Androidでアプリをダウンロードするときに、多くの場合はGoogle Playストアを利用します。
しかし、いざアプリをダウンロードしようとすると「ダウンロードを保留しています」と表示されて進まないことがあります。
今回は、Google Playストアで「ダウンロードを保留しています」と表示されてダウンロードが進まない原因と対処法を紹介します。この現象が発生して困っている場合は、参考にしてください。
この記事の内容
Playストアでダウンロードが進まない原因
Google Playストアでダウンロードが止まってしまう場合、次のような原因が考えられます。
- 通信状況が悪い(回線の切断や接続不安定・速度低下など)
- Playストア側の不具合
- スマホ側のダウンロード・更新設定の影響
- ストレージ容量の不足
- その他原因不明のエラー
主な原因としては、回線・スマホ本体・Playストア・アプリの4箇所のうちのいずれかです。
とはいえ、どこが原因でダウンロードが止まっているか分からないことも多いため、これから紹介する対処法を1つずつ試してみることをおすすめします。
対処1: スマホを再起動する
原因不明のエラーでダウンロードが進まないことも多いため、一度スマホを再起動するのがおすすめです。
- 再起動する場合、まずは電源ボタンを長押しします。
- 電源ボタンを長押しすると「電源を切る」と「再起動」のボタンが表示されます。「再起動」をタップします。
- 再起動ボタンをタップすると自動で再起動します。完了するまで待機します。
再起動が完了したら再びPlayストアにアクセスしてダウンロードできるかどうかを確認してください。
対処2: 通信環境を確認し、問題があれば修正する
通信環境に問題があるために正常な通信が確立されず、GooglePlayストアからアプリを上手くダウンロードできないことがあります。
回線に問題があることが疑われる場合は、次の順番で対処するのがおすすめです。
1.Wi-Fiに接続する
モバイル回線を利用していてPlayストアからダウンロードができない場合は、自宅などのWi-Fi環境があるところでWi-Fiでの接続を試してみてください。
基本的に、モバイル回線より固定回線を利用したWi-Fiの方が通信状況が安定します。
すでにWi-Fiを利用していても、フリーWi-Fiなどの安定しにくいものを利用している場合は自宅のWi-Fiなどで試してみるのがおすすめです。
2.機内モードのON/OFFを切り替える
近くにWi-Fiが無いなどの理由で、モバイル回線でダウンロードしなければならない場合は一度機内モードをONにし、再びOFFにすることをおすすめします。
この作業を行うことで通信関連のエラーが解消され、正常にダウンロードできるようになるかもしれません。
機内モードのON/OFFを切り替える場合は、次の順番で操作してください。
- スマホのディスプレイ上端から下方向にスワイプします。
- 表示されるメニューから「機内モード」を探します。
- 「機内モード」をタップしてONにします。
- 再び「機内モード」をタップして再度OFFにします。
ここまでの操作が完了したら、Playストアでダウンロードが保留されているアプリを再度ダウンロードしてみてください。
対処3: Playストアのキャッシュ・アプリデータをクリアする
Playストアのキャッシュやアプリデータに問題があり、正常にダウンロードができないケースも考えられます。
上記の場合は、キャッシュやアプリデータをクリアすることによってエラーが解消され、正常にダウンロードできる可能性があります。
次の手順でPlayストアアプリのキャッシュとアプリデータを一度クリアしてみましょう。
- 最初に設定アプリを開きます。
- 「アプリ」を探してタップしましょう。
- アプリ一覧から「Google Play ストア」を選択します。
- 中央付近になる「キャッシュを削除」をタップします。
- 「キャッシュを削除」で改善しない場合は、その上にある「データを削除」をタップして全てのアプリデータの削除も試して下さい。
以上で、Playストアアプリのキャッシュとアプリデータのクリアは完了です。
対処4: スマホ側のセキュリティ設定を見直す
スマホのセキュリティ設定がアプリのダウンロードを遮断している可能性があるため、セキュリティ設定を一度見直してみましょう。
セキュリティ設定を修正する方法は次の通りです。
- 最初に設定アプリを開きます。
- 「セキュリティ」をタップします。
- 「提供元不明のアプリのインストールを許可する」をONにします。
もし、Playストアからアプリがダウンロードできないのがセキュリティ設定によるものの場合、これで解決することがあるので一度試してみましょう。
ただし、セキュリティ性能が低下するので行う場合は自己責任となります。
なお、使っているAndroid端末によっては操作が若干異なることがあるため、見つからない場合はマニュアルなどを参照してください。
対処5: Playストア側の自動アップデート設定を見直す
Playストアを経由したアプリのアップデートを行う際に「ダウンロードを保留しています」と表示される場合、Playストアアプリのアップデート設定が影響していることがあります。
これが考えられる場合は、以下の手順で操作しましょう。
- Google Play ストアアプリを起動します。
- 右上のメニューボタン(3本線のもの)をタップします。
- 中央付近にある「設定」をタップします。
- 「アプリの自動更新」をタップします。
- 表示される選択肢の中から「全てのネットワーク」または「自動アップデートしない」を選択します。
- 設定を保存して完了です。
この設定が「Wi-Fi接続時のみアップデートする」になっていると、モバイル回線に接続しているときにアップデートが入った場合に「ダウンロードを保留しています」になることがあります。
そのため、上記手順で紹介したうちのいずれかに設定しておくといいでしょう。
ただし、「全てのネットワーク」に設定するとモバイル回線に接続しているときにもアップデートが行われ、予想以上に通信量を消費することがあるので注意してください。
対処6: スマホのストレージ容量の空きを確保する
スマホのストレージ容量が不足している場合、ダウンロードしたアプリのファイルを保管することができないため、ダウンロードが保留されます。
そのため、どうしても進まない場合はストレージの空き容量を確認してみましょう。確認するための手順は次の通りです。
- 設定アプリを開きます。
- ストレージをタップします。
- 内部ストレージの使用状況を確認します。
確認した結果、内部ストレージの空き容量が少ない場合は、次のいずれかの対処を行って下さい。
- 不要なアプリをアンインストールする
- 画像や動画・音楽ファイルを内部ストレージに保管している場合は外部ストレージに移動させる
上記の方法で空き容量を確保したら、再度アプリのダウンロードを試してみて下さい。正常に完了した場合は、内部ストレージが不足していたと判断していいでしょう。
対処7: Playストアアプリのバージョンを最新版に更新する
Playストアアプリのバージョンが古い場合、正常にアプリがダウンロードできないことがあります。
Playストアアプリのバージョンをチェックしてアップデートする方法は次の通りです。
- Playストアアプリを起動します。
- 左上の設定ボタン(3本線)をタップします。
- 「設定」をタップします。
- 下部にある「Playストアのバージョン」をタップします。
- 最新版でない場合は自動でアップデートされます。
- アップデートには数分かかることがあるため、終わるまで待ちましょう。
最新版がインストールされている場合は、最新版であるメッセージが表示されるので、アップデートする必要はありません。
対処8: Playストアに問い合わせる
ここまでの手順を試してもどうしても解決しない場合は、GooglePlayストアに不具合が発生していることが考えられます。
Playストアのサービス状況は、『G Suite ステータス ダッシュボード』で確認することができません。そのため、TwitterでGooglePlayストアのダウンロード障害が起きていないか確認してみて下さい。
障害が発生している場合は、Google側の改修作業を待ちましょう。
GooglePlayストアのサポートに直接問い合わせることもできます。もし、Twitter上で障害に関する情報がなく改善できない場合は、一度サポートに連絡をしてみて下さい。
GooglePlayストアのサポートには、上記のページからチャット、電話、メールで問い合わせることができます。
マジで助かりましたサブ端末が古くてそのせいかと思っていたのですが上から順に試してみたらいつの間にかできてました。ありがとうございました
助かりました
ありがとうございます
Googleplayアプリの自動更新を手動にするは盲点でしたわ・・・あざざまーーーっす!!
ありがとうございました。本当に助かりました、感謝申し上げます。
ずーっとアプリをダウンロード出来ず、アプリの更新も保留中になり困っていました。
本当に嬉しいです、ありがとうございました。