ネットワーク資格情報の入力が毎回出る/アクセスできない時の対処 – Windows10

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共有フォルダやNAS・ファイルサーバー等のネットワークドライブにアクセスする際に、ネットワーク資格情報に正しい資格情報を入力しても、「アクセスが拒否されました」などのエラーが出てアクセスできない場合があります。

また、ネットワーク資格情報の入力が毎回出るようになったり、急に表示されるようになるトラブルがあります。

今回は、Windows10のネットワーク資格情報の入力に関するトラブルの対処方法について紹介します。

対処1: 正しい資格情報を入力する

ネットワーク資格情報の入力に、入力している資格情報が間違っていないか確認してください。

「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」のエラーメッセージが出ている場合は、資格情報が間違っていることが考えられます。

入力する資格情報のユーザー名とパスワードが分からない場合は、次のページを参考にしてください。

表示されているユーザー名が間違っていて変更できない場合は、「その他」をクリックすると別のユーザー名を入力できるようになります。

正しい資格情報を入力しても毎回ネットワーク資格情報の入力が出る場合は、資格情報の入力ウィンドウの「資格情報を記憶する」のチェックを入れて下さい。記憶することで次のアクセス以降は資格情報の入力が表示されなくなります。

対処2: ユーザー名に接続先のコンピュータ名を追加して入力する

共有フォルダに接続する場合、PCの環境によっては、ユーザー名にコンピュータ名を追加しないと正常にアクセスできないケースがあります。

そのため、「ユーザー名」の前に「接続先のコンピュータ名\」を追加してアクセスできないか試してみてください。

接続先のコンピュータ名は、接続先のPCで次の手順で操作すると調べることができます。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「システム」を選択します。
  2. 右ペインで「デバイスの仕様」の「デバイス名」で確認できます。

コンピューター名が分かったら、次のように資格情報を入力してアクセスできないか確認してください。

  • ユーザー名:「接続先のコンピュータ名\ユーザー名」と入力します。
    • 入力例: コンピュータ名が「pc001」、ユーザー名が「admin2」だった場合は、「pc001\admin2」と入力します。
  • パスワード: そのまま正しいパスワードを入力します。

対処3: PIN入力をパスワード入力に変更する

接続する側のPCで、Windows10へのサインインにPINを使う設定になっていると、正しい資格情報を入力してもエラーが表示されるケースがあります。

そのため、PINを入力してWindowsにサインインする設定になっている場合は、ユーザー名とパスワードを使用してサインインする設定に変更してください。

PINを無効にしてパスワード入力のサインインに変更する手順は次のとおりです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「Windowsの設定」で「アカウント」をクリックします。
  3. 左ペインから「サインインオプション」を選択します。
  4. 右ペインのリストから「Windows Hello 暗証番号(PIN)」を選択します。
  5. 「削除」をクリックします。
  6. 警告が表示されたら、再度「削除」をクリックします。
  7. ポップアップが表示されたらパスワードを入力してOKをクリックします。

この状態でPCを一度再起動して、再度ネットワークドライブにアクセスできるか試してみてください。

対処4: Windows資格情報に認証情報を追加する

記憶されているWindows資格情報に問題があることが原因で、毎回ネットワーク資格情報の入力が表示されることがあります。

また、システムの不具合でネットワーク資格情報が記録できず、毎回入力が必要になっているケースも考えられます。

そのため、次の手順でWindows資格情報に正しい資格情報を追加してみてください。

  1. タスクバーの検索ボックスに「資格情報」と入力して検索結果から「資格情報マネージャー」を選択します。
  2. 「Windows資格情報」をクリックします。
  3. 「Windows資格情報の追加」をクリックします。
    • Windows資格情報の一覧に既に接続しようとしているサーバーがある場合は、選択して「編集」をクリックしてください。
      • 詳細を確認した時に「常設」が「ログオンセッション」と表示されている場合は、「削除」を選択してから「Windows資格情報の追加」をクリックして新しく再設定してください。
  4. 以下の情報を入力して「OK」をクリックします。
    • インターネットまたはネットワークのアドレス:
      接続先サーバーのアドレス(ローカルIP、もしくはコンピュータ名)
    • ユーザー名:
      共有フォルダ、もしくはNASへのアクセスが許可されているアカウントのユーザー名
    • パスワード:
      ユーザー名に対応するパスワード

資格情報が追加できたら、選択して「常設」が「エンタープライズ」になっていることを確認してください。確認できたら、再度サーバーへのアクセスを試してみてください。

対処6: 共有オプションの設定を確認する

共有フォルダのアクセス時に急にネットワーク資格情報の入力が表示されるようになった場合は、Windows Updateなどで共有オプションの設定が変更されているケースが考えられます。

そのため、接続先のPCを操作して次の手順で共有オプションの設定を確認してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ネットワーク接続」を選択します。
  2. 右ペインで「ネットワークと共有センター」、もしくは「共有設定」をクリックします。
  3. 左ペインで「共有の詳細設定の変更」をクリックします。
  4. 「プライベート」のツリーを展開します。
  5. 「ネットワーク探索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」のオプションを選択していることを確認します。
  6. 「すべてのネットワーク」ツリーを展開して、パスワード保護共有の「パスワード保護共有を無効にする」のオプションを選択します。
    • 注意: パスワード保護共有を無効にするとセキュリティ面でのリスクが高くなります。元々パスワードなしの共有を設定していた場合のみ選択してください。
  7. 「変更の保存」をクリックして完了です。

共有オプションの設定を変更した場合は、再度共有フォルダへのアクセスが正常にできるか確認ください。

対処7: ネットワークの種類を「プライベート」に変更する

PCの接続しているネットワークの種類が「パブリック」に設定されていると、Windowsのセキュリティ機能によってネットワーク資格情報が毎回表示されるケースがあります。

上記のトラブル場合は、ネットワークの種類を「プライベート」に変更することで解決できます。

そのため、次の手順でネットワークの種類を確認して、「パブリック」になっている場合は「プライベート」に変更してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ネットワーク接続」を選択します。
  2. 右ペインで接続しているネットワークの「プロパティ」をクリックします。
  3. ネットワークプロファイルが「パブリック」になっている場合は「プライベート」に変更します。
  4. ウィンドウを閉じて設定完了です。

「プライベート」に変更した場合は、再度サーバーにアクセスして正常に認証ができるか確認してください。

対処8: 接続先のサーバーを再起動する

接続先のサーバーに一時的な問題が起きていることが原因で、ネットワーク資格情報を正しく入力してもアクセスできないケースがあります。

特にWindowsのシステムやファームウェアの自動アップデートが実行されていることが原因で、一時的に正常にアクセスできない状態になっている場合があります。

そのため、接続先のPC、もしくはNAS・ファイルサーバーを再起動してから再度アクセスを試してみて下さい。

対処9: ユーザーアカウントオプションを変更する

共有フォルダの場合は、ユーザーアカウントのオプション設定を変更することで、ネットワーク資格情報の入力の問題が解決する可能性があります。

接続先のPCで次の手順でユーザーアカウントのオプション設定を変更してから、元の設定に戻してみてください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「netplwiz」と入力して「OK」をクリックします。
  3. 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードが必要」のチェックを変更して「OK」をクリックします。
  4. 「Windowsマーク」→「電源マーク」→「再起動」の順に選択してPCを再起動します。
  5. 再度同じ手順でユーザーアカウントのオプション設定を開いて「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードが必要」のチェックを元に戻して「OK」をクリックします。

全ての操作が完了したら、再度サーバーへのアクセスを試してみてください。

対処10: Credential Managerサービスを無効にする

接続元のPCでCredential Managerサービスを無効にすると、アクセスできない問題を解決できることを一部のユーザーがMicrosoftコミュニティに報告しています。

ただし、Credential Managerサービスを無効にすると資格情報が記録できなくなるため、全ての方法でサーバーにアクセスができない場合のみ試してください。

Credential Managerサービスを無効にするには、次の手順で操作します。

  1. Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動します。
  2. 「services.msc」と入力してEnterを押し、サービスを起動します。
  3. 右ペインで「Credential Manager」を探してダブルクリックします。
  4. スタートアップの種類を「手動」から「無効」に変更します。
  5. サービスの状態のところにある「停止」をクリックしてサービスを停止させます。
  6. 「OK」をクリックして完了です。

サービスを無効にできたら、再度サーバーへのアクセスを試してください。依然として資格情報の入力が認証できない場合は、スタートアップの種類の設定を「手動」に戻して下さい。

関連ページ

ここまでの対処方法を試しても解決しない場合は、次のページも合わせて参考にしてください。

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