スマホ・タブレットを常に充電しながら使うとバッテリー寿命は減る?

スマートフォンやタブレットを使っていて「まだ昼なのに、電池が20%を切っている!」などの悩みはよく聞かれます。

私もiPhone6をガシガシ使っていますが、お昼時ともなると残り50%という残念な数値を目の当たりにします。

そこで世間で注目されている「スマホ・タブレットを常に充電しながら使うとバッテリーの寿命は減るのか」という点にフォーカスしたいと思います。

充電しながらの使用はバッテリーの寿命を縮める

リチウムイオンバッテリーは充電と放電の熱に弱い

スマホのバッテリー
夜中電源コードを差しながら布団の中でネットサーフィンをしたり、スマホゲームやタブレットで調べ物をしたりする方は多いのではないでしょうか?

この行為はスマホのバッテリーに大きな負担をかけるため、避けた方が良いです。

スマホに搭載されているリチウムイオン電池は熱に弱いので、充電と放電の繰り返しはスマホにとっては最悪の環境と言えます。

つまりスマホの電池の寿命は明らかに短くなってしまいます。

対策としては、スマホを使用している最中は充電をしないことです。「もう寝よう」という時に充電を始めるくらいの気持ちで使うのがベストです。

リチウムイオン電池は熱に弱いと申し上げましたが、充電とスマホの操作を一緒にすると熱を持ってしまいます。少しでも電池の寿命を伸ばすためにも、「ながら充電」には注意した方がいいですね。

充電しながら使ってみた結果

iphone充電しながら
iPhoneを買った当初から充電ケーブルを繋ぎながらスマホゲーをしていたのですが、本体が異常に熱くなります。

そして、普段の電池の減りが目に見えて早くなって来ました。

そんな使い方を繰り返していた結果、自宅で100%の状態に充電したはずなのに、会社に着く頃はバッテリー残量が75%と目も当てられない状況に……モバイルバッテリーになんとか頼っている状態でした。

充電しながらの使用は、確実にバッテリー寿命を短くするので避けた方が良いです。

電池の寿命を伸ばすためのチェック項目

スマホのバッテリーの寿命を伸ばすためには、充電しながらの使用を避ける以外にも、いくつか方法があります。

続いてバッテリーの寿命を伸ばす方法を紹介するので、参考にしてみて下さい。

1.画面を暗くする

スマホ明るさ
iPhone・Android関わらず「画面の明るさの調整」は簡単にできると思います。

外出時で日光が眩しい時に重宝する機能ですが、室内に入った後は画面を暗くする方がベストです。

現在では、画面の明るさをオートマティックに変えてくれる機能があるスマホやタブレットも存在しますが、自分の見やすい明るさで設定した方がいいかもしれませんね。

2.Wi-Fi・Bluetoothをオフにする

スマホのwifi bluetooth
Wi-Fi機能やBluetooth機能はオンにしておくと常に周囲の電波を探す状態になっており、そのことが電池の消耗を早くしてしまいます。

外出先でWi-Fi機能が不要な場合はチェックを常にオフにしておくのもいいでしょう。

Wi-Fiの設定だけで電池の持ちが改善される例も多々あるので、普段から気をつけたいところです。

3.GPS機能をオフにする

スマホのgps
GoogleMapやLINE・カメラの位置情報はGPSを利用します。「あなたが今いるところはここですよー!」という機能ですね。

これは見知らぬ土地で目的地を探すのは便利ですが、普段使わない場合はバッテリーの消耗を早めるだけです。

普段から行動範囲が決まっている人にとっては、GPS機能をオフにしていても気にならないと思います。

ただ、FacebookやTwitterで位置情報を公開したい人は、オンにするべきでしょう。

4.充電ケーブルは純正品のものを使う

純正の充電ケーブル
今やiPhoneに限らずAndroidでも、色々なメーカーから充電ケーブルが発売されています。

しかし粗悪品を掴まされてしまうと、充電過多や十分な充電の欠如を招いてしまいます。

少し値がはるのは仕方ないですが、iPhoneであればアップルストアやアップルのホームページに行って純正品を買う方が最も安全です。

数百円で売っている充電ケーブルは、安かろう悪かろうとなることを覚えていてくださいね。ちなみに私が買った100円ケーブルはすぐに断線しました!

5.車の中など高温になる場所に長時間置かない

車内にスマホ
リチウムイオン電池は熱に弱いと先述しましたが、意外とやってしまいがちなのが夏場車内にスマホを放置することです。

1回程度ではそれほど影響はないかもしれませんが、常習化するとかなりスマホの寿命に影響してしまいます。

買い物などで車を離れる場合は、スマホを一緒に持っていくようにしましょう。

6.スマホが熱くなったら冷ます

スマホの内部の温度が高まると、動作不良の発生が高まることはもちろん、バッテリーやロジックボードに異常が起きるリスクも高まります。

スマホを触って明らかに熱い場合は、スマホの電源を切って熱を冷ますことをおすすめします。

普段からスマホが熱くなってしまったり、電池の減りが早い場合は、次のページも併せて参考にして下さい。

バッテリーが寿命の時はどうすればいい?

スマホの充電池はどれだけ工夫しようが約2年以上経過すると劣化してきます。

スマホのバッテリーの劣化状況を確認するには、次のページを参考にして下さい。

バッテリーが劣化している場合は、新品のバッテリーに交換をするか、スマホを機種変更するしかありません。

1.バッテリーを交換をする

バッテリー交換
街には携帯の修理屋さんというお店があります。Andoridはもちろんのこと、自分では開封できないiPhoneの電池交換も行うサービスもあります。

これなら、電池持ちの問題も新品同様になるので解決しますね。電池交換の値段を調べたところ、工賃は4,000〜5,000円が相場です。

Androidに関しては電池の取り外しは簡単ですので、通販などで電池パックを見つけて自分で交換することも一つの手だと言えます。

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2.スマホを買い換える

スマホの買い替え
バッテリーの平均寿命2年と言えば、3大キャリアでもちょうど機種代も払い終わる時期です。

そこで新しいスマホやタブレットに買い直すことも一つの手です。

格安simでも3大キャリアと遜色ない機種がラインナップされているので、心機一転新しいスマホにしてはいかがでしょう?

いざという時のためにモバイルバッテリーを持つのもアリ?

スマホのモバイルバッテリー
「電池の寿命が来ているけど、新しい機種を買うお金がない」という方は、モバイルバッテリーを買って常備しておくことをおすすめします。

今では、3回までフル充電可能なバッテリーがあったりと高性能化しています。私も遠出をする時はモバイルバッテリーを必ず持参しています。

Amazonで3,000円くらいで探せば、いいバッテリーが買えるので一度検討してみるのもいいでしょう。

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結論:充電しながらの使用は避けよう

今のスマホやタブレットを長く使いたいのであれば、充電のタイミングはきちんと心得ておいた方がいいでしょう。

また安いからと行ってどこのメーカーか分からない充電ケーブルに手を出すのは要注意です!

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コメント

  1. androidユーザー より:

    最近のAndroidスマホのほぼすべての機種が、ユーザー自身で電池パックを外すことができない仕様になっています。自分で交換しようとすると故障の原因になり、分解・改造とみなされ、保証の対象外になるので絶対にやめましょう。

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