Excelで矢印キーでカーソルが動かない時の対処法 – Windows10

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Excelを使用していると、キーボードの矢印キーを押してもセルを選択するカーソルが移動できない問題が発生することがあります。

ほとんどの場合はスクロールロックが原因で、矢印キーを入力するとシートの画面がスクロールされる状態になっています。矢印キーを入力しても反応がない場合は、その他の原因が考えられます。

本記事では、Excelで矢印キーを押してもカーソルが動かない時の対処法について詳しく紹介します。対処内容は、Windows10の環境でExcel2016/2019を想定しています。

対処1: スクロールロックをオフ/無効にする

スクロールロックが有効になっていることが原因で、矢印キーでカーソルを移動できないケースが多いです。

キーボードによっては「Scroll Lock」のランプの点灯で、スクロールロックの有効を確認できる場合があります。

スクロールロックが有効の場合は、次のいずれかの方法でオフにしてください。

方法1: キーボードの「Scroll Lock」キーを押す

キーボード上の「Scroll Lock(またはScrLk)」キーを1回押すことで、スクロールロックのオン/オフを切り替えることができます。

ノートパソコンなどの「Scroll Lock」キーが無いキーボードの場合は、代わりに割り当てられている「Fn + C」などのショートカットキーを入力してください。

方法2: スクリーンキーボードでオフにする

キーボードにScroll Lockキーやショートカットキーが無い場合は、スクリーンキーボードを使用してスクロールロックをオフにしてください。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 「Windowsマーク」をクリックして、アプリ一覧で「Windows簡単操作」→「スクリーンキーボード」の順にクリックします。
  2. スクリーンキーボードが起動したら、右側にある「ScrLk」を1回クリックします。
    • 他のキーと同じ色の場合は、スクロールがオフになった状態です。

方法3: Excelのステータスバーで無効化する

PCのキーボード、スクリーンキーボードでスクロールロックが解除できない場合は、Excelのステータスバーからスクロールロック機能を無効化してください。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. Excelの「ステータスバー」を右クリックします。
    • ステータスバーは、ウィンドウ最下部の「準備完了 ScrollLock」などが表示される領域です。
  2. 表示されるコンテキストメニューから「Scroll Lock」をクリックして無効化します。

スクロールロックをオフ、または無効化できたら、矢印キーを入力してカーソルが移動できるようになったか確認してください。

対処2: 編集モードを解除する

Excelには「入力」と「編集」の2つのモードがあり、編集モードになっていると矢印キーでカーソルを移動することができません。

Excelのウィンドウの左下に「編集」が表示されている場合は、編集モードになっています。編集モードになっている場合は、「F2」キーを押すか、別のセルをクリックしてモードを解除してください。

編集モードを解除できたら、矢印キーでカーソルが動くようになったか確認してください。

対処3: 固定キー機能を有効にする

Windowsの固定キー機能を有効にすることで、矢印キーでカーソルが移動きるようになる場合があります。

固定キー機能を有効にするには、以下の手順で設定を行なってください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 設定ウィンドウが開いたら、「簡単操作」をクリックします。
  3. 左ペインで「キーボード」をクリックします。
  4. 右ペインで「固定キー機能を使用する」のスイッチをクリックして「オン」に変更します。

固定キー機能を有効にできたら、Excelを起動して矢印キーでカーソルが動くか確認してください。問題が解決しない場合は、固定キーの設定を元に戻して、次の対処方法を試してください。

対処4: シートの保護を解除する

Excelのシートの保護機能が有効になっていることが原因で、矢印キーでカーソルが動かないケースが考えられます。

シートの保護機能でシート全体のセル範囲の選択が許可されていないと、カーソルが表示されず矢印キーで動かすこともできません。

そのため、シートの保護を解除してカーソルが正常に動くようにならないか確認してください。シートの保護を解除するには、以下の手順で操作します。

  1. カーソルが動かないExcelシートを開いて、上部の「校閲」をクリックします。
  2. 保護の「シート保護の解除」をクリックします。
    • 「シートの保護」と表示されている場合は、シートは保護されていないため他の対処方法を試してください。

シートの保護が解除できた場合は、矢印キーを入力してカーソルが動くようになったか確認してください。

シートを保護した状態でカーソルを動かしたい場合は、以下の手順で保護の設定を行なってください。

  1. カーソルが動かないExcelシートを開いて、上部の「校閲」をクリックします。
  2. 保護の「シートの保護」をクリックします。
  3. 「このシートのすべてのユーザーに許可する操作」で、次の項目にチェックを付けます。
    • 「ロックされたセル範囲の選択」
    • 「ロックされていないセル範囲の選択」
  4. 「OK」をクリックして、シートの保護を有効にします。

上記の設定を行うと、シート上のカーソルが動かせる状態で保護することができます。

対処5: 全てのアドインを無効にする

Excelに追加しているアドインが原因で、矢印キーでカーソルが移動できないケースが考えられます。

そのため、追加しているアドインを全て無効にした状態で、カーソルが移動しないか確認してみてください。

Excelのアドインを無効化する手順は以下のとおりです。

  1. Excelを起動して、「ファイル」タブをクリックします。
  2. 「その他」→「オプション」をクリックします。
  3. 左ペインから「アドイン」をクリックします。
  4. 右ペインにある「管理」のセレクトボックスをクリックし、「Excelアドイン」を選択してから「設定」をクリックします。
  5. 有効なアドインの一覧で全てのチェックボックスを「オフ」にして「OK」をクリックします。

全てのアドインを無効にできたら、矢印キーを押してカーソルが動くようになったか確認してください。

正常に動作するようになった場合は、同じ手順でアドインを1つずつ有効に戻して、原因のアドインを特定してください。原因のアドインが見つかった場合は、そのアドインのみを無効にして他のアドインを有効にしてください。

対処6: Windowsを再起動する

Excelのアプリケーション、またはWindowsのシステムに一時的な問題が起きていることが原因で、Excelのカーソルを矢印キーで移動できないケースが考えられます。

そのため、Windowsを一度再起動してからExcelを起動し、カーソルの動作を確認してください。

再起動によって問題が一時的に解決しても再発する場合は、Excelの不具合が考えられるため、最新のバージョンを使用しているか確認してください。

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