きます。
- 左上の「3本ライン」アイコンをタップします。
- メニューが表示されます。[アカウント名]をタップして「アカウントを管理する」を選択します。
- 「アカウントと同期」画面が表示されます。「Google」をタップします。
- Androidで利用している[Googleアカウント]をタップします。
- 右上の「3点マーク」→「アカウントを削除」をタップします。
以上でアカウントのログアウトは完了です。「連絡先が消去されます」という警告メッセージが表示されますが、再度同じGoogleアカウントでログインし連絡先の同期設定を行えば連絡先は復元されます。
続いてGoogleアカウントを再度追加します。
- 上記のGoogleアカウントの画面で「アカウントを追加」をタップします。
- 「Google」をタップします。
- [アカウント名]と[パスワード]を入力します。
Androidの場合は、以上で再ログインは完了です。
iPhoneの手順
- ホーム画面から「Googleドライブ」アプリを起動します。
- 左上の「3本ライン」アイコンをタップします。
- メニューが開きます。メニュー下部にある「アカウント名」をタップします。
- 「Googleアカウントにアクセス」をタップします。
- 下部にある「この端末からアカウントを削除」をタップします。
- 再ログインを行います。左下にある「ログイン」をタップします。
- [アカウント名]と[パスワード]を入力してログインを行います。
アップロードするファイルの確認
ファイルに異常がありアップロードができないケースがあります。以下の項目を確認し、もう1度アップロードを試してください。
ファイルのサイズが大きすぎていないか
Googleドライブの1ファイルの上限は5TBなので、大きいファイルのアップロードには対応しています。
しかし、ファイルサイズが大きいとアップロードにかかる時間が長くなるため、通信エラーが起きやすくなります。
特に長時間の動画などはサイズが大きくなりがちなので、サイズの大きい動画の保存はUSB経由でパソコンや外付けHDDに保存することをおすすめします。
ファイル名に問題はないか
ファイル名に特殊な記号、機種依存文字、半角カタカナが入っているとエラーの原因になることがあります。
半角英数・全角日本語のみで構成されたファイル名に変更して再度アップロードを試してみて下さい。
【関連】
こちらの記事を拝見して、先ほどGoogleドライブの不具合が解消されました。数日前まで問題なくアップロードできていたのに、軽い画像一つアップしようとしても待機中となったまま何も進まず、iPhoneを再起動したりもしましたがダメでした…
こちらで紹介されている、スマホでのログアウト、再度ログインを試してみたら解消し、大変助かりました!有益な情報を紹介くださりありがとうございます!!