アプリのサイドバイサイド構成が正しくないエラーの対処法 – Windows10

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Windows10のPCで特定のアプリケーションを起動または実行すると、「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした」というエラーメッセージが表示されることがあります。

このエラーが発生すると、問題を解決するまでアプリケーションを起動することができない状態になるため対処が必要です。

本記事では、Windows10でアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないエラーが出る時の対処方法について詳しく紹介します。

対処1: アプリケーションを再インストールする

アプリケーションが破損していることが原因で、起動・実行時にアプリのサイドバイサイド構成エラーが発生しているケースが考えられます。

そのため、エラーが発生するアプリケーションの最新版のインストーラーを入手して再インストールを試してみてください。

アプリケーションの最新版のインストーラーを入手して再インストールするには以下の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. 「アプリと機能」ウィンドウが開いたら、右ペインのアプリ一覧で「エラーが発生するアプリ」を選択して、「アンインストール」ボタンをクリックします。
  3. 確認ポップアップが表示されたら、「アンインストール」をクリックします。
  4. アンインストールウィザードの画面が表示された場合は、案内に従ってアンインストールを完了します。
    • アンインストールしようとするとエラーが出る場合は、アンインストールを行わずに上書きインストールを試してください。上書きインストールをするには、そのまま次の手順に進んでください。
  5. アンインストールが完了したら、アプリの公式ページより最新版のインストーラーをダウンロードします。
    • 既にインストーラーがダウンロードしてある場合でも、念の為最新版のインストーラーをダウンロードし直してください。
  6. インストーラーを右クリックして「管理者として実行」を選択し、通常の手順でアプリをインストールします。

最新版のアプリケーションを再インストールできたら、アプリケーションを起動してサイドバイサイド構成エラーが解決したか確認してください。エラーが解決しない場合は次の対処方法に進みます。

対処2: Microsoft Visual C++ランタイムを再インストールする

Microsoft Visual C++ランタイムのバージョンが古かったり、破損していることが原因で、特定のアプリケーションの起動時にサイドバイサイド構成エラーが発生するケースが考えられます。

そのため、現在パソコンにインストールされているMicrosoft Visual C++ランタイムを再インストールすることでエラーが解決する可能性があります。インストールされているランタイムは、「アプリと機能」画面で確認できます。

Microsoft Visual C++ランタイムを再インストールする具体的な手順は以下の通りです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. 「アプリと機能」ウィンドウが開いたら、右ペインのアプリ一覧で「Microsoft Visual C++ xxxx 再頒布可能パッケージ(Redistributable)」を選択して「アンインストール」→「アンインストール」の順にクリックします。
    • ランタイムが複数ある場合は、全てのランタイムをアンインストールしまう。
    • アンインストールする「Microsoft Visual C++ランタイム」のバージョン(年数の表記)を覚えておいてください。
  3. アンインストールが完了したら、インストールされていた各バージョンの最新のランタイムを以下のページからそれぞれダウンロードします。
  4. 最新のランタイムをダウンロードできたら、インストーラーを実行して案内に従ってインストールを完了してください。

Microsoft Visual C++ランタイムを再インストールできたら、アプリケーションを再度起動してサイドバイサイド構成エラーが解決したか確認してください。

対処3: システムファイルチェッカーツールを実行する

Windowsのシステムファイルが破損していたり欠損していることが原因で、アプリケーション起動時にサイドバイサイド構成エラーが発生することがあります。

そのため、システムファイルの異常をチェックして修復するために、システムファイルチェッカーツールを実行してみてください。

システムファイルチェッカーツールを実行するには、以下の手順で操作します」。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択して起動します。
  2. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  3. 以下のコマンドを入力してEnterキーで実行します。
    sfc /scannow
  4. コマンドの実行が完了したら、続けて次のコマンドを入力してEnterキーで実行します。
    DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
  5. コマンドの実行が完了したらウィンドウを閉じます。
  6. システムファイルを修復できたら、PCを再起動します。

上記の手順でシステムファイルを修復できたら、アプリケーションを起動してサイドバイサイド構成エラーが解決したか確認してください。

対処4: Windows Updateを実行する

Windowsのシステムに不具合があることが原因で、アプリケーションのサイドバイサイド構成エラーが発生するケースが考えられます。

システムに不具合がある場合は、Windows Updateを実行することで問題の箇所が修復されることがあります。

そのため、利用可能なWindows Updateがあればアップデートを実行してみてください。アップデートを実行する手順は、以下の通りです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
  3. 右ペインで「更新プログラムのチェック」をクリックします。
  4. 新しい更新プログラムが見つかった場合は、自動でインストールされます。
    • 「再起動」や「ダウンロード」のボタンが表示されている場合は、クリックして更新プログラムを適用してください。
  5. Windowsが最新の状態になったことを確認します。

Windowsを最新の状態にアップデートできたら、アプリケーションを起動してサイドバイサイド構成エラーが解決したか確認してください。

対処5: レジストリを修復する

アプリケーションのサイドバイサイド構成エラーは、レジストリの値を修正することで解決する可能性があります。

ただし、レジストリの編集は操作を誤るとWindowsの動作に悪影響が出る恐れがあるため、万が一に備えてレジストリのバックアップを作成してください。

レジストリを修復するには、以下の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 名前欄に「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
  3. レジストリエディターが起動します。ウィンドウ左側のフォルダツリーを展開して以下のキーを開きます。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\SideBySide\Winners\x86_policy.9.0.microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_none_02d0010672fd8219.0

    • ウィンドウ上部のアドレスバーにパスを貼り付けてEnterキーでアクセスすることもできます。
  4. 「9.0」キーを右クリックして「エクスポート」を選択してバックアップを保存しておきます。
  5. 「9.0」キーをクリックした状態で、右ペインの一覧で「数字の名前」と、「(既定)」の値の「データ」の数字が一致しているか確認してください。
    • 例 名前「9.0.30729.9625」の値がある場合は、「(既定)」の値データが「9.0.30729.9625」になっていることを確認してください。
    • 一致していればレジストリに異常はないため、別の対処方法を試してください。
  6. 一致しない場合はレジストリを修正します。「(既定)」の値をダブルクリックします。
  7. 「文字列の編集」ウィンドウが表示されます。「値のデータ」に、リスト最下段の項目の「名前」と同じ数字を入力して「OK」をクリックします。
    • 数字を入力する際はドットを含めて正確に入力してください。
  8. レジストリエディターを閉じてパソコンを再起動し、レジストリを反映します。

PCを再起動できたら、問題のアプリケーションを起動してサイドバイサイド構成エラーが解消したか確認してください。

対処6: 個人用ファイルを保持してWindowsを初期化する

ここまでの対処方法を試してもアプリケーションのサイドバイサイド構成エラーが解決しない場合は、Windowsのシステムに修復できない問題が起きていることが考えられます。

そのため、エラーが出るアプリケーションをどうしても使用したい場合は、Windowsをリセットすることを検討してください。

Windowsをリセットする場合は、個人用ファイルを保持するオプションを選択することで、デスクトップなどのユーザーフォルダ内のデータを消去せずにシステムをリセットすることができます。ただし、アプリケーションを再インストールする必要がある点に注意してください。

Windowsをリセットする場合は、以下のページの手順を参考にしてください。

PCの初期化後、アプリケーションを再インストールできたらエラーが解決したか確認してください。

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