iPhone/iPadでGIF画像が動かない/保存できない時の対処法

Gif画像が動かない Iphone

iPhoneまたはiPadのSafariやメッセージアプリなどでGIF画像を表示しても、アニメーションが動かないケースがあります。

また、GIF画像を写真ライブラリなどに保存しても、アニメーション画像として保存できないケースもあります。

本記事では、iPhone/iPadでGIF画像が動かない/保存できない時の対処法について詳しく紹介します。

対処1: iOS/iPadOSをアップデートする

iOS14またはiPadOS14以前のバージョンでは、GIFを保存できなかったり動かない不具合が報告されています。

そのため、ソフトウェアアップデートを実行して、iOSまたはiPadOSが最新バージョンになっているか確認してください。ソフトウェアアップデートを実行するには、以下の手順で操作します。

  1. 「設定」アプリを起動します。
  2. 「一般」をタップします。
  3. 「ソフトウェア・アップデート」をタップします。
  4. 新しいアップデート情報が表示されたら、「ダウンロードしてインストール」をタップします。
  5. パスコードの入力画面が表示された場合は、iPhone/iPadのパスコードを入力します。
  6. 「今すぐインストール」をタップします。

ソフトウェアアップデートを実行してシステムを最新の状態にできたら、GIF画像の問題が解決したか確認してください。最新バージョンでも問題が起きる場合は、以降の対処を試してください。

対処2: GIFファイルを再度ダウンロードする

GIF画像を保存しても動かない場合は、静止画としてダウンロードしていることが考えられます。

特にGoogleの画像検索などから保存する場合は、画像によってはGIF画像ではなく静止画としてダウンロードされることがあります。

そのため、GIF画像を提供するウェブサイトにアクセスしてから画像を再度保存してみてください。Googleの画像検索の場合は、画像をタップして「表示」をタップすると画像を提供するウェブサイトにアクセスできます。

対処3: インターネット接続を確認する

iPhoneまたはiPadのインターネット接続に問題が起きていることが原因で、GIF画像が正しく保存されなかったり動かないケースが考えられます。

そのため、iPhoneまたはiPadがインターネットに正常に接続されているか確認してください。インターネット接続を確認するには、以下の手順で操作します。

  1. 画面の右上隅を下方向にスワイプしてコントロールセンターを開き、「Wi-Fi」と「モバイル通信」のアイコンが「オン」になっているか確認します。
    • ホームボタン搭載モデルの場合は、画面の下中央を上方向にスワイプしてください
  2. ブラウザアプリ(SafariやChromeなど)を開いて、任意のウェブサイト(GoogleやYahoo!など)にアクセスします。
  3. ウェブサイトが正常に表示されるか確認します。ウェブサイトの読み込み時にエラーが出る場合は、インターネット接続に問題があることが考えられます。

iPhoneまたはiPadのインターネット接続に問題が起きていた場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 方法1: 機内モードのオン/オフを切り替える
  • 方法2: Wi-Fiまたはモバイル通信の電波が良好な場所に移動する
  • 方法3: Wi-Fi接続に問題が起きている場合は、ルーターを再起動する
  • 方法4: Wi-Fiとモバイル通信を切り替える

インターネット接続の問題が解決したら、GIF画像が正常に動くようになったか確認してください。

対処4: GIF画像を開いているアプリを再起動する

GIF画像を開いているブラウザやメッセージアプリに一時的な不具合が起きていることが原因で、GIF画像が動かなかったり保存できないケースが考えられます。

そのため、GIF画像を開いているアプリを一度終了してから再起動することで、問題が解決する可能性があります。GIF画像を開いているアプリを再起動するには、以下の手順で操作します。

  1. ホーム画面で画面下から上方向にスワイプして、「GIF画像を開いているアプリ(Safari、メッセージなど)」を上方向にスワイプして終了します。
    • ホームボタン搭載モデルの場合、「ホームボタン」を2回タップして、「GIF画像を開いているアプリ(Safari、メッセージなど)」を上方向にスワイプして終了します。
  2. ホーム画面から「GIF画像を開いているアプリ(Safari、メッセージなど)」をタップして再起動します。

アプリを再起動できたら、再度GIF画像を開いて正常に動くようになったか、または保存できるようになったか確認してください。

対処5: アプリをアップデートする

GIF画像を表示しているアプリのバージョンが古いことが原因で、GIF画像が動かなかったり保存できないケースが考えられます。

そのため、アプリを最新バージョンにアップデートすることで、問題が解決する可能性があります。アプリをアップデートするには、以下の手順で操作してください。

  1. 「AppStore」を開きます。
  2. 上部の「プロフィールアイコン」をタップします。
  3. 「GIF画像に問題があるアプリ」のアップデートが利用可能の場合は、「アップデート」をタップします。

Safariやメッセージなどの標準アプリは、ソフトウェアアップデートを実行することで最新バージョンにアップデートされます。

アプリを最新バージョンにアップデートできたら、アプリを開いてGIF画像の問題が解決したか確認してください。

対処6: 視差効果を減らすをオフにする

iPhoneまたはiPadで視差効果を減らすオプションが有効になっていると、アプリによってはGIF画像が動かないことがあります。

そのため、視差効果を減らすオプションを無効にすることで、問題が解決する可能性があります。視差効果を減らすオプションを無効にするには、以下の手順で操作してください。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「アクセシビリティ」をタップします。
  3. 「動作」をタップします。
  4. 「視差効果を減らす」のスイッチを「オフ」に切り替えます。

視差効果を減らすオプションをオフにできたら、GIF画像が動かない問題が解決したか確認してください。

対処7: #イメージ機能を削除して再追加する

メッセージアプリのiMessageでGIF画像が機能しない場合は、#イメージ機能に問題が起きていることが考えられます。

そのため、#イメージ機能を一度削除して再追加することで、問題が解決する可能性があります。メッセージアプリで#イメージ機能を再追加するには、以下の手順で操作してください。

  1. メッセージアプリで任意のメッセージをタップして開きます。
  2. 下部のアプリドロワーを一番右までスワイプして「その他(3点アイコン)」をタップします。
  3. 左上の「編集」をタップします。
  4. 「#イメージ」の左側の「-アイコン」をタップして「よく使う項目から削除」をタップします。
  5. 左上の「完了」をタップします。その後右上の「完了」をタプします。
  6. 下部のアプリドロワーの「その他(3点アイコン)」を再度タップします。
  7. 左上の「編集」をタップします。
  8. ほかのAppの一覧で、「#イメージ」の左側の「+アイコン」をタップします。
  9. 左上の「完了」をタップします。その後右上の「完了」をタプします。

メッセージアプリで#イメージ機能を再追加できたら、#イメージのアイコン(赤い虫眼鏡)をタップしてGIF画像が表示されるようになったか確認してください。

対処8: デバイスを再起動する

iPhoneまたはiPadのシステムに一時的な不具合が起きていることが原因で、GIF画像が動かなかったり保存できない問題が起きるケースが考えられます。

そのため、デバイスの電源を一度切ってから再起動することで問題が解決する可能性があります。iPhoneまたはiPadを再起動するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「スリープボタン」と「音量調整ボタン」を同時に長押しします。
    • ホームボタン搭載モデルの場合は、「スリープボタン」を長押しします。
  2. 電源オフスライダーをドラッグします。
  3. 電源が切れたら、「スリープボタン」を長押しして起動します。

デバイスを再起動できたら、GIF画像の問題が解決したか確認してください。

対処9: アプリの通信制限の設定を確認する

Twitterなどの一部のアプリでは、通信量を削減するためにGIF画像を自動再生しないようにする設定が存在しています。

そのため、特定のアプリでGIF画像が動かない場合は、アプリのGIF関連の設定を確認してください。Twitterアプリの場合は、以下の設定を確認してください。

  1. Twitterを開いて、左上の「プロフィールアイコン」をタップします。
  2. 「設定とプライバシー」をタップします。
  3. 「アクセシビリティ」をタップします。
  4. 「動画の自動再生」をタップします。
  5. 「モバイルデータ通信とWi-Fi接続時」を選択します。
    • Wi-Fi接続時のみに制限したい場合は、「Wi-Fi接続時のみ」を選択してください。

上記の設定はアプリによって異なるため、アプリの設定でGIFの再生に関連する設定がないか確認してみてください。Twitterのように「動画の自動再生」の項目名であることが多いです。

設定を変更できたら、アプリでGIF画像が動くようになったか確認してください。

対処10: ブラウザのキャッシュを削除する

SafariやChromeでGIF画像が動かなかったり保存できない場合は、ブラウザのキャッシュデータに問題が起きていることが考えられます。

そのため、ブラウザのキャッシュを一度削除して問題が解決しないか試してみてください。ブラウザのキャッシュデータを削除するには、以下の手順で操作します。

  • Safariの場合:
    1. 「設定」アプリを開きます。
    2. 「Safari」をタップします。
    3. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします。
    4. 「履歴とデータを消去」をタップします。
  • Chromeの場合:
    1. Chromeを開いて、右下の「3点アイコン」をタップします。
    2. 「閲覧履歴データの削除」をタップします。
    3. 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて「閲覧履歴データを削除」をタップします。

ブラウザのキャッシュデータを削除できたら、ウェブページを再度開いてGIF画像の問題が解決したか確認してください。

対処11: 言語と地域の設定を確認する

メッセージアプリなどで使用できる#imagesの機能は、使用できる地域が制限されています。Appleの公式ページによると日本、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、インド、シンガポール、フィリピンでのみ使用が許可されています。

地域の設定に問題があるとメッセージアプリなどで#imagesの機能を使用できません。そのため、地域の設定が対象の地域になっているか確認してください。具体的な手順は、以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「一般」→「言語と地域」の順にタップします。
  3. 「地域」をタップして、適切な地域を選択します。
  4. 「"地域名"に変更」をタップします。
  5. 設定が完了するまでしばらく待ちます。

適切な地域を設定できたら、メッセージアプリなどを開いて#imagesの機能を使ってGIF画像を使えるようになったか確認してください。

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