AndroidのスマホやタブレットのChromeなどのブラウザアプリで、URLをタップすると「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが発生することがあります。
このエラーは、ブラウザ以外のアプリでもURLをタップした際に発生することがあります。
本記事では、Androidで「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが出た時の対処法について詳しく紹介します。
この記事の内容
対処1: エラーが出るアプリを再起動する
ブラウザアプリまたはURLを開こうとしていたアプリに問題が起きたことが原因で、「URLを開くアプリが見つかりません」のエラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、エラーが出るアプリを一度完全に終了することで、エラーが解決する可能性があります。エラーが出るアプリを完全に終了するには、以下のいずれかの手順で操作してください。
- ジェスチャーでアプリを閉じる:
- 画面の下端から上方向にスワイプします。
- 開いているアプリの一覧が表示されたら、「エラーが出るURLに関連するアプリ」を上方向にスワイプして閉じます。
- マルチタスクボタンで閉じる:
- 画面右下の「四角ボタン(マルチタスクボタン)」をタップします。
- 開いているアプリの一覧が表示されたら、「エラーが出るURLに関連するアプリ」の「バツアイコン」をタップして閉じます。
エラーが出るアプリを終了できたら、再度ブラウザでURLをタップして正常にアプリが開かれるようになったか確認してください。
対処2: システムアプリを有効にする
Android標準のシステムアプリなどが無効になっていることが原因で、「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、無効になっているアプリを有効に戻すことで、エラーが解決する可能性があります。無効になっているアプリを有効にするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ」をタップします。
- 「X個のアプリをすべて表示」をタップします。
- アプリ一覧で「無効」が表示されているアプリをタップして、「有効にする」をタップします。
- アプリ一覧の画面に戻って、同じ手順で無効になっているアプリを有効に戻します。
無効になっているアプリを有効に戻せたら、URLをタップしてエラーが解決したか確認してください。
対処3: アプリの設定をリセットする
アプリのURLリンクに関連する設定に問題が起きていることが原因で、「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、すべてのアプリの設定をリセットすることで、エラーが解決する可能性があります。ただし、アプリの設定をリセットすると、すべてのアプリの設定が初期状態に戻る点に注意してください。
アプリの設定をリセットするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」を開きます。
- 「アプリ(アプリと通知)」をタップします。
- 「X個のアプリをすべて表示」をタップします。
- 右上の「3点アイコン」をタップして、「アプリの設定をリセット」を選択します。
- 確認ポップアップが表示されたら、内容を確認して「アプリをリセット」をタップします。
Google Pixelなどの一部のAndroidデバイスでは、以下の手順でアプリの設定をリセットできます。
- 「設定」を開きます。
- 「システム」をタップします。
- 「詳細設定」をタップします。
- 「リセットオプション」をタップします。
- 「アプリの設定をリセット」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら、「アプリをリセット」をタップします。
アプリの設定をリセットできたら、URLをタップしてエラーが解決したことを確認してください。
対処4: デバイスを再起動する
Androidデバイスのシステムに不具合が起きていることが原因で、「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが発生することが考えられます。
そのため、Androidデバイスを一度再起動することで、エラーが解決する可能性があります。デバイスを再起動するには、以下の手順で操作してください。
- 電源ボタンを長押しします。
- 電源オプションが表示されたら「再起動」をタップします。
デバイスを再起動できたら、URLをタップしてエラーが発生しなくなったことを確認してください。
対処5: アプリのデフォルト設定をクリアする
アプリのデフォルト設定に問題があることが原因で、特定のURLをタップした際に「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、エラーが出るURLに関連するアプリのデフォルト設定をクリアすることで、問題が解決する可能性があります。アプリのデフォルト設定をクリアするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ(またはアプリと通知)」を選択します。
- 「アプリを管理(またはX個のアプリをすべて表示)」をタップします。
- アプリ一覧で、「エラーが出るURLに関連するアプリ」をタップします。
- 「詳細設定」→「デフォルトで開く(または標準で開く)」をタップします。
- 「デフォルトをクリア(または設定を消去)」をタップします。
アプリのデフォルト設定をクリアできたら、URLをタップしてエラーが発生せずにアプリで開けるようになったか確認してください。
対処6: 対応リンクを開く設定を変更する
対応リンクを開くデフォルト設定に問題があることが原因で、アプリ内でURLをタップすると「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、対応リンクを開くデフォルト設定を変更することで、エラーが解決する可能性があります。対応リンクを開くデフォルト設定を変更するには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ(またはアプリと通知)」を選択します。
- 「アプリを管理(またはX個のアプリをすべて表示)」をタップします。
- 右上の「3点アイコン」をタップして「デフォルトのアプリ」を選択します。
- 「リンクを開く」をタップします。
- インストール済みアプリの一覧で、「エラーが出るリンクに関連するアプリ」を探してタップします。
- 「対応リンクを開く」のスイッチを「オフ」に切り替えます。
- 機種によっては、「対応リンクを開く」をタップしてから「開かない」または「リンクを開くことをアプリに許可しない」を選択してください。
対応リンクを開くデフォルト設定を変更できたら、URLをタップしてエラーが発生しなくなったか確認してください。
対処7: ウェブリンクのアップグレードをオフにする
Google Play Instantのウェブリンクのアップグレード機能が原因で、URLをタップした際に「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、ウェブリンクのアップグレード機能を無効にすることで、エラーが解決する可能性があります。ウェブリンクのアップグレードをオフにするには、以下の手順で操作してください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Google」を選択します。
- 「Googleアプリの設定」→「Google Play Instant」を選択します。
- 見当たらない場合は、 「設定」→「全般」または「設定」→「アカウントサービス」の中にないか確認してください。
- 画面上部のスイッチ、または「ウェブリンクのアップグレード」のスイッチをタップして「オフ」に切り替えます。
- オフに切り替える際「Instant Appsを無効にしますか？」というメッセージが表示されたら「無効にする」を選択します。
ウェブリンクのアップグレードをオフにできたら、URLのリンクをクリックしてエラーが出ずにアプリで開けるようになったか確認してください。
対処8: アプリのキャッシュをクリアする
ブラウザアプリやURLを開くアプリのキャッシュに問題が起きていることが原因で、「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、アプリのキャッシュをクリアすることで、エラーが解決する可能性があります。アプリのキャッシュをクリアするには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ(アプリと通知)」をタップします。
- アプリの一覧から「エラーが出るブラウザアプリ(またはURLに関連するアプリ)」をタップします。
- アプリが見つからない場合は、「すべてのアプリを表示」をタップしてください。
- 「ストレージ」をタップします。
- 「キャッシュを削除」をタップします。
アプリのキャッシュをクリアできたら、URLリンクをタップしてエラーが解決したことを確認してください。
対処9: エラーが出るアプリをアップデートする
ブラウザアプリまたはURLリンクに関連するアプリに不具合があることが原因で、「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが表示されるケースが考えられます。
そのため、エラーが出るアプリを最新バージョンにアップデートすることで、エラーが解決する可能性があります。アプリを最新バージョンにアップデートするには、以下の手順で操作してください。
- 「Google Playストア」を開きます。
- 右上の「アカウントアイコン」をタップします。
- 「アプリとデバイスの管理(マイアプリ&ゲーム)」をタップします。
- 「エラーが出るアプリ(またはURLに関連するアプリ)」のアップデートが利用可能の場合は、「更新」をタップします。
アプリをアップデートできたら、URLを再度タップしてエラーが解決したか確認してください。
対処10: エラーが出るアプリを再インストールする
ブラウザアプリまたはURLリンクに関連するアプリに修復できない問題が発生していることが原因で、「URLを開くアプリが見つかりません」エラーが発生するケースが考えられます。
そのため、エラーが出るアプリを一度アンインストールしてから再インストールすることで、問題が解決する可能性があります。アプリを再インストールするには、以下の手順で操作します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「アプリ(アプリと通知)」をタップします。
- アプリの一覧で「エラーが出るURLに関連するアプリ」をタップします。
- アプリが見つからない場合は、「すべてのアプリを表示」をタップしてください。
- 「アンインストール(または削除)」をタップします。
- 確認ポップアップが表示されたら「OK」をタップします。
- 「Playストア」アプリを開いて「アンインストールしたアプリの名前」を入力して検索し、通常の手順でインストールします。
アプリを再インストールできたら、URLリンクをタップしてエラーが出ずに正常に開けるようになったか確認してください。