Windowsのファイルやフォルダに出る赤いバツ(×)の消し方

赤いバツ Windows 消し方

Windows10/11のPCを使用しているとデスクトップやエクスプローラー上でファイル・フォルダに赤色のバツ「×」アイコンが表示されることがあります。

赤いバツアイコンが付いたファイルまたはフォルダには、何らかの問題が起きていることが考えられるため対処が必要です。

本記事では、Windowsのファイルやフォルダに出る赤いバツ(×)の消し方・対処法について詳しく紹介します。

赤いバツアイコンが表示される原因

Windowsのファイルやフォルダの赤いバツアイコンは、クラウドストレージサービス(OneDriveやGoogleドライブ、Dropboxなど)と正常に同期できていなかったり、ネットワークドライブが正常に接続できていない際に表示されることがあります。具体的には以下のような原因が考えられます。

  • クラウドストレージの容量不足:
    クラウドストレージの容量が一杯になると、新しいファイルをアップロードできなくなり、赤いバツマークが表示されることがあります。
  • クラウドストレージの同期エラー:
    クラウドストレージサービスとの同期に問題が発生した場合、ファイルやフォルダに赤いバツマークが表示されることがあります。
  • ファイルやフォルダの名前の問題:
    使用できない文字や長すぎる名前は、クラウドストレージサービスとの同期を阻害し、赤いバツマークが表示されることがあります。
  • ファイルシステムの破損:
    ファイルシステムが破損すると、一部のファイルまたはフォルダに赤いバツマークが表示されることがあります。
  • ネットワークドライブの接続エラー:
    ネットワークドライブに一時的に接続できない状態になっている場合、ネットワークドライブに赤いバツマークが表示されることがあります。
  • アイコンキャッシュの問題:
    アイコンキャッシュに問題が起きて、アプリやフォルダのショートカットに赤いバツマークが表示されることがあります。

様々な原因が考えられますが、基本的にはOneDriveなどのクラウドストレージサービスの同期に問題が起きた際に赤いバツアイコンが表示されるケースが多いです。ファイルやフォルダに赤いバツアイコンが出て消えない場合は、以下の対処方法を試してみてください。

対処1: クラウドストレージの容量を確認する

使用しているクラウドストレージ(OneDrive、GoogleDrive、Dropboxなど)の容量がいっぱいになっていることが原因で、ファイルやフォルダの同期が停止して赤いバツアイコンが表示されるケースが考えられます。

そのため、利用中のクラウドストレージの空き容量が不足していないか確認してください。OneDriveの場合が、以下の手順で使用量と空き容量を確認できます。

  1. タスクバー右側の「上矢印」をクリックして隠れているインジケーターを表示します。
  2. 「OneDrive」のアイコンをクリックします。
  3. 右上の「ギアアイコン」→「設定」をクリックします。
  4. 左ペインのストレージの項目で、使用量と空き容量を確認します。
    • ストレージの項目が表示されない場合は、「アカウント」タブを開いてください。

クラウドストレージの空き容量が不足している場合は、不要なファイルやフォルダを削除して空き容量を確保してください。または、ストレージプランをアップグレードして容量を追加することを検討してください。

対処2: クラウドストレージのリンクを解除する

使用しているクラウドストレージ(OneDrive、GoogleDrive、Dropboxなど)のアカウントのリンクに問題が起きていることが原因で、ファイル・フォルダの同期ができず赤いバツアイコンが表示されるケースが考えられます。

そのため、クラウドストレージのアカウントのリンクを解除して再リンクすることで、問題が解決する可能性があります。OneDriveの場合は、以下の手順でリンクを解除して再リンクすることができます。

  1. タスクバー右側の「上矢印アイコン」をクリックして隠れているインジケーターを開きます。
  2. 「OneDriveのアイコン」をクリックします。
  3. 右上の「ギアアイコン」→「設定」をクリックします。
  4. 「アカウント」をクリックします。
  5. 「このPCからリンクを解除する」をクリックします。
  6. 確認ポップアップが表示されたら「アカウントのリンクを解除」をクリックします。
  7. 「OneDrive」のフォルダを開いて、フォルダ内のファイルを全て削除します。
    • 「OneDrive」のフォルダは、デフォルトでは「C:\Users\user\OneDrive」に作成されます。
    • 消えると困るファイルがある場合は、フォルダ内のファイルを別の場所にコピーしてバックアップしておくことをおすすめします。
  8. OneDriveを起動して「サインイン」をクリックして、Microsoftアカウントの情報を入力して「サインイン」をクリックします。
  9. 同期が開始するので完了するまで待ちます。

クラウドストレージのアカウントをデバイスに再リンクできたら、ファイルやフォルダの赤いバツアイコンが表示されなくなったか確認してください。

対処3: ファイル/フォルダ名を変更する

同期ファイルやフォルダの名前に使用できない文字が使われていることが原因で、特定のファイルやフォルダが同期できず赤いバツアイコンが表示されるケースが考えられます。

そのため、赤いバツアイコンが表示されているファイルまたはフォルダの名前を確認して、記号などの文字が使われている場合は別の名前に変更してみてください。

ファイルまたはフォルダの名前を変更できたら、少し待って同期が正常に完了したか確認してください。

対処4: エクスプローラーを再起動する

エクスプローラーの表示に一時的な問題が起きていることが原因で、ファイルやフォルダの赤いバツアイコンが消えないケースが考えられます。

そのため、エクスプローラーを一度再起動して赤いバツが消えないか確認してみてください。エクスプローラーを再起動するには、以下の手順で操作します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「タスクマネージャー」を選択します。
  2. タスクマネージャーが起動したら、ウィンドウ左下にある「詳細」をクリックして詳細表示に切り替えます。
    • 既に詳細表示になっている場合は、この手順をスキップしてください。
  3. 「プロセス」タブの一覧から「エクスプローラー」の項目を選択して、右下にある「再起動」ボタンをクリックします。

エクスプローラーを再起動するとタスクバーなどが一瞬消えて再表示されます。エクスプローラーを再起動できたら、ファイルやフォルダの赤いバツが消えたか確認してください。

対処5: クラウドストレージアプリを再インストールする

OneDriveなどのクラウドストレージアプリに問題が起きていることが原因で、ファイルやフォルダに赤いバツが表示されるケースが考えられます。

そのため、クラウドストレージアプリを一度アンインストールして再インストールすることで、問題が解決する可能性があります。OneDriveを再インストールする場合は、以下の手順で操作します。

  1. 左下の「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 「アプリ」をクリックします。
  3. 「インストールされているアプリ」をクリックします。
  4. アプリの一覧で「Microsoft OneDrive」の右側の「3点アイコン」をクリックして「アンインストール」を選択します。
  5. 確認ポップアップが表示されたら「アンインストール」をクリックします。
  6. ユーザーアカウントが表示されたら「はい」をクリックします。
  7. 『OneDriveの公式ページ』にアクセスして、「ダウンロード」をクリックします。
  8. ダウンロードした「OneDriveSetup.exe」をクリックします。
  9. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  10. インストールが完了したら「OneDrive」を起動します。
  11. 案内に従って「次へ」をクリックします。
  12. 「OneDriveフォルダーは既にコンピューターに存在します」のポップアップが表示されたら「このフォルダーを使用」をクリックします。
  13. 同期するPC内のフォルダを選択して「次へ」をクリックします。
  14. 案内に従って「次へ」をクリックして初期設定を完了します。

クラウドストレージアプリを再インストールして同期が完了したら、ファイルやフォルダの赤いバツが消えたか確認してください。

対処6: ネットワークドライブに再接続する

ネットワークドライブに赤いバツアイコンが出ている場合は、ネットワークドライブの接続に問題が起きていることが原因として考えられます。

Windowsを起動した直後にネットワークドライブに赤いバツアイコンが出ている場合は、エクスプローラーの「PC」から対象のドライブをダブルクリックすることで正常に接続できる可能性があります。

上記の手順で操作してもネットワークドライブが開けず赤いバツが表示される場合は、ネットワークドライブを再設定してみてください。ネットワークドライブを再設定するには、以下の手順で操作します。

  1. エクスプローラーを開きます。
  2. 左メニューで「PC」をクリックします。
  3. 「赤いバツアイコンが付いているネットワークドライブ」を右クリックして「切断」を選択します。
  4. 確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
  5. 左メニューで「PC」を右クリックして、「ネットワークドライブの割り当て」を選択します。
  6. 「ドライブ文字」を選択してから、「参照」をクリックして「共有フォルダ」を選択して「OK」をクリックします。
  7. 「サインイン時の再接続する」にチェックが入っていることを確認して「完了」をクリックします。

ネットワークドライブを再設定できたら、赤いバツアイコンが消えて正常に開けるようになったか確認してください。

対処7: CHKDSKを実行する

ストレージのファイルシステムが破損していることが原因で、一部のファイルまたはフォルダに赤いバツアイコンが表示されるケースが考えられます。

そのため、チェックディスクを実行してファイルシステムを修復することで、問題が解決する場合があります。チェックディスクを実行するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows ターミナル(管理者)」を選択します。
    • Windows10の場合は、「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
  2. PowerShellが起動したら、以下のコマンドを入力してEnterキーで実行します。
    chkdsk /f
  3. 再起動時にチェックをスケジュールするか聞かれたら「y」を入力してEnterキーを押します。
  4. コマンドを実行できたら、PCを再起動すると自動的にチェックディスクが実行されます。完了するまでPCの電源を切らずに待機してください。

チェックディスクを実行できたら、PCの再起動後にファイルまたはフォルダの赤いバツアイコンの表示が解決したことを確認してください。

対処8: アイコンキャッシュを削除する

アプリやフォルダのショートカットアイコンに赤いバツが表示される場合は、アイコンキャッシュに問題が起きていることが原因として考えられます。

そのため、アイコンキャッシュを一度削除してリセットすることで、問題が解決する可能性があります。アイコンキャッシュを削除するには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」を起動します。
  2. 「%LOCALAPPDATA%\」と入力して「OK」をクリックします。
  3. フォルダ内にある「IconCache.db」を右クリックして「削除」を選択します。
  4. 続いてエクスプローラーに以下のアドレスを入力してEnterキーで移動します。
    %LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Explorer
  5. フォルダ内にある全ての「iconcache_**.db」と「thumbcache_**.db」を右クリックして「削除」します。
    • 末尾の数字が異なるファイルは全て削除してください。
  6. アイコンキャッシュを全て削除できたら、PCを再起動します。

アイコンキャッシュを削除してPCを再起動できたら、アプリやフォルダのショートカットアイコンに出る赤いバツが消えたか確認してください。

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