通知「アプリの既定値がリセットされました」の原因と対処法 – Windows10

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Windows10のPCを起動すると、アクションセンターに「アプリの既定値がリセットされました」の通知が突然表示される場合があります。

通知が表示されると、特定のファイル拡張子を開くアプリがWindowsの標準アプリに強制的にリセットされてしまいます。この問題は、pdfやhtml、jpegなどあらゆるファイルで発生する場合があります。

本記事では、Windows10で「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示される時の対処法について詳しく紹介します。通知を非表示にする方法も合わせて紹介します。

「アプリの既定値がリセットされました」の通知の原因

「アプリの既定値がリセットされました」の通知は、特定のファイル拡張子を開くアプリの関連付けが初期設定に戻った際に表示されます。

通知の内容には「アプリが原因で(.拡張子)ファイルの既定のアプリ設定に問題が発生したため、(アプリ名)に再設定されました。」と表示されて、設定がリセットされた拡張子・アプリ名を確認することができます。

既定のアプリの設定がリセットされる原因としては、主に次のことが考えられます。

  • Windowsの標準アプリの不具合
  • アカウントのプロファイルに問題が起きている
  • インストールしたアプリケーションの不具合
  • WindowsUpdateで適用した更新プログラムの不具合

特に複数の異なったアプリの関連付けで通知が表示される場合は、標準アプリや更新プログラムの不具合が考えられます。

突然このメッセージが表示された場合や、何度も繰り返し表示される場合は、紹介する対処法を順に試してみてください。通知の表示のみを非表示にしたい場合は、『対処6: 集中モードを有効にして通知を非表示にする』、もしくは『対処7: レジストリを編集して通知を非表示にする』を参考にしてください。

対処1: 既定のアプリの設定を修正する

アクションセンターに「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示された場合は、Windowsによって既定のアプリの設定がリセットされています。

そのため、通知に表示される拡張子(.pdfなど)の既定のアプリの設定を手動で修正してみてください。

既定のアプリの設定を手動で再設定するだけで問題が解決する可能性があります。既定のアプリの設定を修正するには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. Windowsの設定が開いたら、「アプリ」をクリックします。
  3. 左ペインから「規定のアプリ」を選択します。
  4. 右ペインをスクロールして、「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」をクリックします。
  5. 通知に表示された「拡張子(.pdfなど)」に設定されているアプリ名をクリックし、正しいアプリを選択します。

既定のアプリの設定を修正できたら、PCを再起動して通知がでなくなったか確認してください。再起動後も通知が出て設定がリセットされる場合は、次の対処方法を試してください。

対処2: 標準アプリの設定をリセットする

Windows10の標準アプリの設定に問題が起きていることが原因で、「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示される場合があります。

通知に表示された拡張子に対応するアプリが標準アプリ(フォト、映画 & TV、Edgeなど)の場合は、アプリの設定をリセットすることで問題が解決する可能性があります。

標準アプリの設定をリセットするには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. 「Windowsの設定」が開いたら、左ペインで「アプリと機能」を選択していることを確認します。
  3. 右ペインのアプリ一覧で、「通知に表示されるWindows10の標準アプリ」をクリックします。
  4. 「詳細オプション」をクリックします。
  5. 「リセット」クリックし、警告が表示されたら再度「リセット」をクリックします。
  6. チェックマークが付いたらアプリのリセットは完了です。

アプリの設定をリセットできたら、PCを再起動してアプリの既定値がリセットされる問題が解決したか確認してください。

対処3: 標準アプリをアンインストールする

サードパーティ製のアプリを既定のアプリとして登録している場合、Windows10のシステムもしくは標準アプリの不具合が原因で、「アプリの既定値がリセットされました」の通知が出るケースがあります。

上記の問題は、通知に表示される拡張子に対応する標準アプリをアンインストールすることで解決する可能性があります。

標準アプリをアンインストールするには、次の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  3. 以下のコマンドを既定値に設定される標準アプリを指定して入力し、Enterキーで実行します。
    get-appxpackage アンインストールするアプリ名 | remove-appxpackage

    • コマンドで指定する標準アプリの名前は以下のとおりです。
      • フォト: Microsoft.Windows.Photos
      • 3Dビューア: Microsoft.Microsoft3DViewer
      • ペイント3D: Microsoft.MSPaint
      • Groove ミュージック: Microsoft.ZuneMusic
      • 映画 & テレビ: Microsoft.ZuneVideo
  4. アンインストールが完了したら、Windows PowerShellを閉じます。

標準アプリがアンインストールできたら、再度『対処1: 既定のアプリの設定を修正する』の方法でアプリを設定し直してください。

既定のアプリの設定を修正できたら、PCを再起動してアプリの規定値がリセットされる問題が解決したか確認してください。

対処4: 標準アプリを再インストールする

問題の発生する標準アプリを再インストールすることでも、アプリの既定値がリセットされる問題を解決できる可能性があります。

全てのWindows10の標準アプリを再インストールには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  3. 以下のコマンドを入力して、Enterキーで実行します。
    Get-AppxPackage -AllUsers| Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}

  4. コマンドの処理が完了したら、Windows PowerShellを閉じます。

以上の手順で、全ての標準アプリを再インストールすることができます。再インストール後は、『対処1: 既定のアプリの設定を修正する』の方法でアプリを再設定してください。

再設定ができたらPCを再起動して、アプリの既定値がリセットされる問題が解決したことを確認してください。

対処5: Microsoftアカウントでサインインする

Windowsにサインインしているローカルアカウントが原因で、「アプリの既定値がリセットされました」の通知が出るケースがあります。

上記の問題は、サインインするアカウントをMicrosoftアカウントに切り替えることで回避することができます。

Microsoftアカウントでサインインするには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. Windowsの設定で「アカウント」をクリックします。
  3. 左ペインで「ユーザの情報」を選択します。
  4. ユーザー情報の下に表示されている「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をクリックします。
    • 「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」が表示されない場合は、既にMicrosoftアカウントでサインインしている状態です。
  5. 画面の指示に従って操作すると、Microsoftアカウントでのサインインに変更されます。

Microsoftアカウントでサインインできたら、アプリの既定値がリセットされる通知が出なくなったことを確認してください。

対処6: 集中モードを有効にして通知を非表示にする

「アプリの既定値がリセットされました」の通知は、Windowsの集中モードを有効にすることで非表示にすることができます。

そのため、通知の問題が解決せず、アプリの既定値がリセットされても問題がない場合は、集中モードを有効にすることを検討してください。

Windowsの集中モードを有効にするには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. Windowsの設定が開いたら、「システム」をクリックします。
  3. 左ペインで「集中モード」をクリックします。
  4. 右ペインで「重要な通知のみ」もしくは「アラームのみ」のオプションを選択します。

集中モードの設定を変更できたら、PCを再起動して通知が表示されなくなったことを確認してください。

対処7: レジストリを編集して通知を非表示にする

レジストリを編集することで、「アプリの既定値がリセットされました」の通知のみを非表示することもできます。

集中モードを設定せずに、「アプリの既定値がリセットされました」の通知のみを非表示にしたい場合は、レジストリの編集を行なってください。

注意: レジストリの編集を行うとWindowsの動作に影響が出る恐れがあるため、バックアップを取っておくことをおすすめします。

レジストリを編集して「アプリの既定値がリセットされました」の通知を非表示にするには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」をクリックして「notepad」と入力します。
  2. 検索結果から「メモ帳」をクリックします。
    • テキストファイルを編集できれば他のテキストエディタでも問題ありません。
  3. メモ帳に以下のレジストリ設定をコピーします。
    Windows Registry Editor Version 5.00

    ;Fixes .stl, .3mf, .obj, .wrl, .ply, .fbx, .3ds, .dae, .dxf, .bmp
    ;... .jpg, .png, .tga

    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppXvhc4p7vz4b485xfp46hhk3fq3grkdgjg]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .htm, .html
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppX4hxtad77fbk3jkkeerkrm0ze94wjf3s9]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .pdf
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppXd4nrz8ff68srnhf9t5a8sbjyar1cr723]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .svg
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppXde74bfzw9j31bzhcvsrxsyjnhhbq66cs]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .xml
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppXcc58vyzkbjbs4ky0mxrmxf8278rk9b3t]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .3g2,.3gp, .3gp2, .3gpp, .asf, .avi, .m2t, .m2ts, .m4v, .mkv
    ;... .mov, .mp4, mp4v, .mts, .tif, .tiff, .wmv
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppXk0g4vb8gvt7b93tg50ybcy892pge6jmt]
    "NoOpenWith"=""

    ;For image file types
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppX43hnxtbyyps62jhe9sqpdzxn1790zetc]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .raw, .rwl, .rw2 and others
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppX9rkaq77s0jzh1tyccadx9ghba15r6t3h]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .aac, .adt, .adts ,.amr, .flac, .m3u, .m4a, .m4r, .mp3, .mpa
    ;.. .wav, .wma, .wpl, .zpl
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppXqj98qxeaynz6dv4459ayz6bnqxbyaqcs]
    "NoOpenWith"=""

    ;For File Types: .3g2,.3gp, .3gpp, .avi, .divx, .m2t, .m2ts, .m4v, .mkv, .mod
    [HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\AppX6eg8h5sxqq90pv53845wmnbewywdqq5h]
    "NoOpenWith"=""

  4. 上部メニューの「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。
  5. 保存場所を指定して、「任意の名前.reg」に変更して「保存」をクリックします。
  6. 保存したレジストリファイルをダブルクリックして開きます。
  7. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  8. レジストリエディターの確認メッセージが表示されたら「はい」をクリックします。
  9. レジストリを適用できたらPCを再起動します。

PCが再起動できたら、「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示されなくなったか確認してください。

補足: レジストリ変更後にWindowsの動作に問題が起きた場合は、バックアップしたレジストリファイルを復元してください。

対処8: 直近のアプリケーションをアンインストールする

特定のアプリケーションの動作によって既定のアプリが書き換えられて、「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示されるケースが考えられます。

そのため、通知が出る前にインストールしたアプリケーションがある場合は、そのアプリケーションをアンインストールすることで問題が解決する可能性があります。

アプリケーションのアンインストールを行うには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. 右ペインのアプリ一覧で「通知の原因として疑われるアプリケーション」を選択します。
  3. 「アンインストール」→「アンインストール」の順にクリックします。
  4. アンインストールウィザードにしたがってアンインストールを完了します。
  5. アンインストールが完了したらPCを再起動してます。

PCが再起動したら、「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示されなくなったか確認してください。

補足: 通知の原因になっているアプリケーションが不明の場合は、PCをクリーンブートすることでインストールしているアプリケーションが原因か判断することができます。

対処9: 直近の更新プログラムをアンインストールする

Windows Updateで適用した更新プログラムに不具合があることが原因で、「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示される場合があります。

特にWindowsを更新した直後から通知が表示されるようになった場合は、アップデートが原因として考えられます。

上記の問題が考えられる場合は、直近にインストールした更新プログラムをアンインストールすることで問題が解決する可能性があります。

更新プログラムをアンインストールするには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を開きます。
  2. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
  3. 「Windows Update」の画面が表示されます。「更新の履歴を表示する」をクリックします。
  4. 「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。
  5. Windows Updateでインストールされた更新プログラムの一覧が表示されます。
  6. 「インストール日」の情報から、最後にインストールされた「更新プログラム名」を右クリックして「アンインストール」を選択します。
  7. 更新プログラムのアンインストールが開始します。
  8. アンインストールが完了したら、「今すぐ再起動する」をクリックしてパソコンを再起動します。

PCが再起動したら「アプリの既定値がリセットされました」の通知が表示されなくなったことを確認してください。

問題が解決した場合は、最新の更新プログラムに問題があることが考えられます。修正された新しい更新プログラムが配布されるまでWindowsUpdateを実行しないようにしてください。

補足: WindowsUpdateを一時的に停止する方法は、次のページを参考にしてください。

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