対処: このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません – iPhone/Mac

このappleidはitunesstoreで使用されたことがありません

iPhoneやiPad、MacでApple Storeでアプリをインストールしようとすると、「このApple IDは、iTunes Store(Apple Store)で使用されたことがありません。」のエラーが発生してアプリをインストールできないケースがあります。

エラーには「レビュー」をタップしてサインインしてからアカウント情報を確認する案内が表示されますが、案内に従ってもエラーが繰り返しループするケースもあります。

本記事では、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーの対処方法について詳しく紹介します。対処内容はiPhone/iPad/Macを想定しています。

対処1: AppleIDのアカウント情報を確認する

AppleIDに請求先住所や支払い方法の情報が登録されていないことが原因で、「このApple IDはiTunesStoreで使用されたことがありません」のエラーが表示されるケースが考えられます。

そのため、エラーメッセージの案内に従ってAppleIDの情報を確認して、不足している情報がある場合は登録してください。具体的な手順は、以下の通りです。

  • iPhoneの場合:
    1. 「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のポップアップの「レビュー」をタップします。
    2. 「利用規約に同意する」のスイッチを「オン」に切り替えて「次へ」をタップします。
    3. アカウント情報が表示されたら、不足している「請求先住所」を入力して「次へ」をクリックします。
    4. AppleID作成完了の画面が表示されたら「続ける」をタップします。
  • Macの場合:
    1. 「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のポップアップの「レビュー」をタップします。
    2. 「購入中にエラーが起きました」の表示が出たら「OK」をクリックします。
    3. 「利用規約」のチェックボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
    4. 「お支払い方法」を選択して、不足している「請求先住所」を入力して「続ける」をクリックします。
    5. AppleID作成完了の画面が表示されたら「続ける」をタップします。

AppleIDのアカウント情報を確認して請求先住所などの情報を登録できたら、AppStoreを開いてアプリのインストールを試してみてください。

上記のアカウント情報確認の操作ができなかったり、情報が正しく登録されているにも関わらずエラーが再表示される場合は次の対処に進んでください。

補足: 「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーがループする場合は、AppleIDの情報の確認操作を2回やり直してみてください。2回同じ操作を行うと問題が解決することを一部のユーザーが報告しています。

対処2: AppleIDのメールアドレスを確認する

AppleIDを作成する際に登録したメールアドレスが確認されていないことが原因で、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが表示されるケースが考えられます。

そのため、AppleIDとして登録したメールアドレスの受信トレイを開いて、Appleからアカウントの確認メールが来ていないか確認してください。確認メールが見つかったら、確認用のリンクにアクセスしてください。

Appleからアカウントの確認メールが届いていない場合は、以下の手順でAppleIDのメールアドレスを確認してください。

  1. 『AppleIDを管理 - Apple』のページにアクセスします。
  2. 「サインイン」をタップします。
  3. AppleIDの「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「サインイン(右矢印)」をタップします。
  4. AppleIDのメールアドレスと確認コードが送信されたメッセージが表示されます。
  5. メールアドレスの受信トレイを開いて、Appleからのメールに記載されたコードを確認します。
  6. 確認コードを入力して「確認」をタップします。

以上の手順で、AppleIDのメールアドレスを確認することができます。メールアドレスの確認が完了したら、AppStoreからアプリをインストールできるようになったか確認してください。

対処3: 支払いと配送先情報を更新する

支払いと配送先のクレジットカード情報に誤りがあったり古いことが原因で、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが表示されるケースが考えられます。

そのため、支払いと配送先のカード情報を更新することでエラーの表示が解決する可能性があります。支払いと配送先のカード情報を更新するには、以下の手順で操作してください。

  • iPhoneの場合:
    1. 「設定」アプリを開いて、最上部の「Apple IDのユーザー名」をタップします。
    2. 「支払いと配送先」をタップします。
    3. 「Face ID(またはTouch ID)」を入力します。
    4. お支払い方法の一覧で「有効期限が切れているカード」を選択します。
    5. 「有効期限」と「セキュリティコード」を更新して「完了」をタップします。
      • カード情報が不要な場合は、右上の「編集」をタップして削除したいカードの「削除」ボタンをタップしてください。
  • Macの場合:
    1. 「App Store」を起動します。
    2. 左下の「Apple IDのプロフィールアイコン」をクリックします。
    3. 「アカウントの設定」をクリックします。
    4. Apple IDの「メールアドレス」と「パスワード」を入力してサインインします。
    5. お支払い情報の「お支払い方法を管理」をクリックします。
    6. お支払い方法の一覧で「有効期限が切れているカード」の「編集」を選択します。
    7. 「有効期限」と「セキュリティコード」を更新して「完了」をタップします。
      • カード情報が不要な場合は、「編集」をタップして削除したいカードの「削除」ボタンをタップしてください。

支払いと配送先のカード情報を更新できたら、AppStoreのアプリのインストールをやり直してエラーが解決したか確認してください。

対処4: AppStoreでAppleIDに再サインインする

AppStoreのAppleIDのサインインの状態に問題が起きていることが原因で、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが表示されるケースが考えられます。

そのため、AppStoreからAppleIDをサインアウトしてから、サインインをやり直すことでエラーが解決する可能性があります。AppStoreのAppleIDを再サインインするには、以下の手順で操作してください。

  • iPhoneの場合:
    1. 「App Store」を開きます。
    2. 画面右上の「AppleIDのプロフィールアイコン」をタップします。
    3. 画面下部にある「サインアウト」をタップします。
    4. 最上部に戻って、Apple IDの「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「サインイン」をタップします。
    5. 「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のポップアップが表示されたら「レビュー」をタップします。
    6. 「利用規約に同意する」のスイッチを「オン」に切り替えて「次へ」をタップします。
    7. アカウント情報が表示されたら、不足している「請求先住所」を入力して「次へ」をクリックします。
    8. AppleID作成完了の画面が表示されたら「続ける」をタップします。
  • Macの場合:
    1. 「App Store」を起動します。
    2. 上部メニューの「ストア」をクリックして「サインアウト」を選択します。
    3. 左下の「サインイン」をクリックします。
    4. Apple IDの「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「サインイン」をクリックします。
    5. 「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のポップアップの「レビュー」をタップします。
    6. 「購入中にエラーが起きました」の表示が出たら「OK」をクリックします。
    7. 「利用規約」のチェックボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
    8. 「お支払い方法」を選択して、不足している「請求先住所」を入力して「続ける」をクリックします。
    9. AppleID作成完了の画面が表示されたら「続ける」をタップします。

AppStoreのAppleIDを再サインインしてアカウントの情報を登録できたら、アプリが正常にインストールできるようになったか確認してください。

対処5: MusicアプリからAppleIDにサインインする

「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラー時に「レビュー」を押してもエラーがループしてしまうケースがあります。

エラーがループする場合は、Musicアプリなどの別のAppleのアプリでAppleIDにサインインしてみてください。MusicアプリからAppleIDにサインインするには、以下の手順で操作します。

  • iPhoneの場合:
    1. 「ミュージック」アプリを起動します。
    2. 右上の「アカウントアイコン」をタップします。
    3. AppleIDの「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「サインイン」をタップします。
    4. 「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のポップアップが表示されたら「レビュー」をタップします。
    5. 「利用規約に同意する」のスイッチを「オン」に切り替えて「次へ」をタップします。
    6. アカウント情報が表示されたら、不足している「請求先住所」を入力して「次へ」をクリックします。
    7. AppleID作成完了の画面が表示されたら「続ける」をタップします。
  • Macの場合:
    1. 「Music」アプリを起動します。
    2. 上部メニューの「アカウント」→「サインイン」を選択します。
    3. AppleIDの「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「サインイン」をクリックします。
    4. 「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のポップアップの「レビュー」をタップします。
    5. 「購入中にエラーが起きました」の表示が出たら「OK」をクリックします。
    6. 「利用規約」のチェックボックスにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
    7. 「お支払い方法」を選択して、不足している「請求先住所」を入力して「続ける」をクリックします。
    8. AppleID作成完了の画面が表示されたら「続ける」をタップします。

Musicアプリなどの別のAppleのアプリでAppleIDにサンインできたら、AppStoreでアプリを正常にインストールできるようになったか確認してください。

対処6: デバイスでAppleIDに再サインインする

デバイスのAppleIDのサインインの状態に問題が起きていることが原因で、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが表示されるケースが考えられます。

そのため、デバイスに設定しているAppleIDを一度サインアウトしてから再度サインインすることで、エラーが解決する可能性があります。デバイスに設定しているAppleIDを再サインインするには、以下の手順で操作してください。

  • iPhoneの場合:
    1. 「設定」を開きます。
    2. 画面上部の「自分のApple ID」をタップします。
    3. 画面下部にある「サインアウト」をタップします。
    4. Apple IDのパスワードを入力してから、右上にある「オフにする」をタップします。
    5. 「データのコピーを残しますか?」というメッセーシが表示されたら、「サインアウト」をタップします。
      • コピーを残さない場合でもiCloud上にデータは残っています。念の為iPhone/iPadにデータを残しておきたい場合は、必要な項目のスイッチを「オン」にしても問題ありません。
    6. サインアウトできたら、「iPhone/iPadにサインイン」をタップして再びApple IDにサインインします。
      • 複数のApple IDを持っている場合は、必ず正しいIDを使用していることを確認してからサインインしてください。
  • Macの場合:
    1. 「Appleマーク」をクリックして、「システム環境設定」を選択します。
    2. 「Apple ID」をクリックします。
    3. 左のメニューの「概要」をクリックします。
    4. 「サインアウト」をクリックしてApple IDからサインアウトします。
      • サインアウト時に「iCloudデータのコピーを残しますか?」と聞かれたら、チェックを外して「コピーを残す」をクリックしてください。
      • コピーを残さない場合でもiCloud上にデータは残っています。念の為Macにデータを残しておきたい場合はチェックを入れても問題ありません。
    5. サインアウトできたら、「サインイン」をクリックして再びApple IDにサインインします。
      • 複数のApple IDを持っている場合は、サインインし直す時に正しいApple IDを使用しているか確認してください。

デバイスのApple IDを再サインインできたら、AppStoreでアプリを正常にインストールできるようになったか確認してください。

対処7: メディアと購入をオンにする

iPhoneの場合は、AppleIDのメディアと購入の機能がオフになっていることが原因で、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが表示されるケースが考えられます。

そのため、AppleIDのメディアと購入をオンにしてエラーが解決しないか確認してみてください。メディアと購入をオンにするには、以下の手順で操作します。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 最上部の「AppleIDのユーザー名」をタップします。
  3. 「メディアと購入」がオフになっている場合はタップします。
  4. メディアと購入の設定確認のポップアップが表示されたら「続ける」をタップします。

AppleIDのメディアと購入をオンにできたら、AppStoreを開いてアプリが正常にインストールできるようになったか確認してください。

対処8: iOS/macOSを最新にアップデートする

iOS、またはmacOSのバージョンが古く不具合があることが原因で、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが表示されるケースが考えられます。

そのため、ソフトウェアアップデートを実行して、OSを最新の状態にアップデートすることでエラーが解決する可能性があります。ソフトウェアアップデートを実行するには、以下の手順で操作してください。

  • iPhoneの場合:
    1. 「設定」アプリを起動します。
    2. 「一般」をタップします。
    3. 「ソフトウェアアップデート」をタップします。
    4. アップデートが見つかったら「ダウンロードしてインストール」をタップします。
    5. iPhone/iPadのパスコードを入力します。
    6. 「今すぐインストール」をタップします。
  • Macの場合:
    1. 「Appleマーク」をクリックして、「このMacについて」を選択します。
    2. 「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。
    3. 「アップデートがあります」と表示されたら、「今すぐアップデート」をクリックしてアップデートを実行してください。
      • 「最新です」と表示される場合は、アップデートの必要はありません。

ソフトウェアアップデートを実行できたら、AppleIDのアカウント情報の確認をやり直してアプリを正常にインストールできるようになったか確認してください。

対処9: ネットワークの接続状況を確認する

デバイスのネットワーク接続に問題があることが原因で、「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが発生するケースがあります。

そのため、デバイスのネットワーク接続が安定しているか電波状況を確認してください。電波状況が弱い場合は、電波状況がの良い場所に移動してからAppleIDのアカウント情報の確認をやり直してみてください。

電波状況に問題がないにも関わらずネットワーク接続に問題が起きている場合は、以下のいずれかの方法を試してみてください。

  • 方法1: デバイスのモバイルデータ通信、またはWi-Fiを一度オフにしてからオンに戻して再接続する
  • 方法2: Wi-Fiを使用している場合は、ルーターの電源を切ってから再起動する
  • 方法3: ネットワークの接続先(モバイルデータ通信/Wi-Fi)を切り替える

ネットワーク接続の問題が解決したら、AppStoreでのアプリのインストールを再度試してみてください。

解決しない場合

ここまでの対処方法を試しても「このApple IDはiTunes Storeで使用されたことがありません」のエラーが解決しない場合は、AppleIDに原因不明の問題が起きていることが考えらます。

AppleIDを今回初めて使用する場合は、新しいAppleIDアカウントを作成してデバイスに設定すると問題が解決する可能性があります。

問題が発生しているApple IDを使用したい場合は、Appleサポートに連絡してアカウントの問題について問い合わせてみてください。

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