Windows10 – リモートデスクトップ接続で黒い画面になる時の対処法

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Windows10には標準でリモートデスクトップ機能が実装されており、簡単な設定でリモートデスクトップを利用可能です。

しかし、正常に接続はできているのに真っ黒の画面のまま操作ができなくなることがあります。

この記事では、リモートデスクトップの接続はできているに黒い画面で止まってしまう時の対処法を紹介します。当該現象が発生して困っている人は、参考にしてください。

リモートデスクトップ時にエラーが出て接続できない場合は、次のページを参考にして下さい。

リモートデスクトップ接続で黒い画面になる原因

  • リモートデスクトップの設定に問題がある
  • Windows10の不具合
  • グラフィックドライバーに問題がある
  • 通信状況が悪い・回線速度が極端に遅い

接続自体は正常にできているものの、黒い画面になって正常に表示されない場合に考えられる原因には多種多様なものがあります。

多くの場合、通信回線か接続される側のPCに問題があるので、1つずつチェックしていきましょう。

対処1: ビットマップのキャッシュを保持しない設定にする

リモートデスクトップの設定でビットマップのキャッシュを保持する設定になっている場合、接続しても画面が真っ黒になって正常に表示されない現象が発生することがあります。

そのため、一度ビットマップのキャッシュを保持しない設定にしてみてください。

これだけで正常に表示されることがあります。設定は接続する側のPCで行えるため、接続される側のPCが遠くにある場合でもすぐに対応可能です。

ビットマップのキャッシュを無効にする設定手順は次の通りです。

  1. 「Windowsマーク」をクリックします。
  2. プログラムリストから「Windowsアクセサリ」→「リモートデスクトップ接続」をクリックします。
  3. 「リモートデスクトップ接続」が起動したら「オプションの表示」をクリックします。
  4. 「エクスペリエンス」タブをクリックします。
  5. 下部にある「ビットマップのキャッシュを保持する」のチェックを外します。

ビットマップのキャッシュが無効にできたら、リモートデスクトップ接続を開始して、画面が正常に表示されないか確認して下さい。

対処2: 「Ctrl + Alt + Delete」を送信する

リモートの画面が真っ黒な状態でも、リモート接続は正常に行われている可能性があります。

次のどちらかのショートカットキーを入力して、画面が正常に映らないか確認して下さい。

  • 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「End」
  • 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「Fn」 + 「End」

*「Ctrl + Alt + Delete」を押すとローカルで処理されてしまうため、「Ctrl + Alt + End」を押すようにしてください。

キー入力後にタスクマネージャーの画面が表示されたらキャンセルして下さい。この時点で黒い画面が解消され、正常に画面が表示されます。

タスクマネージャーのみの表示でデスクトップが表示されない場合は、次の手順で操作します。

  1. 「ファイル」→「新しいタスクの実行」を選択します。
  2. 「Explorer.exe」を入力して「OK」をクリックします。

黒い画面が改善しない場合は、次の対処法を試して下さい。

対処3: 接続先/接続元のPCを再起動する

接続先/接続元のPCに一時的な不具合が発生しており、リモートデスクトップで真っ黒な画面が表示されるケースがあります。

接続先/接続元のPCを次の手順で再起動して下さい。再起動は高速スタートアップを無効にすることをおすすめします。

  1. 「Windowsマーク」をクリックします。
  2. 「電源マーク」をクリックします。
  3. 「Shiftキー」を押しながら「シャットダウン」を選択します。
  4. 「PCの電源を切る」を選択します。

PCの電源ボタンを押して再起動できたら、再度リモートデスクトップ接続を試して下さい。

上記の操作で問題が解決した場合は、高速スタートアップの機能が原因と判断できます。

通常のシャットダウンを行うと問題が再発することが考えられるため、次のページを参考に高速スタートアップを無効に設定することをおすすめします。

対処4: リモートデスクトップを低解像度で接続する

接続先のPCがリモートデスクトップの解像度設定に対応できていないケースが考えられます。

リモートデスクトップの解像度設定を下げて接続を試みて下さい。解像度設定は、次の手順で変更できます。

  1. 「Windowsマーク」→「Windowsアクセサリ」→「リモートデスクトップ接続」をクリックします。
  2. 「オプションの表示」をクリックします。
  3. 「画面」タブをクリックします。
  4. 「画面の設定」で解像度を低解像度に設定します。
    • 「800 * 600 ピクセル」などの設定に変更して下さい。
    • 接続先のPCと一致する解像度の接続で解決するケースもあります。
  5. リモートデスクトップ接続を試します。

対処5: Windows 10を最新にアップデートする

WindowsOSの不具合で、リモートデスクトップを起動すると黒い画面が表示される不具合が報告されています。

接続元・接続先のPCでWindowsの最新のアップデートがないか確認して下さい。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を開きます。
  2. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
  3. WindowsUpdateを確認してアップデートがある場合は更新します。

アップデートがあった場合は、Windowsを更新後に再度リモートデスクトップを試して下さい。

対処6: グラフィックドライバーを最新にアップデートする

古いグラフィックドライバがインストールされている場合、リモートデスクトップの画面が黒くなることがあります。

グラフィックドライバーの更新を確認して、最新のドライバーにアップデートをして下さい。

ドライバーの更新は、リモート接続元・接続先の両方のPCで行います。

メーカー公式サイトからグラフィックドライバーをダウンロードします。次のページから適切なドライバーをダウンロードしてください。

ダウンロードした後は画面に表示される指示に従ってインストールを進めてください。最新版のドライバをインストールしたら、再度リモートデスクトップを起動してみましょう。

対処7: グラフィックドライバーを再インストールする

リモート接続先のPCでグラフィックドライバーが正しくインストールできていないと、画面が表示されないケースがありあす。

次の手順でドライバーの再インストールを行って下さい。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「デバイスマネージャー」を開きます。
  2. 「ディスプレイアダプター」のツリーを展開します。
  3. 「ディスプレイアダプターのデバイス名」を右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。
  4. 「このデバイスのドライバー・ソフトウェアを削除します。」のチェックを入れて「アンインストール」をクリックします。
  5. PCを再起動すると、自動でドライバーがインストールされます。

ドライバーの再インストールができたら、リモートデスクトップ接続を試します。

ドライバーの再インストールで解決しない場合は、次のディスプレイアダプターの無効化を試してみて下さい。

対処8: ディスプレイアダプターを無効化する

リモート先のPCに搭載しているグラフィックカードが古い場合、リモート接続時の画面が真っ暗で表示されないケースがあります。

Intel4シリーズのチップセットなどの古いグラフィックカードを使用している場合、Windows 10のバージョンを1903にアップデートすると、リモートデスクトップで画面が黒くなる不具合が起きることが『Microsoft公式ページ』で通知されています。

更新が止まった古いグラフィックドライバーを使用している場合は、ディスプレイアダプターの無効化を試して下さい。

ディスプレイアダプターを無効化することで、汎用ドライバーが使用され画面が正常に表示される可能性があります。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「デバイスマネージャー」を開きます。
  2. 「ディスプレイアダプター」のツリーを展開します。
  3. 「ディスプレイアダプターのデバイス名」を右クリックして「無効化」を選択します。

ディスプレイアダプターを無効化できたら、リモートデスクトップ接続を試して下さい。

対処9: PCの通信状況を確認する

PCの通信速度や安定性に問題がある場合、リモートデスクトップに必要な通信を処理できなくなります。

頻繁に回線が切断されている場合や、回線速度が極端に遅い場合(5 Mbps以下など)は、通信がすぐに切れてしまい黒い画面が表示されるケースがあります。

リモートデスクトップを利用するためには、接続元・接続先PCの間で常時通信を行わなければなりません。両方のPCの通信状況に問題がないか確認して下さい。

リモートデスクトップの描画が極端に遅い場合は、次のページも合わせて参考にして下さい。

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