もはや「一家に一台」の時代がすぐそこまで来ているブルーレイレコーダー。家電量販店に足を運べば数々の商品が並べられており、オーディオビジュアル関連器具の「花形商品」と言っても過言は無いでしょう。その中でも、ソニー・パナソニック製品は特に人気がありますよね。
今回はソニーやパナソニックのブルーレイレコーダーを対象に「ブルーレイ再生ができない場合の対処法」を、こちらの記事でまとめてみました!
この記事の内容
対処1: レンズ読み取り部分の汚れを確認する
「ブルーレイレコーダーを起動しても再生ができない…。」
そんな場合、最初にチェックしてもらいたいのはレコーダーのディスク読み取り部分とディスクの読み取り面です。
レコーダーのディスク読み取り部分の汚れをチェック
読み取り部分のレンズが汚れていると、ブルーレイの再生ができません。ブルーレイレンズクリーナーを利用して汚れをふき取ってあげましょう。機種によっては、クリーナーが指定されているものもありますので、それは絶対に守るようにしましょう。
ただし、汚れがひどい場合は分解清掃が必要となります。そのレベルになると、「素人が下手にいじった結果に状況を悪化させてしまった…。」なんてことになりかねないので、プロの手に頼んだ方が安全でしょう。
ディスクの読み取り面の汚れもチェック
また、ブルーレイディスクの方にも汚れがないかチェックしておきましょう。余裕があれば、他のブルーレイディスクの再生も試してみましょう。
そちらの再生が上手くいくのであれば、最初にいれたディスクの方に問題が発生していると考えられます。
対処2: 接続端子を確認する
ブルーレイレコーダーとテレビの接続も確認してみましょう。
HDMIケーブルは、種類により端子接続の向きが決められているものがあります。
一度レコーダーとテレビに接続したHDMIケーブルを逆にして差し込んでみましょう。
また、テレビ側に複数のHDMI入力端子がある場合は、使用していないHDMI入力端子に接続してみると映像が映る場合があります。
対処3: ブルーレイレコーダーを一度再起動する
器械内部の不調により再生ができなくなっていることも考えられます。
「パソコンで不具合が起きた時、一度該当のアプリケーションを閉じてみる・パソコン本体を再起動してみる」ように、ブルーレイレコーダーも一度電源を落とし、再起動してみましょう。
一般的なブルーレイレコーダーでは、電源ボタンを1分程度長押しすると電源が完全に切れます。
そして、コンセントを抜いた状態で1時間程度待機しましょう。その後、再びレコーダーを起動させて様子を見てみましょう。
対処4: パナソニックの過去モデルの場合「再生互換性」を確認する
2008年3月までに発売されたパナソニック製のブルーレイレコーダーには、一部再生互換性に問題のある機種(DMR-BW900・800・700/DMR-BR500)があります。
これらの機種でブルーレイディスクに高速ダビングしたものは、他社のレコーダーでは再生することができません。
ちなみに、ソニーの製品は再生互換性があるので、各社のブルーレイレコーダーで再生が可能です。
対処5: 修理を依頼する
ここまで紹介した方法を試しても再生ができない場合は、ブルーレイレコーダーの故障が考えられます。
そのため、メーカーのサービスセンターに相談して修理依頼を検討して下さい。
最近では、作業員の方を家に呼びだして修理をしてもらう「出張修理」サービスもメジャーになってきており、修理の敷居は低くなりつつあります。
ブルーレイレコーダーのドライブ部分は消耗品のため、長年使っていることで動作不良が発生するケースも増えます。そのため、修理依頼を出すか、新しい機器への買い替えを検討して下さい。