iCloudは普段ログインしたままで使うことが多く、いざApple IDの変更や機種変更でサインアウトが必要になると思い出せなかったり、わからなくなってしまうことがあります。
iCloudには写真や様々なデータのバックアップなど、大事なデータが入っているので使えなくなってしまったらとても困ってしまいますよね。
そんな時どうしたらいいのか?Apple ID(iCloud ID)の確認方法とパスワードのリセット方法をまとめましたので困っている方は参考にしてみてくださいね。
IDもパスワードも両方わからない場合でも大丈夫です!まずIDから調べ、そのあとでパスワードのリセットを行いましょう。
この記事の内容
Apple ID(iCloud)のパスワードがわからない時のリセット手順
iCloudのパスワードが分からない場合はリセット(再設定)を行います。以下の手順で操作してパスワードを変更してください。
- Safariなどのウェブブラウザアプリを起動し、「Apple IDアカウント管理ページ」を開きます。
- 「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」の文字の部分を選択します。
- iCloudで使用しているIDを1番上の項目に入力し、「画像内の文字を入力してください」の欄も入力したら「続ける」をタップします。
- 次の画面に進んだら「パスワードをリセット」にチェックが入っていることを確認し、「続ける」をタップします。
- 次に「リセット方法」を選択します。
リセットをする方法は「1.メールアドレスへリセット用のメールを送って貰う方法」と、「2.Apple ID作成時に設定したセキュリティ質問に答える方法」があります。
セキュリティの質問の答えを覚えている場合は「2」を、そうでない場合は「1」を選択しましょう。
1.メールアドレスへリセット用のメールを送る方法
- 指定したメールアドレスにAppleからメールが届くので確認してください。もし数分以上待ってもメールが受信できない場合は迷惑メールフォルダも確認してください。
- メールを開き、「以下のリンクをクリックしてください。」という文面を探して、指示通りリンクをタップします。
(*「今すぐリセット」などと書かれている部分です) - パスワードの再設定画面が開くので、新しいパスワードを2回入力してください。
(*パスワードはページ下部に表示されている条件を満たすものにする必要があります。)
以上でパスワードの再設定は完了です。今後iCloudなどのApple IDを使用する時は今設定したパスワードでサインインするようにします。
2.セキュリティ質問に答える方法
- Apple ID作成時に指定した「秘密の質問」の答えを入力して先へ進んでください。
- 答えが間違っていなければ「パスワードの再設定画面」が開きます。
- 新しいパスワードを2つの空白の欄に入力してください。
(*パスワードはページ下部に表示されている条件を満たすものにする必要があります。)
以上でパスワードの再設定は完了です。セキュリティ質問に答える方法でも同じように再設定することができます。
Apple ID(iCloud)がわからない時の対処法
iCloudを今現在使用している状況であれば以下の操作でIDの確認ができます。
iPhone・iPadの場合
- ホーム画面で「設定」アイコンをタップします。
- 「iCloud」の項目をタップします。
- 上部に表示される「メールアドレス」があなたの「アカウントID」です。
自分のIDが表示されない場合はサインインしていない状態ですので別の方法でIDを確認する必要があります。
Macの場合
- Appleメニューを開き、「システム環境設定」をクリックします。
- 「iCloud」をクリックします。
- 名前の下に表示される「メールアドレス」があなたの「アカウントID」です。
IDやパスワードを入力するよう求められたらiCloudにサインインされていない状態ですので別の方法でIDを確認する必要があります。
その他のApple IDの確認方法
上記の方法で確かめられない場合は以下の方法も試してみてください。
iTunesやApp Store、メールアプリなどを確認する
もしApple IDでサインインしているアプリがあればIDを確認します。
あえてApple IDを使い分けたり過去に変更したりしていなければ、iCloudと同じIDが使用されているはずです。
使用しているメールアドレスをApple IDの欄に入力してサインインしてみる
通常はApple IDの登録の際に使用するメールアドレスがApple IDになります。
そのため、所持しているメールアドレスを1つずつ入力すればサインインできる可能性があります。
所持しているメールアドレスと覚えているパスワードの組み合わせでサインインできないか試してみましょう。
Appleアカウント管理サービスで調べる
- Safariなどのウェブブラウザアプリを起動し、「Apple ID アカウント管理ページ」を開きます。
- 「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」の文字の部分をタップまたはクリックします。
- 「Apple IDを忘れてしまった場合、こちらで検索できます。」の文字の部分をタップまたはクリックします。
- Apple IDを作成した時の「姓、名、メールアドレス」を入力し、「画像内の文字を入力してください」の項目も入力して「続ける」ボタンをタップします。
- Apple IDがサーバー上に存在すれば「あなたのID」が表示されます。
上記のどの方法でも自分のApple IDが見つからない場合は過去にIDを変更したことはないか、入力ミスなどないかもう1度確認します。
Apple ID(iCloud)が見つからない時は?
上記の方法で確認してもiCloud IDが見つからない場合は、以下の2つしか方法はありません。
- 直接Appleのサポート窓口に問い合わせる
- AppleIDを再度取得する
複数のAppleIDを取得すると、古いアカウントに個人情報が残った状態になってしまうので、まずAppleのサポートを受けることをおすすめします。
Appleに直接問い合わせる
Appleに問い合わせるには、直接店舗へ行くか電話をかける必要があります。
電話でのお問い合わせは待ち時間が長いので、近くにAppleStoreがある場合は、店舗に行ったほうが良いです。
近くに店舗がない場合は、以下の公式ページから電話で問い合わせてみましょう。
ちなみにサポート時には、端末のシリアル番号が必要ですので、[設定] - [一般] - [情報]を開いてシリアル番号を確認してください。
AppleIDを再取得する
Appleに問い合わせることが面倒!という場合は、Appleの公式ページよりAppleIDを新しく作成して再設定することもできます。
上記のページの「Apple IDを作成」より新規のAppleIDを取得できます。AppleIDを取得できたら、「設定」 - 「iPhone/iPadにサインイン」からAppleIDを再度設定してください。
Apple ID(iCloud)とパスワードはしっかり管理する
IDやパスワードを頭で覚えておくのは大変なので、設定が終わったらID・パスワードは紙やノートに書いておくか、パスワード管理アプリなどに記録しておくのがおすすめです。
紙やノートに書く場合は必ず人に見られない場所、そして自分が紛失しない場所に保管します。また書き間違いや紛らわしい文字(大文字のCと小文字のc、ハイフン(-)とアンダーバー(_)など)の記述にも注意しましょう。
パスワード管理アプリは便利なものが多数出回っているので興味がある方は調べてみると良いかもしれません。ただし、大切な情報を書き込むのでアプリは必ず信頼性の高いものを選んでください。
エクセルなどで一覧を作成し保管する方法もありますが、万が一パスワード管理をしているエクセルファイルを盗まれてしまうと大変なので、作成したエクセルファイルは暗号化するなどの工夫をすると良いでしょう。