画面サイズの都合上、スマートフォンでは見づらいWebサイトや使いにくいアプリでも、快適に閲覧できるタブレット端末。
場所を問わず、快適なネットサーフィンを送ることができるタブレットですが、付き物なのが「充電」に関する問題。
特に、最近見かける事が多いASUS、NEC、東芝の機種のタブレットで「充電できない!」という事例がネット上で多く報告されています。
今回の記事では、「タブレットでの充電ができない」という場合の対処法についてまとめてみました。
この記事の内容
充電用ケーブルを交換してみる
充電できない場合の原因をおおまかに分けると
- 「タブレットそのものが壊れている」
- 「タブレットではなく、充電ケーブルが壊れている」
以上の2種類が考えられます。まずは、後者が原因ではないかと疑ってみましょう。
タブレットの充電用ケーブルには、MicroUSBケーブルが使用されていることがほとんどです。
実はこのMicroUSBケーブル、接続不良を起こしやすい非常に繊細なものなのです。
理由として「MicroUSBの構造上、端子部分が小さいために接続不良や内部の故障が起こりやすい」ということが挙げられます。
そのため、充電ができない時は真っ先にケーブルが壊れていないかどうかを検証してみましょう。予備のケーブルをいくつか用意しておくのも有効な策です。
また、端子部分を壊さないためにも、充電中・データの送受信中などMicroUSBを使用している時はタブレット本体を動かさないようにしましょう。
充電元を、充電器→パソコンのUSBに変えてみる
タブレットの充電元を、充電器から電源ON状態のパソコンのUSB端子に変更してみることで充電が可能になる場合があります。
これは、充電器からの過電流を防ぐための保護機能が働きすぎている時に有効な対処法です。
充電器のように急速なバッテリー回復は見込めないため時間はかかりますが、半日もあればしっかりフル充電することが可能です。
逆に、いつもパソコンからタブレットの充電を行っているという方は、純正の充電器を使用してみましょう。充電元を変更することで、充電できるようになる場合があります。
充電中の消費電力を抑える
タブレットの充電がキチンと行われていても、使用中のタブレット消費電力が供給されている電力よりも多い場合、当たり前の話ですがバッテリー残量が増えることがありません。
そういった場合は、使っているアプリやバックグラウンドで待機中のアプリを終了する、画面の明るさを抑えるなどして、消費する電力をカットしてみましょう。
バッテリーそのものが寿命を迎えている可能性も
ここまで試しても充電が上手くいかない場合、タブレットのバッテリーが経年劣化により寿命を迎えていることが考えられます。
バッテリーは消耗品です。大切に使用していても「寿命」というものは絶対に来ます。
バッテリーが劣化しているかどうか判断するには、次のページをあわせて参考にして下さい。
充電できなくなった場合はもちろんですが、バッテリーの駆動時間が短くなったと感じた場合でも、修理に出すことを検討してみましょう。
「長期間タブレットを使用しない」場合に注意!
「充電を切らしたままタブレットを数か月間放置したことで、バッテリーそのものが充電できなくなってしまった」という事例も実際に発生しているそうです。
この場合も、バッテリー交換をするしか方法はありません。
このような事例を避けるために、長期間タブレットを使用しない場合でも、定期的(1~2ヶ月に1度程度)にバッテリーを充電するようにしましょう。
これをするだけでも、バッテリーの寿命を延ばすことに繋がります。
タブレットを長く使うためにもバッテリー量に注意しよう!
最近では、低価格帯の製品も多く登場しているという事情もあり、タブレットを所持している方が格段に増えてきています。
充電すらできないとなると、“バッテリー持ち“が良くてもその性能を発揮することすらできませんよね…。
便利なタブレットを長く使うためにも、バッテリーには十分気を使いましょう!