PowerPointのスライドショーで動画/音声が再生できない時の対処法 – Windows

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メディアを再生できません Powerpoint

PowerPointでは、動画や音声ファイルを埋め込んでスライドショーで再生することができます。

しかし、実際に埋め込んでスライドショーを見ると真っ黒な画面のまま再生されなったり、「メディアを再生できません」のエラーが表示されてしまうケースがあります。

本記事では、PowerPointのスライドショーで動画/音声ファイルが再生できない時の対処法について詳しく紹介します。対処内容は、WindowsのPowerPoint2010/2013/2016/2109を想定しています。

対処1: 動画/音声ファイルを最適化する

互換性の最適化 Powerpoint

埋め込んでいる動画/音声ファイルによっては互換性に問題があることが原因で、スライドショーで再生できないケースが考えられます。

互換性の問題は、PowerPointで互換性の最適化を実行することで解決する可能性があります。メディアファイルの最適化を実行するには、以下の手順で操作します。

  1. PowerPointで問題の起きているファイルを開きます。
  2. ウィンドウ左上にある「ファイル」をクリックします。
  3. 左側のメニューリストより、「情報」を開きます。
  4. 「互換性の最適化」ボタンをクリックします。
    • 「互換性の最適化」ボタンが表示されない時は、代わりに以下の手順で「メディアの圧縮」を試してください。
      1. 「メディアの圧縮」をクリックします。
      2. 「フルHD」「HD」「標準」のいずれかを選択します。特に高い解像度が必要でなければ「標準」を選択してください。
  5. 最適化の処理が始まるので、完了するまでしばらく待ちます。

以上の手順で、メディアファイルの互換性の最適化を実行することができます。

最適化が完了したら、スライドショーで動画/音声ファイルを再生できるようになったか確認してください。問題が解決しない場合は、次の対処に進んでください。

対処2: 動画/音声ファイルへのリンクを修正する

メディア リンクの表示 Powerpoint

「メディアが見つかりません」または「リンクされたファイルが見つかりません」のエラーメッセージが表示される場合は、動画/音声ファイルが埋め込みではなく、リンクとして挿入されていることが考えられます。

動画/音声ファイルをリンクしている場合は、指定場所にファイルが存在していないとエラーが表示されて再生できない状態になります。

そのため、上記のエラーが発生している場合は、以下の手順でファイルのリンク設定を確認して修正してみてください。

  1. PowerPointでエラーの出ているファイルを開きます。
  2. ウィンドウ左上の「ファイル」を開きます。
  3. 左側のリストにある「情報」をクリックします。
  4. 「互換性の最適化」ボタンの近くの、「リンクの表示」の文字をクリックします。
  5. スライドショー内で使用されている動画/音声ファイルのリンク元が表示されます。表示されているパスに、該当する動画/音声ファイルがあることを確認します。
  6. 表示されているパスが正しくない場合は、「リンク元の変更」ボタンをクリックします。
  7. ファイル選択ダイアログが表示されたら、「動画/音声ファイル」があるフォルダを開いて選択し「開く」をクリックします。

以上の手順で、ファイルのリンク設定を修正することができます。修正ができたら、スライドショーで動画/音声を再生できるようになったか確認してください。

また、ファイルのリンク設定を埋め込みに変更することもできます。埋め込みで挿入することで、元のファイルを移動してもエラーが発生しなくなります。

PowerPointファイルに動画/音声ファイルを埋め込むには、以下の手順で操作してください。

  1. PowerPointでエラーの出ているファイルを開きます。
  2. 「エラーの出ている動画/音声リンク」を削除します。
  3. 上部の「挿入」タブを開いて、「メディア」→「ビデオ」→「このデバイス」の順に選択します。
    • 音声ファイルの場合は、「メディア」→「オーディオ」→「このコンピューター上のオーディオ」の順に選択します。
  4. 「挿入」ボタンの右にある「下矢印」をクリックして「挿入」を選択し、「挿入」ボタンをクリックします。
    ビデオを埋め込む 挿入 Powerpoint

以上の手順で、動画/音声ファイルをPowerPointファイルに直接埋め込むことができます。

対処3: Youtubeの埋め込みコードを確認する

Youtubeの埋め込みコードで動画を挿入する

PowerPointでYoutubeなどの動画サイトの動画を使用している場合、埋め込み用のコードに問題があることが原因でスライドショーで再生できないケースがあります。

補足: PCがインターネットに正常に接続できていることが前提です。インターネットの接続に問題があると、埋め込んだ動画サイトの動画の再生に問題が起きるケースがあります。

そのため、埋め込み用のコードを再度設定し直すことで問題が解決する可能性があります。Youtubeの動画の場合は、以下の手順で埋め込みコードを取得して設定することができます」。

  1. 『Youtube』にアクセスして、スライドショーに埋め込みたい動画のページを開きます。
  2. 動画の下にある「共有」ボタンをクリック、「埋め込む」を選択します。
  3. 埋め込みコードが表示されたら、「コピー」ボタンをクリックしてコードをコピーします。
  4. PowerPointを起動して、「再生できない動画リンク」を削除します。
  5. 上部のメニューから「挿入」タブを開きます。
  6. リボンメニューの中にある「ビデオ」をクリックし、「オンラインビデオ」を選択します。
  7. 「オンラインビデオのアドレスを入力する」の欄に、「コピーした埋め込みコード」を貼り付けます。
  8. 「挿入」をクリックします。

埋め込み用のコードを再設定できたら、スライドショーで動画が再生できるようになったか確認してください。

一部の動画は埋め込みが禁止されていることがあります。自分が投稿した動画が埋め込めない時は、動画サイト側のアップロード設定で埋め込みを許可していることを確認してください。

対処4: 動画/音声ファイルの形式を確認する

埋め込む動画のファイル形式を確認

PowerPointが動画/音声ファイルの形式に対応していないことが原因で、スライドショーで再生できないケースが考えられます。

そのため、使用している動画または音声ファイルの形式がPowerPointでサポートされているか確認してみてください。PowerPointがサポートする動画/音声ファイルの形式は、以下のページで確認することができます。

PowerPointが2010以前の場合は、動画ファイルは「.wmv」、音声ファイルは「.wav、.wma」の形式にしか対応していない点に注意してください。

また、動画/音声ファイルをWindows上で再生できるか確認してください。再生できない場合は、コーデックが不足しているか、ファイル自体が破損しているケースが考えられます。

ファイル形式がサポートされていない場合は、対応するコーデックをインストールするか、動画・音声ファイルを別の形式で再エンコードしてください。動画の場合は、映像をH.264、音声をAACでエンコードしたMP4ファイルが推奨形式とされています。

対処5: tempフォルダをリセットする

Tempフォルダ内のファイルを削除する

PowerPointの関連ファイルに問題が起きていることが原因で、スライドショーで動画/音声ファイルを再生できないケースがあります。

上記の問題は、tempフォルダに残っているファイルを削除することで問題が解決する可能性があります。

tempフォルダを空にするには、以下の手順で操作してください。

  1. PowerPointを起動している場合は閉じます。
  2. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  3. 「名前」欄に半角で「%temp%」と入力し、「OK」をクリックします。
  4. tempフォルダが表示されたら、tempフォルダの中の全てのフォルダとファイルをドラッグで選択し、右クリックして「削除」します。

tempフォルダ内のファイルを削除できたら、再度PowerPointを起動して動画・音声が再生されない問題が解決したか確認してください。

対処6: Officeを修復する

PowerPointのアプリケーションに不具合などの問題が起きていることが原因で、スライドショーで動画/音声ファイルを再生できないケースが考えられます。

そのため、PowerPointのアプリケーションを修復することで問題が解決する場合があります。

PowerPointを修復するには、以下の手順でOfficeの修復を実行してください。

  1. PowerPointを起動している場合はアプリを閉じます。
  2. 「Windowsマーク」を右クリックして、「アプリと機能」を選択します。
  3. アプリと機能の一覧で、「Microsoft Office」または「Microsoft 365」の項目をクリックします。
    • 項目名は、ライセンスの種類やバージョンによって異なります。
    • PowerPointの単体ライセンスを使用している場合は「PowerPoint」の項目をクリックしてください。
  4. メニューが展開されたら、「変更」ボタンをクリックします。
  5. 「オンライン修復」を選択してから「修復」ボタンをクリックします。

以上の手順で、PowerPointを修復することができます。修復が完了したらPowerPointを起動し、問題が解決したか確認します。

対処7: PowerPointを最新版にアップデートする

Powerpointをアップデート

PowerPointのバージョンが古く不具合があることが原因で、一部の動画や音声ファイルが再生できないことがあります。

そのため、ここまでの対処方法で解決しない場合は、PowerPointの更新をチェックしてアップデートを実行してみてください。PowerPointをアップデートするには、以下の手順で操作します。

  1. PowerPointを起動します。
  2. 上部の「ファイル」タブをクリックします。
  3. 左ペインの「アカウント」、または「その他」→「アカウント」をクリックします。
  4. 右ペインで、「更新オプション」→「今すぐ更新」をクリックします。
  5. 更新のチェックが開始して、アップデートが実行されます。

PowerPointを最新版にアップデートできたら、再度問題のファイルを開いて動画/音声ファイルが再生されるようになったか確認してください。

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