スマホのモバイルSuicaが反応しない・使えない時の対処法 – iPhone/Android

鉄道やバスを利用する際に、スマホにインストールしたモバイルSuicaを使っているという人もいるでしょう。しかし、いざ使おうとして改札機にタッチしても反応せず通れないことがあります。

単純な読み取りエラーで再度タッチすれば通れることも多いものの、場合によっては一切反応せずに使えないこともあります。

今回は、iPhoneやAndroidのスマホでモバイルSuicaが反応しない際の対処法について詳しく紹介します。

モバイルSuicaが反応しない時の原因

  • スマホのバッテリーが完全に消耗している
  • SIMが挿入されていないもしくは接触不良で認識していない
  • アプリのバージョンが最新版ではない
  • スマホの故障(FeliCaチップの故障を含む)
  • 駅務機器(自動改札機・券売機など)の故障(サーバトラブルを含む)

原因にはバッテリーの完全消耗などのちょっとしたトラブルからスマホの故障などの重大トラブルまで多種多様なものがあります。どこに原因があるかを判別するためにも、これから紹介する手順を1つずつ試してみるのがオススメです。

対処1: スマホを充電する

モバイルSuicaは、バッテリーが無くなって電源が切れてしまっても、残ったわずかな電力を利用して使うことができます。ただし、バッテリーが完全に消耗してしまうとモバイルSuicaを動かすのに必要な電力を供給できなくなるので、利用できません。

したがって、バッテリー切れからしばらく経っている場合は一度充電してみましょう。ある程度充電した状態で利用できるかチェックし、それでも利用できない場合は次の対処方法を試してみてください。

対処2: SIMの認識状態をチェックする

モバイルSuicaを利用する際には通信は必要ありません。ただし、スマホにSIMが挿入されている必要があるので注意してください。もし、SIMを抜いてしまった場合は再度挿入して使えるかどうか試してみましょう。

認識状態のチェック方法は次の通りです。

  1. 設定画面を開く
  2. 端末情報をタップする
  3. ステータスをタップする
  4. SIMステータスをタップする
  5. 表示をチェックする

ここにSIMの情報が表示されていれば正常に認識されています。なお、スマホによっては設定画面の構成が若干異なるので、もしわからない場合は使っているスマホのマニュアルをチェックしてみてください。

挿入するSIMは解約済みのものでもOK

モバイルSuicaを利用するためにはSIMが挿入されていなければならないとはいえ、契約中のSIMである必要はありません。

したがって、すでに解約している回線のSIMが余っている場合はそれを挿入しておきましょう。

利用時に通信を必要としないため、解約済みのSIMが挿入されていても問題はありません。モバイルSuicaを利用するためには、何らかのSIMを挿入していなければならないと覚えておきましょう。

挿入していても認識できていない場合も

きちんとSIMを挿入していてもスマホがそれを認識していない場合は挿入されていないのと同じです。そのため、SIMの認識状況をきちんとチェックし、問題ないかを確認してください。

SIMを認識していない場合は一旦抜いて再度挿入して認識するかを試してみましょう。それでも認識しない場合はSIMの故障の可能性があるので、契約中のSIMの場合は通信会社に連絡して交換してください。

対処3: アプリをアップデートする

モバイルSuicaアプリが最新版ではないために何らかのエラーが発生し、改札で認識しないという現象が発生することもあります。

そのため、Google PlayやApp StoreなどのアプリストアにあるモバイルSuicaアプリのページにアクセスし、アップデートが配信されていないかどうかを確認してください。

アップデートが配信されている場合はダウンロードし、アプリを最新版にしましょう。その状態で使えるかどうかを試してみるのがオススメです。

対処4: スマホを修理する

バッテリーもあり、SIMも挿入されていて、アプリにも問題がないのに使えない場合はスマホが故障している可能性が高くなります。FeliCaチップが故障している場合などはモバイルSuicaを利用できないので、修理が必要です。

もし、他の電子マネーも利用している場合はそちらも利用できないかどうかを確認してみてください。他の電子マネーも利用できなければスマホの故障と判断できるので、修理しましょう。

対処5: 鉄道会社の案内に従う

自動改札機、自動券売機などのトラブルの場合は鉄道会社側から何らかのアナウンスがあるので、そちらを確認してください。

大規模な障害の場合は後日精算などの対応が取られることがあるため、アナウンスに従いましょう。

アナウンスがない場合でも、駅の中でモバイルSuicaが使えない時は駅の係員に相談しましょう。

入場後に利用不可になると現金精算になるので注意

もし、どこかの駅で改札を入場した後にスマホ側の問題でモバイルSuicaが利用できなくなり、着駅で自動改札機を利用できない場合は運賃を現金で精算しなければなりません。

バッテリーの完全消耗や故障などで利用できない場合がこれに当たるので、十分に注意してください。

モバイルSuicaを日常的に利用している場合はモバイルバッテリーなどを用意しておき、バッテリーが完全消耗しないようにしましょう。

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