
機種・キャリアを問わず、スマートフォンに初期搭載されているSMS。簡易的なメッセージのやりとりにはうってつけのサービスですよね。
近年ではLINEなどのアプリも流行していますが、それでも多くのユーザーから使用され続けています。
そんなSMSですが、時たま「メッセージを受信できない!」というお困りの声が挙がることも…。
そこで、今回の記事では、スマホで「SMSを受信できない」場合の対処法をまとめてみました。
スポンサーリンク
「SMS拒否設定」が設定されていないか確認する
現状、ほぼすべてのスマートフォンに「SMS拒否設定」という機能がキャリア側と端末側に搭載されています。
SMS拒否設定は、その名の通り、SMSを利用して送られてきたメッセージを届かないようにするサービス。
「迷惑メールがたくさん届く…」というような状況なら便利ですが、そうでないなら話が変わってきます。
このサービスがONになっているかもしれないので、一度確認をしてみましょう。
キャリア側のSMS拒否設定
docomoの場合…
dメニューから「My docomo」を選択し、メール・パスワードなどの設定から「各種設定メニューの一覧」をタップしましょう。
次に「あんしん・安全」の項目にある「SMS拒否設定」を選択。
ネットワーク暗証番号(契約時に決めた4ケタの暗証番号)を入力し「承認する」をタップすることで、設定を確認できます。
Softbankの場合…
My Softbankにアクセス・ログインし「メール設定」をタップしましょう。
次に「メール設定(SMS/MMS)」の「設定する」を選択。「迷惑メールブロックの設定」の「変更する」を押してください。
そして、「個別設定」項目の「個別設定はこちら」をタップすることで、現状の受信拒否設定を確認することが出来ます。
また、こちらの設定は、パソコンのMy Softbankからでも変更が可能です。
auの場合…
auでは、SMSを一括で拒否するサービスは導入されていません。
端末側のSMS拒否設定
iPhoneの場合
iPhoneの場合は、着信拒否設定をすると通話はもちろんですが、SMSの受信も拒否してしまいます。
着信拒否リストに登録されているか確認するには、まず設定アプリから「電話」をタップします。
着信の項目にある「着信拒否設定」をタップすると、着信拒否した相手の一覧が表示されます。
SMSが受信できない相手がいる場合は、右上の編集をタップして着信拒否を解除してください。
Androidの場合
Androidの着信拒否機能は、個別に拒否する機能と一括で拒否する機能があるので、自分のスマホが拒否設定になっていないか確認しましょう。
解除するには、ホーム画面から「電話マーク」をタップします。
右上のメニューボタンから「通話設定」を開きます。
拒否設定の一覧が表示されるので、「指定番号」に相手の番号が入っていないか確認してください。
加えて「電話帳登録外」がオンになっている場合は、オフにしてSMSが受信できないか試してください。
「電話帳登録外」は電話帳に登録されていない全ての番号からの着信・SMSを拒否してしまいます。
また、「非通知」「公衆電話」「通知不可能」の項目は、オフにすると迷惑電話が増えるので基本オンで問題ありません。
iPhone→Androidへ機種変更をしている場合、送信元に連絡を!
SMSの受信側ではなく、送信側の設定に問題がある可能性が考えられます。
例えば、「iPhoneからAndroidへ機種変更をしたのを送信側に伝えていない」という場合。
iPhoneでは、iOS同士で無制限のメッセージやりとりができる「iMessage」というサービスがあり、どちらもiOSと認識した時点でSMSからiMessageサービスに自動移行してくれる機能があります。
写真も送信できるということもあり、とても便利なサービスなのですが1つだけ欠点が。
iPhoneからAndroidに機種変更してしまうとiMessageは使えなくなります。
その状態でも、相手方がiMessageサービスを使用してしまい、永久にメッセージが届かない…という状況に陥ってしまうことがあるのです。
これを引き起こす原因が、「iMessageへの自動移行」機能。相手方にこの機能を切ってもらうよう頼んでみるのも手かもしれません。
iMessageの解除方法…
自動移行を解除するには、「設定」アプリを開き「メッセージ」を選択。
iMessageの欄をOFFにすることで、SMSを利用したやり取りが可能となります。
スポンサーリンク