WindowsのPCでAirPodsの接続が切れる/切断される時の対処法

AppleのAirPodsは、iPhoneやiPadと同じようにWindows10/11のPCとBluetoothでペアリングして使用することができます。

しかし、ペアリングが完了したAirPodsの接続が突然切れてしまうケースがあります。また、再接続しても繰り返し接続が頻繁に切断されるケースもあります。

本記事では、Windows10/11のPCでAirPodsの接続が切れる/切断される時の対処法について詳しく紹介します。

対処1: Bluetoothのトラブルシューティングツールを実行する

WindowsにはBluetoothの問題を自動的に修復できるトラブルシューティングツールが実装されています。

そのため、Bluetoothのトラブルシューティングツールを実行することで、AirPodsの接続が切れる問題が解決する可能性があります。

Bluetoothのトラブルシューティングツールを実行するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「更新とセキュリティ」をクリックします。
    • Windows11の場合は「システム」をクリックします。
  3. 「トラブルシューティング」をクリックします。
  4. 右ペインの「追加のトラブルシューティング」、または「その他のトラブルシューティング」をクリックします。
  5. 「Bluetooth」を選択して、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。
  6. 案内に従って問題の検出と修正を行います。

トラブルシューティングツールを実行できたら、AirPodsの接続が切れる問題が解決したか確認してください。

対処2: 不要なBluetoothデバイスを切断する

PCに複数のBluetoothデバイスを接続している場合は、別のBluetoothデバイスが干渉してAirPodsが切断されるケースが考えられます。

そのため、不要なBluetoothデバイスを全て切断した状態で、AirPodsの問題が解決しないか確認してください。

不要なBluetoothデバイスを切断するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」をクリックします。
    • Windows11の場合は、「Bluetoothとデバイス」をクリックします。
  3. 接続済みの「不要なBluetoothデバイス」を選択して「切断」をクリックします。
    • Windows11の場合は、「不要なBluetoothデバイス」の右の「3点アイコン」をクリックして「切断」を選択してください。
  4. 同じ手順で全ての不要なBluetoothデバイスを切断します。

不要なBluetoothデバイスを全て切断できたら、AirPodsの接続が切れる問題が解決したか確認してください。

対処3: PCを再起動する

Windowsのシステムに一時的な不具合が発生していることが原因で、AirPodsの接続が勝手に切れるケースが考えられます。

そのため、PCを一度再起動してAirPodsの問題が解決しないか確認してみてください。PCを再起動するには、「Windowsマーク」をクリックして「電源アイコン」をクリックして「再起動」を選択します。

PCが再起動したらAirPodsが切断されなくなったか確認してください。PCを再起動しても問題が解決しない場合は、次の対処方法に進んでください。

対処4: AirPodsドライバーをアップデートする

AirPodsのデバイスドライバーが古く不具合があることが原因で、AirPodsが頻繁に切断されるケースが考えられます。

そのため、AirPodsのデバイスドライバーを最新バージョンにアップデートすることで問題が解決する可能性があります。AirPodsドライバーをアップデートするには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. デバイスマネージャーが起動したら、「Bluetooth」のツリーをダブルクリックして展開します。
  3. ツリー内の「AirPodsのモデル名」を右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
  4. 「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。
  5. 新しいドライバーが見つかった場合は、自動でインストールが実行されます。

AirPodsドライバーをアップデートできたら、AirPodsが切断される問題が解決されたことを確認してください。解決しなかったり、既にドライバーが最新の場合は、次の対処方法に進んでください。

対処5: WindowsUpdateを実行する

Windowsのバージョンが古く不具合があることが原因で、AirPodsの接続が頻繁に切れるケースが考えられます。

そのため、AirPodsドライバーのアップデートで問題が解決しない場合は、WindowsUpdateを実行してWindowsを最新の状態にしてみてください。

WindowsUpdateを実行するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」をクリックします。
    • Windows11の場合は、左ペインの「Windows Update」をクリックします。
  3. 右ペインで「更新プログラムのチェック」をクリックします。
  4. 新しい更新プログラムが見つかった場合は、自動でインストールされます。
    • 「再起動」や「ダウンロード」のボタンが表示されている場合は、クリックして更新プログラムを適用してください。
  5. インストールが完了したら、Windowsが最新の状態になったことを確認します。

WindowsUpdateを実行してWindowsをアップデートできたら、AirPodsの問題が解決したことを確認してください。

対処6: AirPodsを再度ペアリングする

AirPodsのペアリングに問題が発生していることが原因で、AirPodsの接続が切れるケースが考えられます。

そのため、AirPodsのペアリングを一度解除してから再度ペアリングを行うことで、切断される問題が解決する可能性があります。

AirPodsを再度ペアリングするには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」をクリックします。
    • Windows11の場合は、「Bluetoothとデバイス」をクリックします。
  3. 「AirPodsのモデル名」を選択して「デバイスの削除」をクリックします。
    • Windows11の場合は、「AirPodsのモデル名」の右の「3点アイコン」をクリックして「デバイスの削除」を選択してください。
  4. 確認ポップアップが表示された場合は「はい」をクリックします。
  5. 「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックします。
    • Windows11の場合は、「デバイスの追加」をクリックします。
  6. 案内に従ってBluetoothデバイスを検出する画面まで進めます。
  7. AirPodsが入っているケースのフタを開けた状態で、ケース背面のボタンを長押しして、ステータスランプが白色に点滅したら離します。
  8. 接続可能なデバイスの一覧に「AirPods」が表示されたら選択します。

以上の手順で、AirPodsを再度ペアリングすることができます。ペアリングが完了したら、AirPodsが切れる問題が解決したか確認してください。

対処7: AirPodsの省電力設定を無効にする

AirPodsのデバイスドライバーの省電力設定が有効になっていることが原因で、AirPodsが切断されるケースが考えられます。

そのため、AirPodsのデバイスドライバーの省電力設定を無効することで、問題が解決する可能性があります。 ドライバーの省電力設定を無効するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. デバイスマネージャーが起動したら、「Bluetooth」のツリーをダブルクリックして展開します。
  3. ツリー内の「AirPodsのモデル名」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
  4. 「電源の管理」タブを開いて、「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」にチェックを外します。
  5. 「OK」をクリックして設定を保存します。

AirPodsのデバイスドライバーの省電力設定を無効にできたら、AirPodsが切断されなくなったか確認してください。

対処8: 電源プランの設定を変更する

PCの電源プランが省電力になっていることが原因で、AirPodsの接続が頻繁に切れるケースが考えられます。

そのため、電源プランの設定を確認して、省電力のプランになっている場合は変更してください。電源プランの設定を変更するには、以下の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。
  2. 名前に「control」と入力して「OK」をクリックします。
  3. コントロールパネルが起動したら、右上の表示方法を「アイコン」に切り替えます。
  4. 「電源オプション」をクリックします。
  5. 電源プランの一覧で「省電力」を選択している場合は、「バランス」や「高パフォーマンス」などに変更します。

電源プランの設定を変更できたら、AirPodsが切断される問題が解決したか確認してください。

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