確認できる?Outlookで設定したメールのパスワードを忘れた時の対処法

Outlookに設定したメールパスワードやOutlook.comのログインパスワードを忘れてしまい思い出せないケースがあると思います。

本記事では、WindowsのPCでOutlookのメールパスワードを忘れた時の対処方法を紹介します。次の2つのパスワードを忘れた時の対処方法をそれぞれ紹介します。

  • アプリ版Outlook(Office):設定したアカウントの送受信に必要なメールパスワード
  • Web版Outlook.com:サインインに使用するパスワード

ご自身のケースに合わせて適切な方法でパスワードの確認または再設定を行って下さい。

Outlookのデータファイルパスワードを忘れてしまった場合は、次のページを参考にして下さい。

メールパスワードを忘れた時の対処法

メールの送受信に利用するアカウントのパスワードを忘れた場合は、次の方法で確認・変更します。

対処1: アカウント設定から確認する

Outlook2016/2019の場合、アカウント設定から設定したメールパスワードを確認することができます。

  1. Outlookの上部メニュー「ファイル」をクリックします。
  2. 「アカウント設定」→「アカウント設定」の順にクリックします。
  3. 「パスワードの分からないメールアドレス」を選択して「修復」をクリックします。
  4. 「詳細オプション」をクリックして「自分で自分のアカウントを手動で修復」のチェックを入れます。
  5. 「修復」をクリックします。
  6. パスワードの項目の右側に表示される「目のアイコン」をクリックすると設定したパスワードが表示されます。

対処2: サードパーティのツールで確認する

Outlook上でパスワードを表示できない場合は、サードパーティのツールを使用してパスワードを表示できます。

今回は、フリーのSeePasswdを使用してパスワードを表示する手順を紹介します。

  1. 『SeePasswd - Vector』にアクセスします。
  2. 「ダウンロードページへ」→「このソフトを今すぐダウンロード」の順にクリックします。
  3. ダウンロードした「SeePasswd.zip」を右クリックして「すべて展開」を選択します。
  4. 展開先のフォルダを指定して「展開」をクリックします。
  5. 展開したフォルダが表示されます。「SeePasswd.exe」をダブルクリックします。
  6. 「セキュリティ警告」が出た場合は、「実行」を選択します。
  7. .NET Frameworkの機能が必要なメッセージが表示された場合は、「この機能をダウンロードしてインストールする」をクリックします。
    • .NET FrameworkはMicrosoftから提供されるパッケージのため安全です。ダウンロードとインストールが完了するのを待って、再度「SeePasswd.exe」をダブルクリックして下さい。
  8. パスワード表示ツールが起動します。
  9. Outlookを起動して上部の「ファイル」をクリックします。
  10. 右ペインで「アカウント設定」→「サーバーの設定」の順にクリックします。
  11. メールアカウントのパスワードが「******」で表示されます。
  12. この状態でパスワード表示ツールの「パスワード再表示」をクリックします。
  13. パスワード表示ツールの「パスワード」の列にメールパスワードが表示されます。

対処3: パスワードをリセットする

ここまでの方法でメールパスワードを確認できない場合は、基本的にパスワードをリセットする必要があります。

ただし、設定しているメールアカウントの種類によっては別の方法でパスワードを確認できる場合もあるため、その他の確認方法も併せて紹介します。

Webメールの場合

Webメールの場合は、ログイン時と同じパスワードをメールパスワードとして使うケースが多いです。

ブラウザからサービスにログインできる場合は、パスワードに問題がないことが考えられるため、その他のメール設定を確認してOutlookでメールアカウント情報を再設定してみて下さい。

Webメールのパスワードは、基本的にメールパスワードを確認できる方法がありません。

Webメールのログインパスワードが分からない場合は、ログインパスワードを再設定して下さい。代表的なWebメールのパスワードの変更方法は、次のページを参考にしてください。

レンタルサーバーのメールの場合

契約したレンタルメールサーバーのメールアカウントを使用している場合は、サーバーのコントロールパネルでメールパスワードを表示できる場合があります。

そのため、サーバーのコントロールパネルにログインして、メールアカウントの設定を確認して下さい。

コントロールパネル上でパスワードの表示ができない場合は、パスワードの変更を行って下さい。

プロバイダメールの場合

インターネット回線のプロバイダのメールアドレスの場合は、契約時に受け取る資料やメールに会員IDやパスワードが記載されていることが多いです。

そのため、契約時の資料などを調べてメールパスワードの記載がないか確認して下さい。

資料がない場合は、プロバイダへパスワードの変更手続きを行います。

変更手続きの手順はプロバイダにより異なりますので、契約先プロバイダの公式サポートページ等をご確認ください。

ログインパスワードを忘れた時の対処法

Outlookにログイン/サインインするパスワードを忘れた場合は、次の方法を試して下さい。

対処1: Microsftサービスで利用したパスワードの入力を試してみる

Outlookメールアドレスのログインパスワードは、Microsoftアカウントのパスワードと同じです。(*Outlookに設定するOutlookメールアドレスのパスワードも共通です。)

Microsoftアカウントは、Windowsパソコンのログイン・Skype・OneDrive・Xbox Live等にも使われます。

そのため、他のMicrosftサービスを利用したことがあれば同じパスワードの入力を試してみて下さい。

対処2: Microsoftアカウントのパスワードをリセットする

Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合や入力してもパスワードが一致しない場合は、次の手順でMicrosoftアカウントのパスワードをリセットして下さい。

  1. Outlook.comの『サインインページ』を開きます。
  2. Microsoftアカウントに登録されている「メールアドレス」、「電話番号」、「Skype ID」のいずれかを入力して「次へ」をクリックします。

  3. パスワードの入力画面が表示されたら、「パスワードを忘れた場合」をクリックします。
  4. 本人確認の手続きが行われます。画面の指示に従ってセキュリティコードを送信します。
    • セキュリティコードは、SMSや音声通話、メールで受け取ることができます。
  5. 受信したセキュリティコードを画面に入力します。
  6. 「パスワードのリセット」画面が表示されるので、新しいパスワードを設定します。

リセットが完了したらもう1度Outlook.comのサインインページを開き、新しいパスワードでログインします。

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