重いBluestacksを高速化するためのCPU・エンジン等の設定と対処

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BlueStacksは、WindowsパソコンとMacで使えるAndroidエミュレーターアプリです。安定していて動作も軽く、たくさんのAndroidアプリが快適に使えるということで評価の高いエミュレーターです。

しかし、なぜか自分の環境では異常に重くなる……と、困っている人も少なくないようです。

今回は、Bluestacksが重い時に高速化するための設定や対処について紹介します。

対処1: VTを有効にする

Virtualization Technology(仮想化支援機能)という機能を有効にすることでBlueStacks上の一部の処理を高速化することができます。

Windowsの場合

Windowsの場合は、VTの設定を変更する前に、まず今使用しているパソコンでVTが利用できるかどうかを確認します。

調べる方法はいくつかありますが、VirtualCheckerなどのフリーソフトを使うと簡単です。

上記リンク先のVirtualCheckerを使って調べる場合は、次の手順で操作します。

  1. リンク先のダウンロードボタンをクリックしてソフトをダウンロードします。ファイルは圧縮されているので、ダウンロードが完了したらzipファイルを展開します。
  2. ファイルの中にあるVirtualChecker.exeを起動します。
  3. CPUの各種情報が表示されます。左上の「VIRTUALIZATION INTEL VT-X/AMD-V」の項目を確認しましょう。それ以外の項目は今回は関係ありません。
    • 「Enabled(有効)」と表示されている場合はすでにVTが有効化されています。そのためVTの設定を変更する必要はありません。有効になっているにもかかわらず、まだBlueStacksが重い場合は対処②以降の方法を試してみてください。
    • 「Supported(利用可能)」と表示されている場合はVTが有効になっていません。この後の手順に進んでVTの有効化を行ってください。
    • 「Unsupported(利用不可)」と表示されている場合、お使いのパソコンではVTを有効にすることはできません。対処②以降の方法を試してください。

PCのVTを有効化手順

WindowsでVTを有効にするには、BIOS上で設定を行います。

なお、BIOSの操作方法や表示はパソコンのメーカーやマザーボードにより異なります。必ずパソコン本体やマザーボードのマニュアルを参照しながら操作してください。

  1. BIOSを起動します。パソコンの電源を入れ、メーカーロゴが表示されたら「F2」「F10」「Esc」のいずれかのキーを連打します。
  2. BIOS画面が表示されたら、矢印キーを使って「Advanced(詳細)」「System Configuration(システム構成)」などのタブを調べます。
  3. 「Virtualization Technology(バーチャライゼーション)」「Intel Vt-x」「AMD-V」などの項目がVT機能です。この項目を「Enabled(有効)」に切り替えます。
  4. F10キーを押して設定を保存し、パソコンを再起動します。

Macの場合

Macの場合は最新のOSにアップデートすることでVTが有効化されます。

ただし一部の古いモデルではVTが利用できないこともあるのでご注意ください。

対処2: BlueStacksのCPU・メモリー設定を変更する

BlueStacks上で各種設定を変更することで改善できる場合があります。BlueStacksのメインウィンドウ右上にある歯車アイコン(環境設定)をクリックし、次の設定を変更してみてください。

  • ディスプレイ:「解像度」と「DPI」の設定を数値の低いものに変更します。
  • エンジン:「グラフィックモードを選択」にて、「DirectX」に切り替えます(環境によってはOpenGLの方が快適に動作することもあります)。
  • エンジン:「CPUコア数」「メモリー」の数値を変更します。
    • パソコン本体の性能が高い場合や、ゲームなど処理の重いアプリを動かす場合は、両方の数値を上げてください。
    • 逆にあまり性能の高くないパソコンを使っている場合など、パソコンやBlueStacks全体の動作が重い場合は両方の数値を下げてください。ただし過剰に下げすぎると逆に動作が遅くなることがあります。
  • エンジン:「フレームレート」の数値を下げます。下げすぎると画面がなめらかに表示されなくなるので、最低でも15fps以上に設定します。

対処3: OSとグラフィックドライバーをアップデートする

必ずOS(Windows/MacOS)を最新のものに更新します。

グラフィックドライバーの更新手順については次のリンク先を参考に、「ディスプレイアダプター」ツリー下にあるドライバーを更新してください。なおMacではMacOS更新時にグラフィックドライバーも同時に更新されます。

また、BlueStacksのバージョンが最新でない場合は歯車アイコン(環境設定)→アップデートからアップデートを行ってください。

対処4: ウイルス対策ソフトを停止させる

ウイルス対策ソフトの影響を受けてBlueStacksの動作が遅くなることがあります。ウイルス対策ソフトの動作を一時的に停止させて問題が改善するか試してみてください。

また、Avastなどにある「ハードウェアによる仮想化支援機能」を無効にすることでもBlueStacksの動作が向上することがあります。

ウイルス対策ソフトの各種設定も確認してみてください。

対処5: Hyper-Vを無効化する(Windows)

Hyper-V, VirtualBox, VMWareなど、BlueStacks以外の仮想化システム・ソフトが起動しているとBlueStacksの動作が遅くなることがあります。

もしそのようなソフト・アプリケーションが起動している場合は動作を停止させてください。また、Hyper-Vは次の手順で無効化できます。

  1. コントロールパネルを開きます。
  2. 「プログラムと機能」を開きます。
  3. 左のサイドリストにある「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。
  4. Windowsの機能リストが表示されます。一覧から「Hyper-V」または「Windowsハイパーバイザープラットフォーム」という名前の項目を探し、チェックが入っていれば外します。

その他の対処法

  • BlueStacksとパソコンを再起動してみてください。
  • 必要のないアプリやブラウザを停止してみてください。
  • 一部のAndroidアプリはBlueStacks上で正常に動作しない、異常に重いなどの問題が発生することがあります。
  • BlueStacksはエミュレーターアプリという特性上、他の一般的なアプリよりも動作が重くなりやすい傾向があります。そのためパソコンの性能によっては満足に動作させることができない場合があります。

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