MSCOMCTL.OCXのエラーが出る時の対処法 – Windows10/11

WindowsのPCでアプリケーションを起動しようとすると「Component 'MSCOMCTL.OCX' or one of its dependencies not correctly registered: a file is missing or invalid」のエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーが発生するとアプリケーション自体を起動することができません。

本記事では、Windows10/11でMSCOMCTL.OCXのエラーが出る時の対処法について詳しく紹介します。

MSCOMCTL.OCXとは

MSCOMCTL.OCXは、Microsoftが開発したプログラム言語であるVisual Basic6.0に含まれるActiveXコントロールファイルです。

Visual Basic6.0は1991年にリリースされており、この言語を使用する古いアプリケーションの実行にMSCOMCTL.OCXが必要な場合があります。

MSCOMCTL.OCXのエラーが発生した場合は、MSCOMCTL.OCXのバージョンが古いか、MSCOMCTL.OCXが欠損または破損していることが考えられます。

対処1: Visual Basic6.0 Common Controlsをインストールする

MSCOMCTL.OCXは、Microsoftが提供するVisual Basic6.0 Common Controlsをインストールすることで最新版に更新できます。

そのため、Visual Basic6.0 Common Controlsをインストールすることでエラーが解決する可能性があります。Visual Basic6.0 Common Controlsをインストールするには、以下の手順で操作してください。

  1. 『Microsoft Visual Basic 6.0 コモン コントロール』のページにアクセスします。
  2. 「ダウンロード」をクリックしてインストーラーファイルをダウンロードします。
  3. 「VisualBasic6-KB896559.exe」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  4. 案内に従ってインストールを完了するとMSCOMCTL.OCXが最新バージョンに更新されます。

Visual Basic6.0 Common Controlsをインストールできたら、アプリケーションを起動してMSCOMCTL.OCXエラーが解決したことを確認してください。

対処2: MSCOMCTL.OCXを手動でコピーする

Visual Basic6.0 Common ControlsをインストールしてもMSCOMCTL.OCXエラーが発生する場合は、MSCOMCTL.OCXのファイルに問題が起きていることが考えられます。

そのため、正常なMSCOMCTL.OCXを手動でシステムフォルダにコピーすることエラーを解決できる可能性があります。

MSCOMCTL.OCXを手動でシステムフォルダにコピーする場合は、まず以下の手順でシステムのビット数を確認してください。

  1. 「Windowsマーク」をクリックして「設定」を選択します。
  2. 「システム」をクリックします。
  3. 「詳細情報(またはバージョン情報)」をクリックします。
  4. 「デバイスの使用」の「システムの種類」の項目でビット数を確認します。

システムのビット数を確認できたら、以下の手順でMSCOMCTL.OCXをダウンロードして手動でコピーしてください。

  1. 『Microsoft Visual Basic 6.0 コモン コントロール』のページにアクセスします。
  2. 「ダウンロード」をクリックしてインストーラーファイルをダウンロードします。
  3. 「VisualBasic6-KB896559.exe」を7-Zipなどの解凍ソフトを使用して展開します。
  4. 展開したファイルの中から「mscomctl.ocx」をコピーしておきます。
  5. エクスプローラーを開いて、「Windowsの32ビットのシステムフォルダ」を開きます。
    • 32ビットの場合: 「C:\Windows\System32」フォルダを開きます。
    • 64ビットの場合: 「C:\Windows\SysWOW64」フォルダを開きます。
  6. コピーした「mscomctl.ocx」を貼り付けます。

MSCOMCTL.OCXをシステムフォルダに手動でコピーできたら、アプリケーションを起動してMSCOMCTL.OCXエラーが解決したか確認してください。

対処3: MSCOMCTL.OCXを再登録する

MSCOMCTL.OCXがシステムに登録されていないことが原因で、アプリケーション起動時にMSCOMCTL.OCXエラーが発生することが考えられます。

そのため、MSCOMCTL.OCXをシステムに再登録することでエラーが解決する可能性があります。MSCOMCTL.OCXを再登録するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
    • Windows11の場合は、「Windowsターミナル(管理者)」を選択します。
  2. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押して、「Windowsの32ビットのシステムフォルダ」に移動します。
    • 32ビットの場合:
      cd C:\Windows\System32
    • 64ビットの場合:
      cd C:\Windows\SysWOW64
  3. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    regsvr32 mscomctl.ocx
  4. コマンドの実行が完了したら、ウィンドウを閉じます。

MSCOMCTL.OCXを再登録できたら、アプリケーションを起動してMSCOMCTL.OCXエラーが解決したか確認してください。

対処4: アプリケーションを再インストールする

アプリケーションのバージョンが古く不具合があることが原因で、MSCOMCTL.OCXエラーが発生するケースが少なからず考えられます。

そのため、ここまでの方法を試してもMSCOMCTL.OCXエラーが解決しない場合は、エラーの発生するアプリケーションの再インストールを試してみてください。アプリケーションを再インストールするには、以下の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「アプリと機能」を選択します。
  2. 右ペインのアプリ一覧で、「エラーが発生するアプリケーション」を選択して「アンインストール」をクリックします。
    • Windows11の場合は、右側の「3点アイコン」をクリックして「アンインストール」を選択してください。
  3. 確認ポップアップが表示されたら「アンインストール」をクリックします。
  4. ウィザードが表示された場合は、案内に従ってアンインストールを完了します。
  5. アプリケーションの公式ページにアクセスして、最新のインストーラーをダウンロードします。
  6. インストーラーを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  7. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  8. インストーラーが起動したら、案内に従ってインストールを完了します。

アプリケーションを再インストールできたら、アプリケーションを起動してMSCOMCTL.OCXエラーが解決したことを確認してください。

コメントを残す

*