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PCのブラウザでSpotify Web Playerが再生できない時の対処法

Spotify Web Player 再生できない

SpotifyにはWeb Playerが用意されており、WindowsのPCやMacでもブラウザから音楽を再生することができます。

しかし、Spotify Web Playerで音楽を再生しようとしても、反応せず音楽が聴けないケースがあります。

本記事では、PCのブラウザでSpotify Web Playerが再生できない時の対処法について詳しく紹介します。

対処1: Media Feature Packをインストールする

Windows10/11のNバージョンを使用している場合は、メディア関連の機能パックがインストールされていないことが原因で、SpotifyのWeb Playerが再生できないケースが考えられます。

そのため、WindowsのMedia Feature Packをインストールすることで問題が解決する可能性があります。Media Feature Packをインストールするには、以下の手順で操作してください。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
  2. 左ペインで「アプリ」をクリックします。
  3. 右ペインの「オプション機能」をクリックします。
    • Windows10の場合は、「アプリと機能」→「オプション機能」の順に選択してください。
  4. 「オプション機能を追加する」の右にある「機能を表示」をクリックします。
    • Windows10の場合は、「機能の追加」をクリックします。
  5. 一覧で「Media Feature Pack」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
  6. 「インストール」をクリックします。
参考：

Windows N 用 Media Feature Pack - Microsoft

Media Feature Packをインストールできたら、ブラウザでSpotifyのWeb Playerを開いて音楽を再生できるようになったか試してみてください。

対処2: プライベートウィンドウで開く

ブラウザのキャッシュやCookie、拡張機能などに問題があることが原因で、SpotifyのWeb Playerが再生できないケースが考えられます。

そのため、ブラウザをプライベートウィンドウで開くことで、SpotifyのWeb Playerの問題が解決する可能性があります。ブラウザをプライベートウィンドウで開くには、以下の手順で操作します。

  • Chromeの場合:
    右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「シークレットウィンドウを開く」を選択します。
  • Firefoxの場合:
    右上の「メニュー(3本線アイコン)」をクリックし、「新規プライベートウィンドウ」を選択します。
  • Edgeの場合:
    右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「新しいInPrivateウィンドウ」を選択します。
  • Safariの場合:
    上部メニューの「ファイル」→「新規プライベートウィンドウ」を選択します。

ブラウザをプライベートウィンドウで開けたら、SpotifyのWeb Playerのページにアクセスして音楽が正常に再生できるようになったか確認してください。

対処3: ブラウザを再起動する

ブラウザに一時的な不具合が発生していることが原因で、SpotifyのWeb Playerが正常に再生できないケースが考えられます。

そのため、ブラウザを一度終了してから再起動することで、問題が解決する可能性があります。

ブラウザを再起動できたら、再度SpotifyのWeb Playerを開いて音楽が再生できるようになったか確認してください。ブラウザを再起動しても問題が解決しない場合は、次の対処に進んでください。

対処4: インターネット接続を確認する

PCのインターネット接続に問題が起きていることが原因で、ブラウザでSpotifyのWeb Playerが再生できないケースが考えられます。

そのため、PCが確実にインターネットに接続できていることを確認してください。インターネット接続を確認するには、ブラウザでウェブサイトが表示されるかで判断できます。

PCのインターネット接続に問題が起きている場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 方法1: Wi-Fiを再度オンにする
    • Windowsの場合はタスクバーの右側のWi-Fiアイコン、Macの場合はメニューバー右側のWi-FiアイコンをクリックしてWi-Fiのオン/オフを切り替えれます。
  • 方法2: ルーターを再起動する
    • ルーター背面の電源プラグを抜いて再度接続することで再起動できます。

上記の方法でPCが正常にインターネットに接続できたら、ブラウザでSpotifyのWeb Playerを開いて再生できるようになったか確認してください。

対処5: ブラウザを変更する

使用しているブラウザに不具合があることが原因で、SpotifyのWeb Playerを再生できないケースが考えられます。

そのため、別のブラウザに変更することで問題が解決する可能性があります。Windows標準のEdge、Mac標準のSafari以外のブラウザとしてはGoogleChromeやMozilla Firefoxなどが有名です。

別のブラウザで問題が解決した場合は、使用していたブラウザに何らかの不具合があるか、SpotifyのWeb Playerがブラウザをサポートしていないことが考えられます。特定のブラウザでのみ問題が起きる場合は、続けて次の対処方法を試してみてください。

対処6: ブラウザの一時データを削除する

ブラウザのキャッシュ、Cookie、または閲覧履歴に問題があることが原因で、SpotifyのWeb Playerを再生できないケースが考えられます。

そのため、ブラウザの一時データを削除してリセットすることで、問題が解決する可能性があります。ブラウザの一時データを削除するには、以下の手順で操作してください。

  • Chromeの場合:
    1. 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「その他のツール」→「閲覧履歴を消去」の順にクリックします。
    2. 期間を「全期間」に変更して、「閲覧履歴」、「Cookieと他のサイトデータ」、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。
    3. 「データを削除」をクリックします。

    参考：

    Google Chrome: キャッシュと Cookie の消去

  • Firefoxの場合:
    1. 右上の「メニュー(3本線アイコン)」→「設定(またはオプション)」の順にクリックします。
    2. 左ペインで「プライバシーとセキュリティ」を選択して、「履歴を消去」をクリックします。
    3. 「消去する履歴の期間」を「すべての履歴」に変更して、「表示したページとダウンロードの履歴」、「Cookie」、「キャッシュ」にチェックを入れます。
    4. 「今すぐ消去」をクリックします。

    参考：

    Firefox: Firefox のキャッシュを消去するには

  • Edgeの場合:
    1. 右上の「メニュー(3点アイコン)」→「履歴」→「履歴データをクリア」の順にクリックします。
    2. 時間の範囲を「すべての期間」に変更して、「閲覧履歴」、「ダウンロードの履歴」、「Cookieおよびその他のサイトデータ」、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れます。
    3. 「今すぐクリア」をクリックします。

    参考：

    Microsoft Edge: Microsoft Edge の閲覧履歴を表示または削除する

  • Safariの場合:
    1. 上部メニューの「履歴」→「履歴を消去」を選択します。
    2. 消去の対象を「すべての履歴」に変更して「履歴を消去」をクリックします。

    参考：

    Safari: Safari で Web ページが開かない場合や正常に機能しない場合

ブラウザの一時データを削除できたら、再度SpotifyのWeb Playerにページにアクセスして音楽が再生できるようになったか確認してください。

対処7: ブラウザを最新にアップデートする

使用しているブラウザのバージョンが古く不具合があることが原因で、SpotifyのWeb Playerが再生できないケースが考えられます。

そのため、ブラウザを最新バージョンにアップデートすることで、不具合が改修されて問題が解決する可能性があります。ブラウザを最新バージョンにアップデートするには、以下の手順で操作してください。

  • Edgeの場合:
    「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」→「WindowsUpdate」の順にクリックして、Windows Updateを実行することで最新版に更新できます。
  • Chromeの場合:
    右上の「メニュー(3点アイコン)」→「ヘルプ」→「GoogleChromeについて」を選択すると、アップデートのチェックが実行されます。アップデートがあった場合は「再起動」をクリックします。
  • Firefoxの場合:
    右上の「メニュー(3本線アイコン)」→「Firefoxについて」の順にクリックするとアップデートのチェックが開始します。アップデートがあった場合は、「再起動してFirefoxを更新」をクリックしてください。
  • Safariの場合:
    「Appleマーク」→「システム環境設定」→「ソフトウェアアップデート」の順にクリックして、masOSのソフトウェアアップデートを実行すると最新版に更新されます。

ブラウザを最新バージョンにアップデートできたら、ブラウザを再起動してSpotifyのWeb Playerにアクセスして音楽が再生できるようになったか確認してください。

対処8: 保護されたコンテンツを有効にする

ブラウザの保護されたコンテンツの再生設定に制限があることが原因で、SpotifyのWeb Playerが再生できないケースが考えられます。

そのため、ブラウザの保護されたコンテンツの再生設定を有効にすることで、問題が解決する可能性があります。ブラウザの保護されたコンテンツの再生を有効にするには、以下の手順で操作してください。

  • Google Chromeの場合:
    1. ブラウザウィンドウ右上のメニューボタン（「…」アイコン）をクリックし、「設定」を開きます。
    2. 「プライバシーとセキュリティ」グループの中にある「サイトの設定」をクリックします。
      • 項目の位置はアップデートにより変わることがあります
    3. 「保護されたコンテンツ」をクリックします。
    4. 「保護されたコンテンツの再生をサイトに許可する（推奨）」の右にあるスイッチがオンになっていれば問題ありません。もしそうでない場合は画面に「ブロック」と表示されているはずですので、「ブロック」の右にあるスイッチをオンに切り替えてください。
  • Firefoxの場合:
    1. ブラウザウィンドウ右上にあるメニューボタンをクリックし、「アドオン」を選択します。
    2. 左のリストより、「プラグイン」を選択します。
    3. 画面中央のプラグインリストから「Widevine Content Decryption Module」の項目を探します。そして項目右上にあるメニューボタン（「…」ボタン）をクリックし、「常に有効化」に設定します。
    4. 続いてオプション画面を開きます。右上のメニューボタンをクリックし、「オプション」を選択してください。
    5. 「一般」設定の中から「DRM 制御のコンテンツを再生」の設定項目を探し、チェックを入れます。
  • Microsoft Edgeの場合:
    1. ブラウザウィンドウ右上のメニューボタンをクリックします。
    2. 「設定」をクリックします。
    3. 設定メニューが開いたら、左側に並ぶアイコンから「プライバシーとセキュリティ」を選んで開きます。
    4. 「メディアライセンス」の下にある「サイトがデバイスに保護されたメディアライセンスを保存できるようにする」のスイッチをオンにします。

ブラウザの保護されたコンテンツの再生を有効にできたら、SpotifyのWeb Playerが再生できるようになったか確認してください。

対処9: DNSキャッシュをリセットする

ブラウザのDNSキャッシュに問題があることが原因で、SpotifyのWeb Playerが再生できないケースが考えられます。

そのため、ブラウザのDNSキャッシュをリセットすることで、問題が解決する可能性があります。ブラウザのDNSキャッシュをリセットするには、以下の手順で操作します。

  • Windowsの場合:
    1. 「Windowsマーク」を右クリックして「ターミナル(管理者)」を選択します。
      • Windows10の場合は「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
    2. 以下のコマンドを一行ごとに入力して順にEnterキーで実行します。
      ipconfig /flushdns
ipconfig /registerdns
ipconfig /renew
ipconfig /release
    3. コマンドが実行できたらターミナルを閉じます。
  • Macの場合:
    1. Finderで「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダを開きます。
    2. 「ターミナル」をダブルクリックして起動します。
    3. 以下のコマンドを入力してEnterキーを実行します。
      sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
    4. コマンドが実行できたらターミナルを閉じます。

ブラウザのDNSキャッシュをリセットできたら、SpotifyのWeb Playerに再度アクセスして音楽が正常に再生できるようになったか確認してください。

対処10: 広告ブロックを無効にする

ブラウザにインストールしている広告ブロックの拡張機能が原因で、SpotifyのWeb Playerが再生できないケースが考えられます。

そのため、ブラウザの広告ブロックを無効にすることで問題が解決する可能性があります。広告ブロックの拡張機能を無効にするには、以下の手順で操作してください。

  • Chromeの場合:
    1. 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「その他のツール」→「拡張機能」を選びます。
    2. 拡張機能の一覧が表示されたら、「広告ブロックの拡張機能」の右下にあるスイッチをクリックして「オフ」に切り替えます。
  • Firefoxの場合:
    1. 右上の「メニュー(3本線アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
    2. 拡張機能の一覧が表示されます。「広告ブロックの拡張機能」のスイッチを「オフ」に変更します。
  • Edgeの場合:
    1. 右上の「メニュー(3点アイコン)」をクリックし、「拡張機能」を選択します。
    2. 拡張機能の一覧で、「広告ブロックの拡張機能」のスイッチを「オフ」に変更します。

ブラウザの設定で広告ブロックの拡張機能を無効にできたら、SpotifyのWeb Playerが正常に再生できるようになったか確認してください。

対処11: VPN接続を切断する

PCがVPNに接続していることが原因で、SpotifyのWeb Playerで音楽が正常に再生できないケースが考えられます。

そのため、PCがVPNに接続している場合は切断することで問題が解決する可能性があります。VPNを切断するには、以下の手順で操作します。

  • Windowsの場合:
    1. 「Windowsマーク」を右クリックして「設定」を選択します。
    2. 「ネットワークとインターネット」を選択します。
    3. 「VPN」を選択します。
    4. 右ペインの「接続中のVPN」を選択して「切断」をクリックします。
  • Macの場合:
    1. 「Appleマーク」→「システム環境設定」の順にクリックします。
    2. 「ネットワーク」をクリックして開きます。
    3. ネットワークの一覧から「接続中のVPN」を選択して「接続解除」をクリックします。

VPNを切断できたら、SpotifyのWeb Playerに再度アクセスして正常に再生できるようになったか確認してください。

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