Skypeのバージョン確認やアップデートは、通常Skypeアプリの「設定」にある「ヘルプとフィードバック」画面からアップデートすることができます。
しかし、時々「更新に失敗しました」というエラーメッセージが出てしまい、最新のバージョンにアップデートできなくなってしまうことがあります。
本記事では、Windows10でSkypeがアップデートできない時の対処方法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: パソコンを再起動する
Windowsのシステムに一時的な問題が起きていることが原因で、Skypeのアップデートが失敗するケースが考えられます。
システムの一時的な問題であれば、パソコンを再起動するだけで解決する可能性があります。
そのため、PCを再起動してからアップデートをやり直してみてください。再起動後もアップデートができない場合は、次の対処方法を試してください。
対処2: Skypeアプリを再インストールする
インストールしているSkypeのバージョンに不具合があることが原因で、正常にアップデートできないケースが考えられます。
Skypeがアップデートできない問題は、再インストールで解決する可能性が高いです。
そのため、アプリを一旦アンインストールしてから最新版を再インストールできないか試してみてください。
- Skypeアプリを終了します。
- 「Windowsマーク」ボタンを右クリックし、「アプリと機能」を選択します。
- 右ペインの「アプリと機能」の一覧から「Skype」の項目をクリックします。
- クリックするとメニューが展開されるので、「アンインストール」→「アンインストール」の順にクリックします。
- 案内に従ってアプリのアンインストールを完了します。
- アンインストールが完了したら、Skypeの再インストールを行います。
- ストアアプリ版Skypeの場合:
- Microsoft Storeの以下のページにアクセスして、「インストール」ボタンをクリックし、Skypeアプリを再インストールします。参考:
Skype を入手
- インストールが完了したら「起動」ボタンをクリックしてアプリを起動します。
- Microsoft Storeの以下のページにアクセスして、「インストール」ボタンをクリックし、Skypeアプリを再インストールします。
- デスクトップ版Skypeの場合:
- 『Skypeの公式ページ』にアクセスします。
- デスクトップ用Skypeの「Skype for Windowsをダウンロード」をクリックして、最新のインストーラーをダウンロードします。
- 「Skype for Windows10」はストアアプリ版となるため、間違えないように注意してください。
- ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックで実行します。
- 案内に従ってインストールを完了します。
- ストアアプリ版Skypeの場合:
- Skypeにサインインして、必要に応じて初期設定を行ってください。
Skypeの再インストール後にサインインできたら、最新のバージョンがインストールできたことを確認してください。
対処3: Skypeからサインアウトする
Skypeのサインイン状態に問題が起きていることが原因で、アップデートが失敗するケースがあります。
そのため、一度サインアウトしてサインインし直すことでアップデートの問題が解消される可能性があります。再度サインインするには、次の手順で操作します。
- Skypeアプリを起動し、アプリ画面のユーザー名の右にある「その他(ドットボタン)」をクリックします。
- 「サインアウト」のオプションがあるので、これを選択してサインアウトします。
- サインアウトする際に「アカウントとアプリケーションの設定を保存しますか?」と聞かれたら、「はい」を選択してください。
- サインアウトが完了したら、アカウント情報を入力して再度サインインします。
Skypeに再サインインできたら、再度アップデートができないか試してみてください。
MicrosoftStoreからサインアウトする
ストアアプリ版のSkypeを使用している場合は、MicrosoftStoreに問題が起きていることが原因でアップデートできないケースがあります。
Skypeで再サインインしてもアップデートができない場合は、MicrosoftStoreの再サインインも試してみてください。MicrosoftStoreで再サインインする手順は、次の通りです。
- 「Windowsマーク」をクリックして、一覧から「Microsoft Store」をクリックします。
- Microsoft Storeが起動したら、右上の「ユーザーアイコン」をクリックします。
- 設定している「Microsoftアカウント(メールアドレス)」が表示されるのでクリックします。
- Microsoftアカウントのメールアドレスが正しいか確認して下さい。
- 「サインイン」が表示される場合は、「サインイン」をクリックしてMicrosoftアカウントを入力してサインインして下さい。サインイン後、アプリのインストールを試して下さい。
- このアプリに追加したアカウントの画面が表示されます。「サインアウト」をクリックします。
- 再度右上の「ユーザーアイコン」→「サインイン」の順にクリックします。
- 「このアカウントを使用」に表示されるMicrosoftアカウントを選択して「続行」をクリックします。
- 誤ったMicrosoftアカウント(メールアドレス)だった場合は、「別のアカウントを使用する」の「Microsoftアカウント」を選択して下さい。
- Microsoftアカウントの「パスワード」を入力してサインインします。
- 別のアカウントを選択した場合は、正しいメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。
MicrosoftStoreで再サインインできたら、右上の「…(3点マーク)」→「ダウンロードと更新」の順にクリックし、「最新情報を取得する」をクリックしてアップデートを試してください。
対処4: アプリの修復と設定のリセットを試す
ストアアプリ版Skypeの場合は、アプリの修復と設定のリセットを行うことでアップデートの問題が解決する可能性があります。
ストアアプリ版Skypeのアプリの修復と設定のリセットを実行するには、次の手順で操作します。
- 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
- 「アプリと機能」の一覧から「Skype」の項目を探してクリックします。
- 操作メニューが展開されたら「詳細オプション」をクリックします。
- 「終了」をクリックしてSkypeの動作を停止します。
- 「修復」をクリックします。チェックマークが表示されたら修復は完了です。
- 同じ画面内の「リセット」をクリックします。チェックマークが表示されたらリセットは完了です。
Skypeの修復と設定のリセットが完了したら、アップデートができないか試してみてください。
対処5: MicrosoftStoreの問題を解決する
ストアアプリ版Skypeが最新版にアップデートできない場合は、アップデートを行うMicrosoftStoreのアプリに問題が起きていることがあります。
特にSkypeに限らず他のストアアプリでもアップデートができない場合は、MicrosoftStoreに問題があることが考えられます。
MicrosoftStoreの動作に問題がある場合は、次のページの対処方法を参考に問題を解決してください。
対処6: サービスの稼働状態を確認する
MicrosoftStore、もしくはSkypeのサービスに障害が起きており、アップデートが一時的にできないケースが稀にあります。
そのため、サービス状況の稼働状況について、Microsoftの公式ページや公式Twitterを確認してみてください。
ストア版アプリの場合はMicrosoftStoreの公式Twitterを、デスクトップ版アプリの場合はSkypeのサービス状況ページに障害情報がないか確認してください。
サービスに障害が発生している場合は、問題が解決するまで待ってから再度アップデートを試してみてください。
対処7: 別のSkypeアプリを利用する
別のバージョンのSkypeを使用して問題を回避することもできます。
Windows10で使用できるSkypeアプリは、次の2種類のバージョンがあります。UIの見た目や機能はほとんど同じです。
- 『Skype for Windows10 - ストアアプリ版』
- MicrosoftStoreでインストールできる(デフォルトでインストールされている)ストアアプリ版のSkypeです。
- 『Skype for Windows - デスクトップアプリ版』
- Skypeの公式ページからダウンロードできる、従来と同じデスクトップアプリ版のSkypeです。
ここまでの方法を試してもSkypeがアップデートができない場合は、上記の別のSkypeの使用を検討してください。