メールアドレスを増やしたいんだけど「設定とか難しそうだなぁ…。」と思っているiPhoneユーザーの方に朗報です!iPhone使いならiCloudを利用すればすぐにメールアカウントが増やせます!
しかも、iPhoneのメールアプリにすぐに追加できアドレスもちょっぴり素敵です。
今回はiPhone単体でできるiCloudメールアカウントの作成方法や設定などをご紹介します。
この記事の内容
iCloudメールのアカウント作成と設定方法
iCloudメールの取得と設定は全てiPhone上でできますので、お試しください!
AppleIDが設定できているか確認する
まず自分で取得したAppleIDを確認して、iPhoneに設定できているか確認しましょう。
[設定]を開いて、一番上に[自分の名前]が表示されている場合は、AppleIDをiPhoneに設定済みです。
[iPhoneにサインイン]と表示される場合は、Apple IDを入力してサインインしてください。
AppleID作成時に、[メールアドレス]の項目で[無料のiCloudメールを取得]を選択すると、メールアドレスも同時に作成することができます。
メールアドレスを作成する
○○○○@icloud.com以外の場合は、以下の手順でiCloudのメールアドレスを作成しましょう。
- [設定] - [自分の名前] - [iCloud] - [メール]のスイッチをオンにします
- [作成]をタップして取得したいメールアドレスを入力します
- [完了]をタップするとメールアドレスが作成できます
AppleIDが「○○○○@icloud.com」の場合、AppleIDと同じメールアドレスが作成できていることになるので、メールアドレスを作成する必要はありません。
iCloudのメールのスイッチがオンにすることで、自動でiPhone内の「メール」アプリにアカウントが追加され、すぐ利用することができます。
iCloudメールの特徴
私自身、iCloudメールを利用していますが使っていて「よかったなぁ」と思えることをまとめました!ぜひご参考にしてみてください!
プッシュ通知でリアルタイムにメールを受信できる
iCloudメールとGmailの決定的な違いは「プッシュ通知」と「フェッチ通知」です。Gmailはユーザーの設定により、15分間隔や30分間隔など任意のタイミングでメールを取得します。
iCloudメールは、サーバーがメールを受信すると瞬時にメールが届くので、「メールをリアルタイムで取得したい」という多忙な方にピッタリの受信方法です。
その代わり「プッシュ通知」は常にメールの受信状況を待機しているので、電池の消耗が早いと言われています。
メールのバックアップもiCloudストレージに自動保存
iPhoneの設定でiCloudを有効にしているなら、メールボックスの内容がiCloud上に自動保存されています。
大事なメールを長期的に保存しておきたい方などにうってつけの機能ですね!
番外編:機種変更の時にバックアップのことを気にしなくていい
機種変更時に店員さんに「バックアップはとりましたか」と必ず聞かれます。
iCloudをオンにしておくと自動的にバックアップを保存してくれるので、パソコンと接続してバックアップを取るという手間が省けます。
今や携帯ショップでさえ「iCloudでのバックアップ」を推奨しているので、もしもの時や機種変更時のために設定しておくことをオススメします。
連絡先のバックアップも自動保存してくれる
一昔前ガラケーの頃は、電話帳移行機械を使ってアドレスをコピーして新しい携帯に移してと大変面倒くさい作業でした。
今ではiCloudを使うと連絡先も同期されるので、携帯ショップで電話帳の移行で手間取ることも無くなります。
つまりiCloudを使っている限り連絡先が消滅することは全くありません。
アドレスが結構オシャレ
携帯アドレスというと「docomo.ne.jp」や「softbank.jp」など結構不恰好な気がしませんか?
「いかにも携帯使っています!」感がバリバリ出てきますよね。また携帯やスマホの普及につれ、希望の文字列にすることも難しくなっています。
その点、iCloudのメールアドレスは「○○○@icloud.com」や「○○○@me.com」と少し素敵なアドレスにすることができます。
もしかしたら、あなたが利用したい文字列が今なら取得できるかもしれません!
注意点:iCloudメールの保存領域は他のアプリケーションも使用する
iCloudのメールの容量ですがこれが少しややこしいです。
標準なら無料で5GBの容量がついてくるのですが、このiCloudのストレージ領域は他のアプリも利用します。
この場合iCloudメールで利用できるメールボックスの容量は5GB ー 4GB =1GB。
つまり、iCloudの容量はiPhoneのバックアップや書類・画像などの容量と共存しているストレージです。
1GBもあればよほどのことがない限りiCloudメールが使用不能になることは考えられませんが、この点はきちんと押さえておきましょう。
ちなみにiCloudのストレージ容量は購入して増やすことができます。ハードなiPhone利用者は検討しても良いかもしれません。
iPhoneの複数メールアカウント活用法
最近では無料のメールサービスが増えたこともあり、複数のメールアドレスを持っている方も多いのではないでしょうか。
そんな複数のメールアドレスを用途別に使い分けると、メールボックスがぐちゃぐちゃにならなくて済むので便利です。
私の場合、持っているメールアドレスは3つで以下のように使いわけています。
- AAAA@icloud.com ・・・
身内や親しい友人用や重要な取引先用のアドレスです。普段はほとんどLINEでやりとりしていますが、緊急時用で使っています。 - BBBB@gmail.com ・・・
メルマガの登録や、そこまで重要じゃないサービスの登録などに使用しています。もちろん「フェッチ通知」にしてメールの取得間隔も1時間に1回にしてあります。 - CCCC@gmail.com ・・・
重要なサービスの登録・受信に使っています。また、取引先への公開のメールアドレスです。
特に「私的なメールアドレス」と「重要なメールアドレス」を分けることは大変便利です。
今回iCloudのメールを新しく取得して、複数のメールアドレスをお持ちの方は、用途別に使い分けることを検討してみても良いかもしれません。
結論:iCloudメールは使い勝手がいい
私が感じているiCloudメールの最大のメリットはやはり「プッシュ通知」ということです。大事な取引先のメールをすぐにチェックしたい時に役立っています。
iCloudメールを使い続けて容量不足になったことはないので、ヘビーユーザーの方でなければ容量を気にせず十分使えると思います。
また社会人の方はLINEで取引先に連絡を取るなんてことは「非常識中の非常識」ですので、きちんとしたWebメールを使う方がベターだと言えますね。
意外とiPhoneで新しいメールアドレスが簡単に作れるということを、知らない方も多いと思いますのですぐに取得することをオススメします。