充電中に減る!?スマホを充電しているのに残量が増えない時の対処法

スマートフォンの電池がなくなったので充電をしておいたはずなのになぜかバッテリー残量が増えない!なんてことありますよね。

なぜスマホを充電をしているはずなのに徐々に電池が減ってしまうのでしょうか。

そんなiPhone、Androidのスマホを充電しているのに残量が増えない時の対処法について紹介します。

スマホを充電しているのに残量が増えない原因

スマホを充電しているのにバッテリー残量が増えない場合、次の4つの原因が考えられます。

  1. 充電元の出力が弱い
  2. 充電ケーブル、充電器の劣化
  3. スマホに搭載されているバッテリーの劣化
  4. 負担の大きいアプリがバックグラウンドで動いている

バッテリー残量が増えない原因について順に詳しく解説していくので、参考にしてみてください。

充電元の出力が弱い


スマホを充電できるスピードは充電器のA(アンペア数)によって異なります。ちなみにiPhoneの場合、純正の充電器の出力は1Aです。

充電の出力側のアンペアが1Aに満たない場合は、充電にかなり時間がかかってしまいます。

アンペア数が低くなる要因としては、

  • ノートパソコン経由でUSB充電している
  • 社外品の充電器、充電ケーブルを使っている

上記の2つのケースが考えられます。

ノートパソコンのUSBは、機種によっては0.5A程度の出力しかない場合もあります。また、充電器や充電ケーブルの社外品には、1A未満の製品も存在しています。

そのため、まずは充電器、充電ケーブルの規格が1A以上に対応しているか確認した上で、コンセントに直接繋いでスマホが充電できないか試してみましょう。

スマホの充電はできるが充電速度が単純に遅い場合は、次のページも併せて参考にして下さい。

充電ケーブル・充電器の劣化


私もたまに経験しますが、充電ケーブルが断線していたため充電できていない状況が考えられます。

充電器自体の劣化は滅多に起こりませんが、スマホの充電ケーブルは、使用期間が長いと劣化して断線してしまうケースが多いです。

スマホを充電ケーブルと接続して[充電マーク]が表示されているかしっかり確認しましょう。

もし充電ができておらず充電器・充電ケーブルに異常がない場合は、他の原因も考えられます。合わせて次の記事を参考にしてみてください。

負担の大きい処理をバックグラウンドで実行している


スマホを充電しているにバッテリーが減り続ける場合、バックグラウンドで負担の大きい処理が実行されているケースがあります。

一旦スマホの電源を落とした状態で、充電を試してみましょう。

1時間程度充電したらスマホを起動して、バッテリー残量が回復していないか確認してください。

スマホの負担の大きいバックグラウンド処理は、主に次の処理が考えられます。

  • アプリの起動
  • アプリのバックグラウド更新
  • OSの自動ダウンロード
  • iCloud等の同期サービス

充電が減る要因として、アプリのインストールが考えられる場合は、アプリは一旦アンインストールして、正常に充電されるか確認してみましょう。

バックグラウンド更新や自動ダウンロードの場合は、一時的な処理ですので時間を置くと充電状況が改善します。

こういった機能が不要な場合は、スマホの設定からオフにすることで、突然のバッテリー消耗を抑えることができます。

スマホのバッテリーが劣化している


スマートフォンにはリチウムイオンバッテリーという電池が使われています。

このリチウムイオンバッテリーの平均寿命は2年といわれており、どんなスマホでも毎日利用することで徐々にバッテリーは劣化していきます。

  • 昔に比べて電池持ちが悪い
  • まだ数パーセント残っているはずなのにいきなり電池が切れる事が増えた
  • 不安になるぐらい充電が早く完了してしまう

上記のような症状が起きている場合、バッテリーの劣化が考えられます。スマホのバッテリーが劣化しているかどうか確認するには、次ページを参考にして下さい。

一度劣化してしまったバッテリーは回復することはないので、日常の利用に耐えがたい状況となってしまった時点で、バッテリーを新品に交換してもらう事をオススメします。

バッテリー交換はAppleCare等の保証に入っていれば無料で交換しもらえる場合もありますが、保証に入っていないと基本的に有償です。iPhoneが保証の期間内か確認するには、以下のページを参考にしてください。

専用バッテリーを購入すれば自分で交換できる

スマホの交換用のバッテリーは、Amazon等の通販で安く購入できるので、自分で交換してしまうのも一つの手です。

>>Amazonで「スマホの交換バッテリー」を探す

ただし、自分でバッテリーを交換してしまうとスマホの保証や買い取りを受けられなくなってしまうので、あくまで自己責任で行ってください。

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コメント

  1. あじさい より:

    アンドロイドのスマホに充電するんですが、調子がいい時には、時間をかけて
    100%になり、完了ですが。
    調子が悪くなると、2時間以上かけても、60%とか増えていきません。
    または、100%になっているから安心かと思い、夜はそのままにして就寝。
    朝になると、50%になり減っています。放電しているんでしょうか?
    最近、間違ってアプリを増やしてしまい、それも影響していますか?

    1. ITおじさん より:

      一晩に50%の減りはおかしいですね。アプリによっては、バックグランドで動作するため、バッテリーの消耗に影響します。心当たりのあるアプリのアンインストールを試してみて下さい。解決しない場合は、一旦全てのアプリを削除するか、スマホのリセット(初期化)を試して下さい。全てのアプリが消えた状態、もしくはリセットした状態でも電池の減りが不安定な場合は、バッテリーの劣化が疑われます。スマホを購入したショップにバッテリーの交換を相談するか、スマホが古い場合は、買い替えも検討して下さい。

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