Twitch(ツイッチ)はライブストリーミング配信のプラットフォームの1つです。ゲームの配信に特化したプラットフォームでもあります。
しかし、いざTwitchで配信されている動画をPCで視聴しようとした際に、「2000 Network Error」や「ネットワークエラーが発生しました」というエラーの表示が出て動画が見れないケースがあります。
本記事では、Windows10のPCやMacでTwitchで「2000 Network Error」が出て見れない原因と対処法を紹介します。
この記事の内容
「2000 Network Error」の原因
Twitchで「2000 Network Error」が出る主な原因は、ユーザーが安全なネットワーク接続ができていないことが考えられます。
ネットワーク接続の安全性が確認できない場合、Twitchで再生しようとしているコンテンツが利用できなくなります。
ネットワーク接続に問題が出る理由としては、視聴側と配信側それぞれに原因があるケースが考えられます。
- 視聴側
- 使用しているブラウザの問題
- ネットワークの接続状況の問題
- 広告ブロッカーなどの拡張機能の使用
- HTML5プレイヤーの問題
- セキュリティソフトによるブロック
- 配信側
- 配信の通信環境に問題がある
- 配信側の設定やアプリの問題
視聴側の問題は、視聴するブラウザやネットワーク、PCの問題を解消することで、正常にコンテンツを見ることができます。
同じようなタイミングで多くの視聴者が「動きが止まった」「映像が見られない」というコメントをしている場合は、基本的に配信側に問題があると考えて良いでしょう。
上記以外の原因として、TwitchのWebサービス自体に問題が発生しているケースも稀にあります。
順に対処方法を紹介していくので、原因が視聴者側と配信側のどちらにあるのか予測しながら、対処を試してみてください。
対処1: ページを読み込み直す
Twitchへのアクセスに一時的な問題が発生して、ネットワークエラーが表示されるケースがあります。
一時的な問題であれば、ブラウザ上でページを再度読み込み直す(更新)することで、正常に配信を見れる可能性があります。
ブラウザのリロードボタンを押して、ページを読み込み直して正常に配信が見れないか確認して下さい。
対処2: PCを再起動する
視聴するPCの一時的な動作の不具合が原因で、「2000 Network Error」が表示されるケースがあります。
そのため、PCを一度再起動することでエラーの表示が解決できる可能性があります。
PCの再起動が完了したら、再度Twitchを開いて問題が解決できたか確認してください。
対処3: ブラウザの拡張機能を無効にする
使用しているブラウザの拡張機能が原因で、「2000 Network Error」が表示されるケースがあります。
特に「Adblock」などの広告をブロックするためのツールや拡張機能を有効にしている場合、Twitchで広告が入るタイミングでエラーが表示されるケースが多いです。
そのため、一時的に拡張機能を無効にするか、削除することで、エラーが解決できる可能性があります。どの拡張機能が原因になっているか分からない場合は、全ての拡張機能を一旦無効にすることをおすすめします。
代表的なブラウザの拡張機能の削除手順については、以下のページをご参照ください。
Edge - ブラウザーのアドオン、拡張機能、ツール バーを追加または削除する | Microsoft
参考:
Chrome - 拡張機能による設定の変更 | Google
参考:
Firefox - アドオンの無効化または削除 | Mozilla
参考:
MacでSafariプラグインを無効化またはブロックする必要がある場合 | Apple
拡張機能の無効や削除ができたら、再度Twitchを起動してエラーが解決できたか確認してください。
対処4: 使用するブラウザを変えてみる
使用している標準のブラウザ(EdgeやSafari)に問題があり、Twitchを見る際にネットワークエラーが表示されるケースもあります。
そのため、別のブラウザに変更して視聴することでエラーの表示が解決できる可能性があります。
PCにインストールできる代表的なブラウザは以下のとおりです。別のブラウザをインストールしたい場合は、以下のページを合わせてご参照ください。
ブラウザを変更できたら、再度Twitchが表示されるか試して問題が解決できたか確認してください。
対処5: セキュリティソフトを一時的に無効にする
セキュリティソフト(ウィルス対策ソフト)のコンテンツブロック機能が原因で、ネットワークエラーが出てTwitchが見られないケースがあります。
そのため、セキュリティソフトの機能を一時的に無効にすることで、Twitchを正常に視聴できる可能性があります。
セキュリティソフトの機能を無効にした状態でTwitchでエラーが出ない場合は、セキュリティソフトに原因があると判断できます。
セキュリティソフトに問題があった場合は、ファイアウォール機能の例外設定にTwitchのURLを追加して下さい。
セキュリティソフトの無効手順や例外設定の手順は、インストールしているセキュリティソフトによって異なるので、メーカーの公式ページやマニュアルを確認してください。
対処6: ネットワーク環境を見直す
PCが接続しているWi-Fiなどのネットワーク環境に問題が起きており、「2000 Network Error」が表示されるケースもあります。
そのため、接続しているWi-Fiやルーターの状態を見直すことで、エラーが解消される可能性があります。
一度PCでブラウザを開いて、別のサイトにアクセスしてインターネットに正常に接続できているか確認して下さい。
インターネット接続に問題がある場合は、ネットワークの問題を解決する必要があります。ネットワーク接続の問題の対処方法については、次のページを併せて参考にしてください。
ネットワーク接続の問題が解消したら、再度Twitchに接続して問題が解決できたか確認してください。
対処7: HTML5プレーヤーを無効に設定する
ウェブページから直接映像を再生できる「HTML5プレーヤー」の機能が原因で、Twitchが見られないケースがあります。
そのため、HTML5プレーヤーを無効にすることで、エラーの表示が解決できる可能性があります。
TwitchでHTML5プレーヤーを無効にする手順は以下の通りです。
- Twitchのホームページで動画を再生します。
- 映像画面の右下隅にある設定アイコンを選択します。
- 「詳細設定」を選択し、HTML5プレーヤーを無効にします。
HTML5プレーヤーが無効にできたら、再度動画が再生されるか検証してください。
対処8: デスクトップ版アプリを使用する
Web版Twitchのサーバー側に一時的な不具合などの障害が発生しており、「2000 Network Error」が表示されているケースが考えられます。
Twitchはデスクトップ版のアプリケーションも存在するため、デスクトップ版を使用することでエラーが出ずに視聴できる可能性があります。
デスクトップアプリケーション版のTwitchは、以下のページからダウンロードできます。
デスクトップアプリケーション版のTwitchをインストールできたら、同じ動画が見れるか試してみて下さい。
対処9: 配信側の対応を待つ
ここまでの対処法を実践してもエラーが出る場合、配信側の通信環境、もしくはTwitchのサーバーが原因で、ネットワークエラーが発生していることが考えられます。
特に「動きが止まった」「映像が見られない」というコメントが同じタイミングである場合、配信側や運営側に原因があるケースが多いです。
上記の場合は、こちらでは対処のしようがないので、配信側やTwitch側の対応を待つようにしましょう。配信側やTwitch側の問題や対応状況は、公式Twitterアカウントを確認してみましょう。