タスクスケジューラのUpdateLibraryとは?無効方法 – Windows10

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Windows10のパソコンでには、タスクスケジューラに「UpdateLibrary」という名称のタスクが標準で登録されています。

このタスクは、「wmpnscfg.exe」というプログラムをバックグラウンドで実行するよう設定されており、タスクマネージャーの「詳細」タブでプログラムの実行を確認することができます。

本記事では、Windows10の「UpdateLibrary」タスクおよび実行プログラムの概要と無効方法について詳しく紹介します。

UpdateLibrary(wmpnscfg.exe)とは

UpdateLibraryとは、Windows Media Playerに関連付けられている「wmpnscfg.exe」 というプログラムを自動で実行するためのタスクです。

wmpnscfg.exeは、Windows Media Playerのライブラリ共有やメディアストリーミング機能(他のデバイスからパソコン内の動画や音楽を再生する)を動作させるためのプログラムです。

このタスクは、Windows10で標準で有効となっており、機能の使用時にバックグラウンドで自動実行されます。

UpdateLibraryは無効にできる?

UpdateLibraryのタスクは、通常であればタスクの登録設定を変更する必要はありません。

ただし、Windows Media Playerの共有機能が必要なかったり、使用していない場合は無効にしても問題ありません。

また、環境によってはwmpnscfg.exeプログラムが大量にCPUやメモリを消費し、パソコンの動作に影響を及ぼすことがあります。

このプログラムが原因でパソコンの動作に影響がある場合が、次に紹介する方法でタスクを無効化できます。

UpdateLibraryの無効方法

UpdateLibraryタスクによるwmpnscfg.exeの実行は、次のいずれかの方法で無効にすることができます。

方法1: UpdateLibraryタスクを無効化する

タスクスケジューラでUpdateLibraryを無効化すれば wmpnscfg.exeが自動で起動するのを止めることができます。

タスクスケジューラでUpdateLibraryを無効化するには、以下の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」をクリックし、アプリ一覧から「Windows管理ツール」→「タスクスケジューラ」の順にクリックします。
  2. タスクスケジューラウィンドウが開きます。ウィンドウ左にあるツリーを以下の順に展開します。
    • 「タスクスケジューラライブラリ」→「Microsoft」→「Windows」→「Windows Media Sharing」
  3. 「Windows Media Sharing」を選択した状態で、タスクの一覧に「UpdateLibrary」のタスク名を右クリックして「無効」を選択します。
  4. タスクスケジューラウィンドウを閉じ、パソコンを再起動します。

以上の手順で、UpdateLibraryタスクを無効にすることができます。

方法2: メディアストリーミング機能を無効化する

Windows Media Playerのメディアストリーミング機能を無効化することで、UpdateLibraryによるwmpnscfg.exeの実行を停止することもできます。

Windows Media Playerのメディアストリーミング機能を無効にするには、以下の手順で設定を変更してください。

手順1. Windows Media Playerのメディアストリーミングオプションを無効にする

まずWindows Media Playerを開いてメディアストリーミングオプションを無効にします。

  1. 「Windowsマーク」をクリックし、アプリ一覧から、「Windowsアクセサリ」→「Windows Media Player」を開きます。
  2. Windows Media Playerが起動します。縮小状態で表示されている場合は、ウィンドウ右上にある「ライブラリに切り替え」ボタンをクリックしてください。
  3. ライブラリ画面が表示されたら、上部のメニューリボンにある「ストリーム」→「その他のストリーミングオプション」をクリックします。
  4. コントロールパネルが開き「メディアストリーミングオプション」の設定画面が表示されます。右上にある「すべて禁止」ボタンをクリックしてすべてのデバイスに対するメディアストリーミングを無効化します。
  5. 「OK」をクリックして設定を保存します。

手順2. Windows Media Player Network Sharing Serviceを無効にする

続いて、サービスウィンドウからメディアストリーミングサービスのスタートアップと動作を停止します。

  1. 「Windowsマーク」をクリックし、「Windows管理ツール」→「サービス」を開きます。
  2. サービス管理ウィンドウが表示されます。中央のリストから「Windows Media Player Network Sharing Service」のサービスをダブルクリックします。
  3. サービスのプロパティウィンドウが表示されます。「全般」タブ内にある「スタートアップの種類」の設定を、「無効」に変更します。
  4. 「停止」ボタンをクリックしてサービスを停止します。
  5. 右下にある「適用」ボタンをクリックして設定を保存して、ウィンドウを閉じます。

以上の手順で、メディアストリーミング機能を無効化できるため、UpdateLibraryのタスクが実行されなくなります。

方法3: レジストリエディターから無効化する

Windowsのレジストリを直接書き換えて、UpdateLibraryによるwmpnscfg.exeの実行を停止することもできます。

レジストリを変更してUpdateLibraryを無効化するには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
  3. レジストリエディターが起動します。
  4. バックアップを作成できたら、レジストリエディター左側のツリーを以下の順にキーを展開します。
    HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\MediaPlayer\Preferences\HME
  5. 「HME」キーを右クリックして「エクスポート」を選択して、レジストリのバックアップファイルを保存しておきます。
  6. 「HME」キーを選択した状態で、ウィンドウ右側の一覧で「DisableDiscovery」の値があるか確認します。
    • 値が存在する場合は、手順8までスキップしてください。
  7. 「DisableDiscovery」がない場合は、「HME」フォルダを右クリックして、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。
  8. 「新しい値」の名前を「DisableDiscovery」に変更します。
    • 名前を間違えて確定してしまった場合は、項目を右クリックして「名前の変更」を選ぶと再編集できます。
  9. 「DisableDiscovery」をダブルクリックします。
  10. 「値のデータ」の下の数値を「1」に変更して、「表記」の設定を「16進数」に設定し、「OK」をクリックします。
  11. レジストリエディターを閉じて、パソコンを再起動します。

パソコンが再起動したら、wmpnscfg.exeが実行されなくなったことを確認してください。

方法4: wmpnscfg.exeの名前を変更する

実行ファイルであるwmpnscfg.exeの名前を変更して、UpdateLibraryのタスクの実行を無効化することもできます。

ただし、この方法はMediaPlayerの動作に問題が起きる恐れがあるため、他の方法を試してもwmpnscfg.exeの実行を停止できない場合のみ行なってください。

wmpnscfg.exeの名前を変更して無効化する手順は、次の通りです。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「タスクマネージャー」を選択します。
  2. 「詳細」タブを開きます。
    • 簡易表示でタブが表示されない場合は、左下の「詳細」をクリックしてください。
  3. 一覧から「wmpnscfg.exe」を右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択します。
  4. 「wmpnscfg.exe」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
  5. 「セキュリティ」タブを開いて、「詳細設定」をクリックします。
  6. 所有者の「変更」をクリックします。
  7. サインインしているアカウントの「ユーザー名」を入力して「名前の確認」をクリックします。
    • サインインしているユーザーは管理者である必要があります。
  8. 「コンピュータ名\ユーザー名」の形式に変更されたら「OK」をクリックします。
  9. 「適用」をクリックしてから「OK」→「OK」の順にクリックしてウィンドウを一旦閉じます。
  10. 再度「wmpnscfg.exe」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
  11. 「セキュリティ」タブを開いて、「Administrators」のフルコントロールに「許可」にチェック入れます。
  12. 「wmpnscfg.exe」を右クリックして「名前の変更」を選択し、「wmpnscfg.exe.old」に変更します。
    • 拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラーの「表示」→「ファイル名拡張子」にチェックを入れてください。
    • 変更時にアクセス権限の確認ダイアログが表示された場合は、「続行」をクリックします。
  13. 拡張子の確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  14. 「Windowsマーク」をクリックして「notepad」と入力します。
  15. 検索結果から「メモ帳」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  16. メモ帳で「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックします。
  17. アドレスバーに「%ProgramFiles%\Windows Media Player\」と入力し、Enterキーを押します。
  18. 「Windows Media Player」のフォルダが表示されたら、以下の情報に変更して「保存」をクリックします。
    • ファイルの種類: すべてのファイル
    • ファイル名: wmpnscfg.exe
  19. PCを再起動します。

以上の手順で、UpdateLibraryによるwmpnscfg.exeの実行を停止することができます。

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