Microsoft Edge(Chromium)が勝手にインストール/更新される時の対処 – Windows10

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Chromium版のMicrosoftEdgeの自動配信が日本国内でも開始され、Windows UpdateによってWindows10のPCに自動でインストールされます。

しかし、従来のEdgeが使用したい場合やもともとEdgeを使用していない場合など、Chromium版のEdgeをインストールしたくないケースがあると思います。

本記事では、Chromium版Edgeが勝手にインストールされた時のアンインストール方法と、アンインストール後に自動で再インストールされることを防ぐ対処方法について紹介します。

Chromium版のEdgeをアンインストールする方法

WindowsUpdate経由でインストールされたChromium版のMicrosoft Edgeは、通常の手順でアンインストールすることができません。

一般的なアプリと同じように「アプリと機能」からアンインストールしようとしても、「アンインストール」のボタンがグレーアウトで押すことができない状態になっています。

そのため、Chromium版のEdgeをアンインストールするには、PowerShellを使います。PowerShellを使ってEdgeをアンインストールするには、次の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」ボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「名前」欄に次のパスを入力し、「OK」をクリックします。
    C:\Program Files\Microsoft\Edge\Application\
  3. Edgeのインストールフォルダが開きます。続いて、表示されたフォルダの中にあるバージョン番号の記載されているフォルダ(「84.0.522.40」等)を開きます。
    • バージョン番号フォルダが複数存在する時は、数字の最も大きいフォルダを開いてください。
  4. 「Installer」フォルダを開きます。
  5. 「Installer」フォルダ内の空白部分を「Shift」キーを押しながら右クリックして「PowerShellウィンドウをここで開く」を選択します。
  6. PowerShellウィンドウに次のコマンドを入力し、エンターキーを押します。
    .\setup.exe -uninstall -system-level -verbose-logging -force-uninstall
  7. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  8. Chromium版のEdgeがアンインストールされます。PowerShellウィンドウを閉じます。

アンインストールが完了したら、Edgeが従来のバージョンに戻っていることを確認してください。

ただし、アンインストールするだけでは、Windows Update時にChromium版のEdgeが再度インストールされてしまいます。

今後もChromium版のEdgeがインストールされないようにするには、次の対処方法を参考にしてください。

Edgeが勝手にインストールされる時の対処方法

Chromium版のEdgeは、Winodws Updateを実行してWindows10を更新すると勝手に再インストールされてしまいます。

そのため、Chromium版のMicrosoft Edgeのインストールを止めるには、Edgeのアップデートを個別にブロックする必要があります。アップデートをブロックするには、次の2つの方法があります。

方法1: Microsoft Blocker Toolkitを使って更新をブロックする

従来のEdgeを使い続けたいユーザーのために、MicrosoftからBlocker Toolkitという無効化ツールが公開されています。

このツールで自動更新を無効化すれば、今後Windows Updateを実行してもChromium版Edgeの自動イントールが行われなくなります。

このツールを使って自動更新を無効化するには、次の手順で操作してください。

  1. 『Blocker Toolkit』のページをにアクセスして、「Blocker Toolkit の実行可能ファイルは、[ダウンロードリンク]からダウンロードできます。」のリンクをクリックしてBlocker Toolkitをダウンロードします。
  2. ダウンロードが完了したら、「ダウンロード」フォルダを開いて「MicrosoftEdgeChromiumBlockerToolkit.exe」をダブルクリックで起動します。
  3. 利用規約が表示されます。「Yes」をクリックして進みます。
  4. 展開したファイルを保存する場所を指定します。空欄に次のパスを入力し、「OK」をクリックします。
    C:\BlockerToolkit
  5. 「The folder does not exist. Do you want to create it?」と表示されたら「はい」をクリックします。
  6. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  7. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  8. PowerShellウィンドウが開いたら、次のアップデートを無効化するためのコマンドを入力し、エンターキーを押します。
    C:\BlockerToolkit\EdgeChromium_Blocker.cmd /b
    • 自動更新を有効に戻す場合は、次のコマンドを入力してください。
      C:\BlockerToolkit\EdgeChromium_Blocker.cmd /u
  9. 「この操作を正しく終了しました」と表示されれば無効化は無事完了です。
    • コマンドが動作しない場合は、PowerShellを管理者として実行していること、入力したコマンドやフォルダの指定が間違っていないことを確認してください。

以上の手順で、Blocker Toolkitを使ってEdgeの自動更新を停止することができます。

方法2: レジストリを編集して更新をブロックする

Blocker Toolkitのツールがうまく動作しない場合や、ツールを使わずに直接無効化したい場合は、レジストリを編集して自動更新を無効化することもできます。

ただし、レジストリ編集で誤った操作を行うとパソコンが正常に動作しなくなる等の不具合を起こすことがあるため、念の為レジストリのバックアップや復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

レジストリを編集してEdgeの更新を停止するには、次の手順で操作してください。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力して「OK」をクリックします。
  3. レジストリエディタが起動したら、左ペインのツリーを使って次のキー(フォルダ)までたどります。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft
  4. 「Microsoft」キー内の「EdgeUpdate」を選択します。
    • 環境によっては「EdgeUpdate」のキーが存在しない場合があります。キーが存在しない場合は作成してください。
    • キーを作成するには、「Microsoft」キーを右クリックして「新規」→「キー」を選択します。「新しいキー」を右クリックして「名前の変更」を選択し、キーの名前を「EdgeUpdate」に変更します。
  5. 「EdgeUpdate」を右クリックして「新規」→「DWORD (32ビット)値」を選択します。
  6. 右ペインに「新しい値」が作成されます。「新しい値」を右クリックして「名前の変更」を選択し、名前を「DoNotUpdateToEdgeWithChromium」に変更します。
  7. 作成した「DoNotUpdateToEdgeWithChromium」をダブルクリックして、「DWORD (32ビット)値の編集」ウィンドウで、「値のデータ」を「1」に書き換えて「OK」をクリックします。
  8. これで無効化は完了です。レジストリエディタを終了します。

レジストリの編集ができたら、PCを再起動するとレジストリの設定が反映されます。以降はChromium版のMicrosoft Edgeが勝手にインストールされなくなります。

方法3: Edgeの起動を停止する

上記の対処を行ってもMicrosoft Edgeが勝手にインストールされてしまう場合は、アプリケーションを起動させないように設定する方法もあります。

Microsoftは、Chromium版のMicrosoft Edgeの利用を推奨しているため、今後のアップデートで自動インストールを停止できないことも考えられます。

そのため、Edgeをどうしても使いたくない場合は、次のページを参考にEdgeの起動を完全に停止すること検討してください。

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