iPhoneのメッセージが緑色になる時に青色にする方法

メッセージが緑色になる 青色にする

iPhoneのメッセージアプリで送信したメッセージが普段は青色にも関わらず緑色になることがあります。

普段から緑色でメッセージが送信される相手であれば問題はありませんが、青色から緑色になった場合は何らかの問題があるケースが考えられます。

本記事では、iPhoneのメッセージが緑色になる時に青色にする方法について詳しく紹介します。

メッセージの青色と緑色の違い

iPhoneのメッセージアプリで、メッセージが緑色と青色で表示されることがあります。これらの色の違いは、メッセージの送信方法を示しています。

  • 青色:
    • iMessageを示しています。iMessageはAppleのメッセージングサービスで、インターネット経由でメッセージを送受信します。両方の端末(送信者と受信者)がiMessageを使用している場合、メッセージは青色で表示されます。iMessageはテキストメッセージだけでなく、写真、ビデオ、位置情報なども送信できます。
  • 緑色:
    • 通常のSMSまたはMMSメッセージを示しています。受信者がiMessageを使用していないか、インターネット接続がない場合、メッセージは通常のテキストメッセージとして送信され、緑色で表示されます。

青色はiMessage経由、緑色は通常のSMS/MMS経由でメッセージが送信されたことを意味します。

送信したメッセージが緑色になる原因

送信したメッセージが青色ではなく緑色になる場合、何らかの原因でiMessageが使用できず、メッセージがSMSまたはMMSとして送信されたことを意味します。メッセージがSMSまたはMMSとして送信される場合、以下のような原因が考えられます。

  • iMessageの機能が無効になっている:
    • 送信者または受信者のiMessageの機能が無効になっている場合、メッセージは通常のSMSまたはMMSとして送信され、緑色で表示されます。
  • 受信者のデバイスがiMessageに対応していない:
    メッセージの送信先のデバイスがiPhoneなどのAppleデバイスでない場合、iMessageは使用できずSMSまたはMMSとして送信されます。
  • インターネット接続がない:
    • 送信者または受信者の端末がインターネットに接続されていない場合、iMessageを使用できず、メッセージはSMSまたはMMSとして送信されます。
  • iMessageが一時的に利用不可:
    • サーバーの問題やメンテナンスなどにより、iMessageが一時的に利用できない場合があります。その場合、メッセージは自動的にSMSまたはMMSとして送信されます。

普段はメッセージが青色で送信される相手に緑色で送信される場合は、自分または相手のiMessageの機能に上記のような問題が起きていることが考えられます。

緑色のメッセージを青色にする方法

本来青色で送信されるメッセージが緑色になる場合は、以下の対処方法を試してみてください。

方法1: iMessageをオン/再度オンにする

iMessageの機能がオフなっていたり、機能に一時的な問題が起きていることが原因で、メッセージがSMSで送信され緑色になるケースが考えられます。

そのため、iMessageの機能がオンになっているか確認してください。また、iMessageの機能を一度オフにしてからオンにすることで、問題が解決する可能性があります。

iMessageの機能をオンまたは再度オンにするには、以下の手順で操作してください。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「メッセージ」をタップします。
  3. 「iMessage」のスイッチが「オン」になっている場合は、「オフ」に切り替えます。
  4. 数秒待ってから「iMessage」のスイッチを「オン」に戻します。
    Imessageをオンにする

iMessageの機能をオンにできたら、再度メッセージを送信して青色になったか確認してください。

方法2: 相手のデバイスを確認する

iMessageはApple独自の機能で、iMessageの機能がオンになっているAppleデバイス同士でメッセージをやり取りする際に使用することができます。

送信相手がAndroidを使用していたり、iMessageの機能がオフになっていると、メッセージはSMSまたはMMSとして送信され緑色で表示されます。

そのため、メッセージの送信相手のデバイスが以下の2つの条件を満たしているか確認してください。

  • iPhone、iPad、MacなどのAppleデバイスを使用している
  • iMessageの機能がオンになっている

相手のデバイスがiMessageに対応していない場合は、送信側の設定等で対処することはできません。以前はiMessageで送信できていた相手でも、機種変更によってAppleデバイス以外を使用している場合、メッセージはSMSまたはMMSとして送信され緑色で表示されます。

方法3: iPhoneを再起動する

iPhoneのシステムまたはiMessageの機能に一時的な問題が起きていることが原因で、メッセージが緑色になるケースが考えられます。

そのため、iPhoneの電源を一度切ってから再起動することで、問題が解決する可能性があります。iPhoneを再起動するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「サイドボタン」と「音量調整ボタン」を同時に長押しします。
    • ホームボタン搭載機種の場合は、「サイドボタン」を長押ししてください。
  2. 電源オフスライダーを右方向にドラッグします。
  3. 「サイドボタン」を長押しして電源を入れます。

iPhoneを再起動できたら、メッセージを再度送信して青色になったか確認してください。

方法4: インターネット接続を確認する

iPhoneがインターネットに接続できていないことが原因で、メッセージが緑色になるケースが考えられます。

そのため、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信に正常に接続できていることを確認してください。接続に問題がある場合は、以下の対処方法を試してみてください。

  • 方法1: 機内モードのオン/オフを切り替える
  • 方法2: Wi-Fiまたはモバイル通信の電波が良好な場所に移動する
  • 方法3: Wi-Fi接続に問題が起きている場合は、ルーターを再起動する
  • 方法4: Wi-Fiとモバイル通信を切り替える

iPhoneのインターネット接続の問題が解決したら、メッセージを送信して青色で表示されるようになったか確認してください。

方法5: ソフトウェアアップデートを実行する

iOSのバージョンが古くiMessage関連の機能に不具合があることが原因で、送信したメッセージが緑色になるケースが考えられます。

そのため、ソフトウェアアップデートを実行してiOSを最新バージョンにアップデートすることで、問題が解決する可能性があります。ソフトウェアアップデートを実行するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「設定」アプリを起動します。
  2. 「一般」をタップします。
  3. 「ソフトウェアアップデート」をタップします。
  4. アップデートが見つかったら「ダウンロードしてインストール」をタップします。
  5. iPhoneのパスコードを入力します。
  6. 「今すぐインストール」をタップします。

ソフトウェアアップデートを実行できたら、メッセージを再度送り直して青色で表示されるようになったか確認してください。

方法6: iMessageサーバーの問題を確認する

AppleのiMessageのサーバーに障害などの一時的な問題が起きていることが原因で、メッセージが緑色で送信されるケースが考えられます。

そのため、iMessageのサーバーに問題が起きていないか確認してみてください。iMessageのサーバーステータスは、以下のページから確認できます。

iMessageのサーバーに問題が起きている場合は、問題が解決するまでしばらく時間を空けてから送信をやり直してみてください。

方法7: ネットワーク設定をリセットする

iPhoneのネットワーク関連の設定に問題が起きていることが原因で、送信したメッセージが緑色になるケースが考えられます。

そのため、iPhoneのネットワーク設定をリセットすることで、問題が解決する可能性があります。ネットワーク設定をリセットするには、以下の手順で操作してください。

  1. ホーム画面から「設定」を開きます。
  2. 「一般」をタップします。
  3. 「転送またはiPhoneをリセット」をタップします。
  4. 「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
  5. パスコードを求められたら入力します。
  6. 「ネットワーク設定をリセット」をタップしてリセットを実行します。
  7. リセットが完了すると、iPhoneが自動的に再起動します。

ネットワーク設定をリセットできたら、メッセージが青色で送信されるようになったか確認してください。

緑色のメッセージは送れている?

iPhoneで緑色のメッセージが表示されている場合、そのメッセージは相手にSMSまたはMMSとして送信されています。iOSのバージョンや契約しているキャリアによっては、正常に送信できたメッセージの下には「SMS/MMSで送信済み」と表示されます。

何らかの問題でメッセージが送信できていない場合は、「未配信」または「未送信」と表示されたり、メッセージの横に赤色ビックリマークが表示されます。

緑色のメッセージはブロックされている?

相手がiMessageの機能で送信元をブロックしている場合は、送信したメッセージは青色ではなく緑色で表示されます。

普段青色で送信できていた相手にメッセージを送ると青色になった場合は、iMessageでブロックされているケースが少なからず考えられます。

しかし、送信したメッセージが緑色になる原因は、自分または相手のデバイスやネットワーク環境が原因となることがあるため、緑色で表示されるからといって相手にブロックされているとは判断できません。相手にiMessageがブロックされているかは、送信側から確実に判断できません。

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